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東京佼成ウィンドオーケストラ「新世界の新世界」

去年聴きに行った演奏会のライブ盤がようやく発売。

録音が綺麗に録れているぶん、ややアラが目立つが、そんなことはどうでもよくなるほどの音楽力。
各声部が饒舌に音楽を語り、弦不在による物足りなさはほとんど感じられない。

そして「新世界より」全曲である。
本場の楽譜に本場の指揮者。TKWOもかなり健闘したといえるだろう。

楽曲のツボを知り尽くしたエリシュカによる、誠実な音楽作りが非常に心地よい。
サウンドも非常に綺麗で、特に中低音の豊潤な響きは特筆だろう。
ソリストもさすが。
吹奏楽でオケ編の交響曲なんて…」という向きにも、満足できる一枚に仕上がっているのではなかろうか。

佼成出版社がCDから手を引いてしまったのは残念だが、こういったライブ盤がリリースされるようになったのは喜ばしいことだ。

だが、これだけの演奏会に対し、当日の客の入りはあまりよろしくなかったことを書き添えておきたい。
吹奏楽民は、こういった演奏会にこそ足を運ぶべきだと思う。

あと…さすがにこのCDタイトルはどうにかならなかったのかな…。

試聴は公式HPから。