久しぶりに吹奏楽の演奏会に行ってきました。
東京佼成ウィンドオーケストラ第115回定期演奏会
指揮:ラドミル・エリシュカ
曲目:
序曲「謝肉祭」(A.ドヴォルザーク Arr/H.スルカ)
シンフォニエッタ(L.ヤナーチェク Arr/上埜孝)
交響曲第9番「新世界から」(A.ドヴォルザーク Arr/H.スルカ)
アンコール:のこぎり(ヤナーチェク)
エリシュカさんはチェコ・ドヴォルザーク協会の会長で、ヤナーチェクの孫弟子にあたる方だとか。
なんでも吹奏楽を振るのはこれが「初めて」で「最後」だとか。
これは聞きのがすわけにはいかない。
で、当日券で聴いてきました。
とても良かった。
謝肉祭の冒頭から吹奏楽ということを忘れるシンフォニックな響き。
エリシュカさんの音楽作りは各音符を非常に大切に扱っている印象。
けっこうドヴォルザークの曲って歌いたくなって歌いすぎたり、誇張しすぎたりし勝ちな部分があると思うのだけれど、まっとうに素材の味を活かしていたように思う。
その印象はヤナーチェクや新世界でもかわらず。
特に新世界2楽章は絶品だった。
マイクが沢山たっていたので、これはCD化を期待してしまいますよ。
そして、今度はエリシュカさんをオーケストラで聴いてみたい。