KAMIJO「20TH ANNIVERSARY BEST GRAND FINALE @Zepp DiverCity Tokyo」

■セットリスト

・KAMIJO
01.SYMPHONY OF THE VAMPIRE

・New Sodmy
02.Phantom
03.Audrey
04.Cat Walk

・KAMIJO
05.バスティーユ
06.サンクチュアリ
07.闇夜のライオン
08.Romantique

LAREINE
09.Lillie Charlotte
10.フィエルテの海と共に消ゆ
11.fiancailles
12.Metamorphose
13.再会の花「希望」

・KAMIJO
14.God Palace(MASASHI,YUKI)
15.Acendead Master(MASASHI,YUKI)
16.Aristocrat's Symphony(HIZAKI,TERU)

Versailles
17.The Revenant Choir

・KAMIJO
18.この世で一番美しい薔薇よ
19.Royal Blood

KAMIJOが今までに活動してきた3つのバンド、そしてソロ活動を総括するようなライブでした。
なんと各バンドメンバーもほぼ全員参加!という豪華っぷり。

KAMIJOの紡ぐヴァンパイアの物語にそってストーリーが構築され、バンド形態が変わるたびにスクリーンに映像が映しだされ、その間にメンバーの入れ替えとKAMIJOのお色直しが行われました。

まずライブの冒頭を飾ったのはいきなり30分の大作「SYMPHONY OF THE VAMPIRE」!
これは去年の年末にも全曲演奏を聴いたのですが、この日の演奏も気合が入っており、素晴らしいの一言。
バックスクリーンにはPVが映しだされ、シアトリカルな演出で一気に世界に惹きこまれました。

次はNew Sodmy。
一転して落ち着いた衣装に身を包み、アダルトな雰囲気を醸し出していました。
そしてバスティーユ襲撃を軸にしたKAMIJOソロの次はLAREINE

本人たちも「このメンバーでもう一度ステージに立てるとは思わなかった」と語る通り、奇跡の再集結という感が強いパートでしたが、演奏も素晴らしく、特にKAMIJOの若干泣きながらの歌唱は胸に響きました。

そしてまたソロパート…と思いきや、Versailles時代の曲の中でも大曲のひとつ、「God Palace」の中間部でリズム隊がVersaillesメンバーに交代!
じわじわと期待感をあおったかと思えばAcendead Master後に二人は退場し、入れ替わりでHIZAKIとTERUが登場。

Versaillesの復活の儀式がとり行われ、2016年8月7日に舞浜アンフィシアターで完全復活ライブを行う旨が告知されて盛り上がりも最高潮に達したところで代表曲の「The Revenant Choir」!
Versaillesは比較的初期から応援していたのですが、実際にライブを見たことはなかったので感無量でした。

最後にまたKAMIJOソロに戻り2曲を披露。
Royal Bloodでは会場の合唱に呼応するようにそれまでの出演者が全員ステージに。

この長い(実に3時間半!)ライブを噛みしめるように全員の挨拶が行われ、終演となりました。
まさに特別な一夜と呼ぶに相応しい、いつまでも覚えていたいライブでした。