Espoir Saxophone Orchestra「第13回定期演奏会」

燃え尽きた。

セットリスト
1.吹奏楽のための第一組曲(G.ホルスト/ミ・べモルSE)
2.ピアノ協奏曲第1番 ト長調(西島尊大/村松和樹)

3.ストロベリー・ノート(中尾敦)
4.Soon(清水大輔
5.ウォルタイム・トラベル(高橋宏樹)

6.交響曲第40番 第1楽章(W.A.モーツァルト/高野猶幸)
7.《ソング・オブ・ウェストサイド》Part1(L.バーンスタイン/柏原卓之)

En
8.トランペット吹きの休日あるいはサクソフォン吹きの休日

個人的にウェストサイドで大ミスをやらかしてしまいましたが、全体的にはそれなりの演奏ができたのではないかと思います。

ホルストでは私は最低音パートを担当。バスサックスが居ない部分の補完をメインに行いました。
楽器の最低音が連続で要求されるため、去年新調した今の楽器でなければ出来なかったでしょう。
この曲は調性がEsなこともあって、一番無理のない音でのハーモニーが組めていたと思います。

西島作品では私は2箇所のソロを担当。
どちらも原曲を聴いた時から好きだった箇所なので、頑張りました。
サクソフォン合奏とピアノ独奏で取り上げると決まってから、団員Mに編曲依頼を出し、西島さんとすり合わせながら楽譜を作成。
ピアノパートは人間には演奏不可能な難易度になってしまったため、ところどころ翻訳が施され、本日の形となりました。
細田さんの素晴らしい演奏もあり、無事に終わって心底ほっとしています。パトラッシュ僕もう疲れたよ。

モーツァルトは高野さんによるこれまた鬼畜難易度の編曲。
モーツァルトに限らず、あの時代の作曲家の作品は全ての声部に等しく価値があるようなオーケストレーションが多いので、今回も低音といえど速く難しいパッセージを演奏しなければなりませんでした。
緊張感のあるいい演奏になったと思います。

ウェストサイドで個人的にトラブル発生。
スーツの裾が楽器にはさまり、うまくキーが動かないという不具合がありました。
原因究明に1楽章をまるまる費やしてしまったため、正直、ちゃんと音が出せたのは「マリア」以降です。
さらに動揺はおさまらず、「チャ・チャ」のどソロで音ミス。
このミスにより逆に冷静になり、それ以降はほぼ予定通りの演奏となりました。
見せ場でしくったのは純粋に悔しいです。

アンコールはイケイケドンドン系。
まさかのアンコールでトリプルコンチェルトスタイルはこれまたエスポ史上初。
お客様も含めて誰もが知っている曲なこともあり、大盛り上がりのうちに終演となりました。

個人的に反省も多く、特に運営面ではやらかした感満載の今年度でしたが、演奏自体は全体として見ればそこそこよいクオリティにはなったのかなと思っています。
とりあえず、私はこれで、一休み。