筋肉少女帯「ロッキンショウJAPANフェス014ライブ盤」

サンフランシスコ
モーレツ ア太郎
ツアーファイナル
ペテン
俺の罪
スラッシュ禅問答(Vo.橘高)
ロシアンルーレットマイライフ
日本印度化計画
ブルドッグ
リテイク
孤島の鬼(サンダーユー)
機械(with妖精帝國)
マタンゴ(1988年の筋肉少女帯)
キノコパワー(1988年の筋肉少女帯)
中2病の神ドロシー(1990年代の筋肉少女帯+三柴理)
イワンのばか

En
電波ブギ(Dr 河塚篤史)
仲直りのテーマ
ドナドナ
釈迦


最高のライブだった!!
いろんな人をゲストに迎えた「ロッキンショウJAPAN」とのことだが、テンポもだれることなく、あっという間の2時間。

前半も良いライブだったが、やはり特筆は「ブルドッグ」以降だろう。


〜日本印度化計画が終わる〜

大槻「次に筋肉少女帯がいつ観れるのか告知します!」
大槻「まあね、筋少の告知なんていつも紙ペラ一枚ですよ。ほんとに…」
〜ここで左右の壁にスクリーンが降りてくる。客席大歓声。〜
大槻「あのね、こういうのは、他のバンドは普通にやってるんですよ!25年やってきてスクリーンでここまで騒がれるバンドって…」

筋肉少女帯、今後の活動予定!!
ババーンとスクリーンに映しだされ、またも大歓声。

その次の瞬間に我々が目にしたのは、ロフトプラスワンブルドッグを踊るメンバー4人の映像だったのだ…。
しかもフルで…。

大槻「いまのは幻想ですよ…ほらあの、STAP筋少。存在しないから…。」


そんなズッコケた流れからリテイクに突入。

そしてフェスっぽい進行がようやく。
内田・三柴・長谷川によるトリオ「THUNDER YOU POISON VIPER」による「孤島の鬼」。
わかっていたが3人共めちゃくちゃうまい。
特に終盤の内田・三柴の高速ユニゾンはカッコ良かった。

筋少メンバーが戻ってきて、さらに妖精帝國をゲストに迎えての「機械」。
ゆいに面倒くさい絡み方をしてグダグダなMCとなるも、その立ち居振る舞いに妖精帝國にも興味が湧いてきた。
機械をカバーしたアルバムは持っているけど、もっと聴きこんでみよう。

そしてそして!
本日の目当てである「1988年の筋肉少女帯」!!
現メンバーははけ、本当に当時のラインナップそのままで「マタンゴ」「キノコパワー」を聴くことができた。
すなわち
Vo.大槻ケンヂ
Gt.横関敦
Ba.内田雄一郎
Pf.三柴江戸蔵(三柴理
Dr.太田明
である。

マタンゴは機材トラブルで一度中断したが、太田のツーバスも健在で、非常にかっこよかった。
で、「キノコパワー」だ。
あの伝説のギターとピアノによるバトルが25年の時を経て、再現された。(武道館でもやったけど。)
エディのソロはアルバム「四半世紀」バージョン。横関さんは半分ほどはシスターストロベリーを踏襲しつつ、インプロヴァイズが多分に入ったフレーズ。
もうこれだけでモトはとれたと思えた。

次は「中2病の神ドロシー」をレコーディングメンバーで。
つまり太田明+現在の筋肉少女帯
歌詞と相まって、25年という時の長さ、彼らの凄さを思い、感動した。

アンコールでは河塚が飛び入りで登場し電波Boogieを披露。
最後は釈迦で〆。

6月に日本青年館でのライブも告知されたし、秋にはアルバムが出るらしい。
今年も彼らから目が離せない。