アーバンギャルド「春を売れ!SPRING SALE TOUR @新横浜NEW SIDE BEACH!!」

アーバンギャルドのツアー初日に行ってきました。
カリガリとの対バンで観てから注目していたバンドで、やっとワンマンで観ることができました。

会場限定CDの「少女KAITAI」がこの初日から発売となり、私はこのCD付きチケットでの参加。
Keyに新メンバーおおくぼけいを加えた4人体制で、このCDには各メンバー作曲による4曲+αが収録。
セットリストもこの曲達を要所に配置した構成となっていました。

MCは少なめ(といいつつ、しゃべるところでは筋肉少女帯ばりにガッツリしゃべる)で、曲を畳み掛けていくような進行にも好印象。
スカート革命、ベビーブーム、ももいろクロニクル、都市夫は死ぬことにしたなどのおそらく定番曲から、去年のアルバム「鬱くしい国」の楽曲、ワンピース心中、自撮入門、さくらメメントなども演奏。特にさくらメメントは大好きな曲なので、また聴けて嬉しかったです。

しかし新曲4曲が特に良かったですね。
今までの代表曲の流れを汲むような浜崎の「コインロッカーベイビーズ」はメロディが印象的。
明らかに自主制作でないと不可能であったであろう完全アウト歌詞の松永「原爆の恋」は強力。
作曲者のおおくぼがショルキーで暴れまわる(そしてあまり弾かない)ファンクラブソング。
初披露なのにコール・アンド・レスポンスが完璧に決まった瀬々の「いちご売れ」。
特にいちご売れでの盛り上がりは尋常ではない程でした。定番曲になっていくことでしょう。

MCもほんわかしつつ大爆笑を誘うもので、演奏と合わせてバンドの状態の良さを思わせる内容でした。

アンコールでラストは「都会のアリス」。
やはりこの曲はキラーチューンですね。最高でした。
また来たいな、と思えるいいライブでした。