People In The Box「空から降ってくる vol.7 〜空想する春のマシン〜」

セットリスト

1.ストックホルム
2.時計回りの人々
3.潜水
4.はじまりの国
5.市民
6.金曜日/集中治療室
7.冷血と作法
8.もう大丈夫(新曲)
9.さまよう(新曲)
10.おいでよ(新曲)
11.ブリキの夜明け
12.マルタ
13.気球
14.八月
15.ニムロッド
16.完璧な庭
17.球体
18.鍵盤のない、
19.JFK空港

En
20.ダンス、ダンス、ダンス
21.開拓地
22.旧市街

En2
23.ヨーロッパ

ゲストはなし。3人のみでガッツリ2時間以上。
Vo波多野は今回はギターだけでなくキーボードを使用。

ピアノの音色に、いつものギターにかませるようなエフェクトをかけて、ノイズを作り上げていく。
ツアーファイナルということで、バンドのアンサンブルも良好。
キレッキレの演奏、でも自然体という最高の音楽だった。

今回は特にドラム山口の音がよく聴こえた印象。
より迷いのないドラミングになったと思う。強力。

ベース福井も絶好調で、ストックホルムの「ヨハネもルカもマタイも…」の部分でのアレンジはゾクっとした。

新曲も3曲披露。
中でも「おいでよ」はいわば3人ボーカルのような曲で、同じフレーズの歌いあい。
展開が読めない感じとか、最近はあまりなかった方向の曲だ。リリースが待ち遠しい。

「八月」の終わらないアウトロの部分はツアーを経て進化。
どんどん早くなったり、違うグルーヴにしてみたり。
やりながら打ち合わせをする様は仲の良さを思わせてほっこり。

ついに生で聴けた「JFK空港」。
この曲はピープルの中でも屈指の名曲だと思っている。
「見て 晴れた空から降ってくる」の部分では泣きそうになった。

ダブルアンコール後にニューアルバム、そしてシングルの同時発売が発表(8/6とのこと)。
さらにシングルはアニメ「トーキョーグール」のED曲とのこと。

テレビからピープルが流れるなんて、胸が熱くなるな!!