DRAGONFORCE「Maximum Overload」

前作「The Power Within」から一つ上のステージに上がった感があるドラゴンフォース
Voがマーク・ハドソンに交代してから2枚目のアルバムが発売された。

前作はそれまでの「9割がとにかく速くてギターがピロピロしている」という作風と決別したアルバムだった。
上記の作風も決して嫌いではないのだが、さすがにフルアルバム1枚分まるまるというのはあまりにも…と思っていたので、この変化は個人的に歓迎できるものだった。

今作はその流れを受け、さらに楽曲単体の質を上げてきたという印象を受けた。
各楽曲に多彩なフックが配置され、聴いていて飽きるということがない。
また、Voのマークの成長度合いも聴きどころだ。
前作ではまだ初々しいヴォーカルだったのが、見違えるように素晴らしい出来に仕上がっている。

これは名盤が誕生したと言っていいだろう。
もちろんギターの速弾きもたっぷり堪能できる。



追記:

今ライブどんなだろうと思って検索したら…

なにこれうまくなりすぎでしょ…!
別バンドってレベルじゃねーぞ!最高!