アーバンギャルド「鬱くしい国」

自称「トラウマテクノポップ」のアーバンギャルド
男女ツインボーカルにより歌われるキャッチーなメロディにノれるテンポ、そしてこじらせにこじらせた歌詞の世界観という、なんとも一筋縄では行かないバンドだ。

今まで聴いたことがなかったのだが、今回手にとったきっかけは大槻ケンヂのゲスト参加。
1曲目「ワンピース心中」にはじまり、乱れ飛ぶオマージュと言葉遊びの嵐。
こういった直感的・直線的な遊びはかえって新鮮に聴こえる。

だいたいアルバムタイトルからして「鬱くしい国」だ。
個人的には「さよなら絶望先生」を思い出したが、世の中をネタにしていく方向性はなるほど近いところがあるのかもしれない。

そして「戦争を知らない子供たち」である。
オーケン筋肉少女帯よりオーケンしている。
語りはキレッキレで、90年代のオーケンを彷彿とさせる。

全体的に聴きやすくていいアルバムだ。
6月28日にはcali≠gariとの対バンがあるらしい。