オーケストラ・トリプティーク「チャージマン研!ライブシネマコンサート @ 渋谷区立文化総合センター大和田」

だいぶ日があいてしまいましたが、2/17にチャー研のコンサートを観てきました。

 

 

第1部 宮内國郎特集
01.ウルトラQ
02.ウルトラマン
03.怪獣ブースカ
04.とびだせバッチリ
05.宇宙猿人ゴリなのだ
06.スペクトルマン・ゴーゴー
07.ラブラブショー
08.ガス人間第1号より
09.オール怪獣組曲
10.チャージマン研!(feat.ひばり児童合唱団)
11.研とキャロンの歌(feat.ひばり児童合唱団)
12.交響組曲チャージマン研!

 

第2部 ライブシネマコンサート
13.第16話「殺人レコード 恐怖のメロディ
14.第45話「鳩時計が3時を指したら」
15.第31話「危機!爆破一秒前」
16.第35話「頭の中にダイナマイト」

 

アンコール
17.研とキャロンの歌 TV Size(feat.ひばり児童合唱団)
18.チャージマン研! TV Size(feat.ひばり児童合唱団)
19.M4 殺人レコード 恐怖のメロディ

 

第1部は作曲家・宮内國郎の特集。
ウルトラQをはじめとした昭和のテレビを彩った楽曲が並びます。
オーケストレーションやメロディセンスにチャー研に通ずるものを感じつつ楽しく聴きました。

 

オーケストラトリプティークは小さめの編成の管弦楽にギター、ベースを追加したもので、サウンドトラックの雰囲気をそのまま再現していました。

 

BGMの性質上、短い楽曲ばかりなのでガッツリ管弦楽を聴くというよりはなんというか、色んなお菓子をつまんでいるような感覚だったのですが、これだけ分量があるとさすがにお腹いっぱいになりますね。

 

第1部後半では原曲でも歌った「ひばり児童合唱団」の歴史を受け継ぐ、現在の「ひばり児童合唱団」が主題歌を演奏。歌唱のクオリティの高さには感動しました。
また、その後に演奏された交響組曲チャージマン研」では25分にわたって本編で使用されたBGMが全て聴けるという幸福な時間。原曲ではノコギリを使って演奏されたパートは「映像を音に変換する」というヴィデオロンという楽器にて代用されていました。
「殺人レコード」などの印象的な楽曲では観客席から笑い声も聴こえ、非常にシュールな空間が演出されていました。

 

第2部はいよいよライブシネマ。
本編映像を流しつつ、BGMにかぶせて生演奏するという企画です。
これはどうがんばっても文章では伝わらないでしょう。
チャー研のカオスなストーリーに乗っかる本気の演奏のギャップ。
そして客席からの大爆笑。

 

アンコールでは「みんなで主題歌を歌う」という試みもあり、こういった試みは何回も体験していますが、ここまでクオリティの高い観客合唱はなかなかないのでは?というレベルの揃いっぷりでした。

 

 

とても楽しい演奏会でした。
第2回も決まったようですので、なんとか行きたいですね。