BUMP OF CHICKEN「RAY」

ベスト盤を出したり、ライブDVDを出したり、昔は「やらない」と言っていたことを、あえて実行に移してきたここ数年のBUMP OF CHICKEN
そのバンドの変化にも驚いたが、なにより驚いたのは、「その変化を許せている自分の存在」だった。

反抗の衝動は時間とともに…そして歳を重ねるにつれて薄れ、優しさを強く感じるサウンドになった。
演奏技術も上がり、さらにはストリングスやホーンの導入により、格段にポップソングとしてのクオリティも上がった。

毎日のように聴いていた高校生のころの自分にこれを聴かせても、きっと響かないんだろう。
でも今の僕には調度良い心地よさだ。

それにしても、初音ミクとのコラボ(配信シングル)には驚かされたよ。

Rating:8.6/10.0