30週年での一連の活動を終えた聖飢魔IIから、なんと新曲が届いた。
今回の小教典は、当初の30週年の活動の予定には含まれていなかったものだそうで、
それならばと作品に寄り添った作品を作ることにしたのだそうだ。
「荒涼たる新世界」と「PLANET/THE HELL」はどちらもアニメ「テラフォーマーズ」のタイアップ。
そして、作曲は聖飢魔IIの創始者であるダミアン浜田陛下だ!!
ダミアン陛下は2014年末から2015年にかけてtwitterでも活動しており、
そちらで初期聖飢魔IIの様子を知ることができたことも信者としては嬉しかった。
↓陛下のありがたいお言葉
諸君!年齢・性別に関係なく、生きていれば面倒な事や大変な事も多々あるだろう。「試練は充実度を向上させる」果敢に挑み続けることが何より大事だ!「人生の充実度、常に現在がピーク」という生き方が最も理想的であると私は信じる。
— ダミアン浜田 (@Damian_Hamada) 2015年2月1日
諸君の人生が素晴らしいものとなるように魔界から念じておるぞ。
肝心の曲だが、様式美ヘヴィメタルをこよなく愛す陛下ならではのメタルに仕上がっている!
「荒涼たる新世界」はアップテンポで、跳躍の大きい歌メロが難解でありつつも強烈な印象を残す。
デーモン閣下の歌唱も10万50歳過ぎを感じさせない凄まじさで、ラストのシャウトなどは感涙ものである。
テラフォーマーズの「人間」側の曲となっており、勇壮さと闘いへの覚悟を感じさせる曲だ。
「PLANET/THE HELL」はテラフォーマー側の曲。
ミドルテンポではあるもののヘヴィ度はこちらのほうが上。
より悪魔的な楽曲となっており、中間部での荒れ狂うギターソロも聴きどころである。
なんといってもラストのコーラス!これは相当加工されているが、紛れも無いダミアン陛下のお声である!
これがミサで披露されないというのは勿体なさすぎると思うので、何らかの形で披露していただきたいところだ。
なお、同日に再集結黒ミサ第1弾「全席死刑」の東京公演を収録した教典も発売となっている。
これは私も参拝できたミサであり、感慨もひとしお!
「BREAKDOWN INNOCENCE」の冒頭のシャウトは「まだここまで出るんだ!」と興奮したものだ。
これはしばらくは聖飢魔IIばかり聴くことになりそう。