フィンランドのメロデスバンド、チルドレン・オブ・ボドムの8thアルバム。
ギターヴォーカルのアレキシ・ライホによるテクニカルなギターがウリの一つですが、
今作ではギターソロはやや減少しています。
しかし楽曲の引き締まり具合は近作の中でも最高だと思います。
リフの一つ一つがかっこよく、切れ味がすごい。
特に冒頭を飾る「IHurt」は強力で、ギターソロに頼らない強靭なサウンドを感じました。
タイトルトラックでもある「I Worship Chaos」や「Morrigan」なども過去の名曲に負けないキラーチューンだと思います。
メイキングDVDではメンバーは「黄色いジャケットの名盤なんて、プライマスくらいしか思いつかなかった」と語っていますが、
充分名盤の域に達するアルバムといえるのではないでしょうか。
少なくとも私には前作の数倍はグッときました。
↓参考:プライマス。変態的なベースとフリーダムなギターが癖になりますよ。