日本耽美革命

TSUTAYA O-WESTで開催された日本耽美革命に行ってきました。
セットリストはネットで探したもの。

セットリスト

■femme fatale
1.Chariots
2.眩く太陽
3.Grim Reaper
4.SALOME
5.JUDGEMENT

■venomstrip
1.パピリオと虹
2.雨よ
3.marginal snow
4.Growing Wonderland
5.Butterfly

■凛
1.Metamorphose
2.Monochrome -vanished ray-
3.Nightmarish...
4.Sacred Xanadu
5.Schwarz Vrain

■MU
1.GODCHILD
2.MOTHER
3.緋き竜の騎士の物語
4.CARNAVAL
5.ENCOUNTER⇔INFINITY

■Jupiter
1.ARCADIA
2.LAST MOMENT
3.Darkness
4.The Birth of Venus
5.Symmetry Breaking

■KAMIJO
1.Vive le Roi
2.SYMPHONY OF THE VAMPIRE(全曲)
3.片手に夢を持つ少女

いやー面白かったです。

□femme fatale
ゴシック系。
とにかくVoの所作が徹底して優雅で好感を持ちました。
これぞ耽美というステージング、ライブで初っ端からいいものを見せてもらいました。

□venomstrip
正統派ロックと思いきや、かなりプログレッシブ成分多め。
特にリズム面での遊びが面白く、ドラムがめちゃくちゃカッコ良かったです。
リズム面ではポートノイを思い出したし、落ち着いたパワフルなドラミングからはトーマス・ラングを想起しました。

□凛
V系」のイメージそのままのバンドでした。
激しい曲、Vo先導での振り付けなど。シャウトがいい感じでしたね。

□MU
ムー帝国」をコンセプトにしたというバンド。
奇抜な登場とそのコンセプトからネタバンドと思いきや演奏力は高く、MCも丁寧で好印象。
民族的メロディやアレンジは面白いので、今後に期待できそうです。

□Jupiter
Versaillesの楽器隊とVoのZINにより結成されたメタルバンド。
彼らの演奏力の高さは知っていたので、期待していましたが、思いのほか爆音で、細部が聴き取れませんでした。
後ろの方にいたのにそのような状態だったので、次回彼らのライブを観ることがあったら耳栓を用意していったほうがいいかもなと思いました。
ZINも堂々としたステージングで、来月リリースのアルバムにも期待が持てそうです。

□KAMIJO
本日の目当て。
30分の大曲「SYMPHONY OF THE VAMPIRE」の全曲演奏は圧倒的でした。
メンバーはギターがMekuとMUのDAISHI。特にMekuさんは初めて知りましたが物凄いギタリストでした。
とにかく正確・超絶でイッパツでファンになりました。音の分離もよく、アルバムで聴いていたのと同じような感覚でソロに聴き入りました。
ベースはIKUO!彼のベースプレイは大好きなので、まさか生で観ることができようとは!その技巧もさることながら、魅せることに長けたステージングにも感動しました。
ドラムはvenomstripの山崎慶。venomstripの時にもこの人メタル好きだろうと思ってましたが、存分にツーバス踏みまくりの超パワフルドラムでした。
KAMIJOのヴォーカルも感情がこもった演奏で、楽曲のストーリーを忠実に再現できていました。
特に第3楽章「Royal Tercet」の最後や、終楽章「Throne」での盛り上がりはもう感涙モノ。行ってよかった。
「本当はこの曲だけの予定だったけど、もう1曲、みんなが笑顔になれる曲を」とアンコール代わりに片手に夢を持つ少女を演奏してライブは終了。

6バンドと長丁場で若干疲れましたが、全体的に楽しめたよいイベントだったと思います。