カナダ、モントリオールのデスメタルバンドによる7thアルバム。
前作「The Unspoken King」はクリーンボイスを取り入れ賛否両論だった（というかかなり否寄りな意見が多かった）。
うって変わって今作ではすがすがしいほどのデスメタルを聴かせてくれる。
CRYPTOPSYといえばドラム（フロ･モーニエ）だと思うし実際今までそう聴いていたが、はじめに耳を惹きつけられたのはギターリフだった。
繰り返すテクニカルなギターリフ、変奏される超絶ドラム…は相変わらずだが、リフのかっこよさがものすごい。
サウンド自体もややギターが大きく聴こえる気がするし（もしかしたらヘッドフォン換えたからかもしれないが）、より曲としての完成度が高い印象だ。
アルバムにバンド名を冠するのも納得の出来。
収録時間もボーナストラック抜きで34分ほどとちょうどよく、一気に通して聴ける。
Rating：8.8/10.0
