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人間椅子「怪談 そして死とエロス」

去年は筋肉少女帯人間椅子でも面白い楽曲を届けてくれた人間椅子
今回のアルバムも非常に充実した内容となっています。

スローなテンポの曲はなく、終始攻めの楽曲が並び、演奏のメタル度もかなり高め。
ダース・ベイダー風なリフがくせになる「恐怖の大王」で幕を開け、耳なし芳一や雪女など、怪談を題材とした楽曲が展開されていきます。

今回、特に耳をひいたのはギターソロによる表現の豊かさ。
今までも擬音のような奏法を得意としていた和嶋ですが、ソロでの取り入れ方が絶妙。

「狼の黄昏」で狼の鳴き声のような音色を奏でたかと思えば、「雪女」では高笑いを模してみたり、「地獄の球宴」ではかっとばせーと歌わせてみたり。
とにかく聴いていて飽きるということがありません。

これはここ数作の中でもとくに素晴らしい出来だと思います。
最後の「マダム・エドワルダ」も圧倒的。