けものフレンズ「もりのおんがくかい」

アニメ「けものフレンズ」のオーケストラコンサートの昼公演を聴いてきました。

演奏は東京フィルハーモニー交響楽団、指揮者は竹本泰蔵さん。

 

◇セットリスト

01.けものパレード

02.メドレーⅠ

 風を感じて

 てんやわんや

 ほがらかな2匹

 かわいい2匹

03.メドレーⅡ

 凪

 水辺のやすらぎ

 洞窟の奥

 スコールが来た!

04.メドレーⅢ

 ジャングルの中で

 とぼけた仲間達

 楽しい仲間達

 動物紹介

 けもの達のいきづかい

05.メドレーⅣ

 サンドスター

 ようこそジャパリパークへ

06.セルリアン

07.メドレーⅥ

 一筋縄ではいかないミーティング

 さわがしい2匹

08.メドレーⅦ

 けもの達の哀しみ

 お家ができた!

 ほっこり温泉

 けもの達のクッキング

09.メドレーⅧ

 自然の中で

 不安な瞬間

 けものおばけ

10.けもの達のたたかい

11.メドレーⅩ

 強大な敵

 フィナーレ

12.メドレーⅪ

 ようこそジャパリパークへ

 大空ドリーマー

 ホップステップフレンズ

 ぼくのフレンズ

En.

13.ようこそジャパリパークへ

 

とても楽しいコンサートでした。

もともとサウンドトラックがとても印象的なアニメだったこともあり、BGM単体で聴いても面白かったです。

大きく分けて主題歌などのポップス楽曲とサウンドトラックの器楽曲の2種類がありましたが、サウンドトラック系楽曲が特にすばらしく、オリジナルの印象を大切にしつつ効果音等を特殊奏法で表現したりと工夫が光っていました。

東京フィルの演奏も綺麗で、特に木管楽器をはじめとした独奏のすばらしさが印象的でした。

 

「ほがらかな2匹」のようなスチールドラム風の音色でメロディが奏でられる楽曲は鍵盤楽器やピアノを組み合わせて音色を再現していました。

「とぼけた仲間達」や「楽しい仲間達」の変な効果音もポルタメント等で再現されていて面白く聴きました。

また、サバンナ風な楽曲ではラテンパーカッションが活躍していました。

「洞窟の奥」の最初のメロディをチェロの独奏にしていたのは驚きましたが、とてもよかったです。

 

「けもの達のたたかい」では三味線も参加!ドラムやパーカッションのソロバトルも交えた熱い演奏を聴かせてくれました。ここで会場が一気に沸いたのが印象的でしたね。

「フィナーレ」での高揚感を味わった後は歌もののメドレーで締め。4曲ともかなりアレンジが加えられており、大空ドリーマーのロイヤルのパート(真っ白な大地に足跡を残せ)でのヴァイオリンにはかなりグッときました。ぼくのフレンドはかなりクラシカルにアレンジがされ、ヴァイオリンと木管楽器によるAメロの掛け合いからのサビという構成も綺麗でした。最後はジャパリパークの主題が回帰して終了。

 

アンコールは三味線を加えた全員でのジャパリパーク

客席に手拍子や合唱をあおり、一体感のあるエンディングでした。

とても楽しかったですし、よい編曲もたくさんあったので、ソフト化も期待したいですね。