cali≠gari「△15th Caliversary 2018 LAST GIGS『オヤスミナサイ----。』 @ ディファ有明」

カリガリの活動休憩前最後のライブに行ってきました。

 

■セットリスト

 

第一部
01.とある仮想と
02.ママが僕をすててパパが僕をおかした日
03.トカゲのロミオ
04.キル
05.キセキニイル
06.君と僕
07.色悪
08.空も笑ってる
09.春の日
10.腐った魚
11.わずらい
12.マグロ
13.トイレでGO!
14.紅麗死異愛羅武勇

 

第二部
15.コバルト
16.マッキーナ
17.ファニソン
18.淫美まるでカオスな
19.アレガ☆パラダイス
20.セックスと嘘
21.ラストダンス

 

En.
22.オヤスミナサイ


仕事終わりに急いで向かったのですが、物販列がかなり並んでおり断念。CDは終演後に購入できたのですが、パンフレットは売り切れていたのでした…。

 

ディファ有明は指定席で、私はかなり前の方の席で楽しむことができました。
幕がかかったまま「とある仮想と」からスタートし、ビームのような照明が幻想的な楽曲の世界を際立たせたかと思うとまさかの「ママが僕をすててパパが僕をおかした日」。第6実験室の中でも人気の高い楽曲ですが、最近はあまり演奏される機会が無かったため嬉しかったですね。


「トカゲのロミオ」「キル」とベースがかっこいい2曲を続けざまに演奏し、これまたレアな「キセキニイル」。FC特典の楽曲で、いい曲なんですが実演を聴けたのははじめてです。

 

じわじわと盛り上げる「色悪」「空も笑ってる」の後は観客を着席させてのアコースティックコーナー。ドラムからカホンに持ち替えての「春の日」や、ギターが心地よい「腐った魚」、Jazz風にアレンジされた「わずらい」と、円熟の演奏を楽しむことができました。この日は全員、演奏の調子がよく、サウンドもいつもより綺麗にまとまっていたように思います。とっ散らかっても楽しさを優先する普段のスタイルも好きですが、このようにキッチリした構成でのカリガリもまたよいものですね。

 

「マグロ」から流れるようなつなぎで「トイレでGO!」を演奏した後は、「紅麗死異愛羅武勇」で一旦メンバーがはけ、第一部終了として休憩タイムに入りました。
休憩ではGt青さんのアナウンス。
「ジユリセンヲ ヨウイシテ フルヘテマテ」

 

その予告の通り、第二部はディスコナンバーで固められていました。もともとこの会場ディファ有明はMZA有明という名でバブリーなディスコだったようで、照明や空気感もバッチリといった感じ。カリガリ自体もニューウェーヴ等を由来とした縦ノリサウンドは得意とするバンドなので、素晴らしい一体感がうまれていました。

 

一気に駆け抜けて本編最後はなんと新曲。「ラストダンス」という意味深な曲名ですが内容は暖かくハッピー。ゆったりと休憩を待とうという気持ちにさせてくれました。

アンコールは「オヤスミナサイ」でさわやかに活動休止に。

 

休憩は少し寂しいですが、各メンバー、ほかのプロジェクトでは活動が入っている模様。休憩とは…?ちゃんと体調にも気を遣ってね…?とは思いますが、休憩期間も含めて楽しみたいと思います。