CRADLE OF FILTH「Cryptoriana World Tour 2018 in Japan @ LIQUIDROOM」

LOUD PARK 2017で強烈なインパクトを受けたCoFを観てきました。

 

□セットリスト
01.Gilded Cunt
02.Beneath The Howling Stars
03.Blackest Magick In Practice
04.Heartbreak And Seance
05.Bathory Aria
06.Dusk And Her Embrace
07.The Death Of Love
08.You Will Know The Lion By His Claw

 

En.
09.The Promise Of Fever
10.Nymphetamine (Fix)
11.Her Ghost In The Fog
12.Born In A Burial Gown
13.From The Cradle To Enslave

 

ツアータイトルは最新作からとられていますが、セットリストは新旧まんべんなく。個人的にはもっと最新作が多くても良かったかと思いました。というかもっともっと聴きたかったです。

 

後半はアンコール扱いではありますが実質2部構成に近い感じで、それぞれの前後にはAve Sataniなど雰囲気を盛り上げるSEが流され、だれることのないあっという間のステージでした。

 

このバンドのウリはやはりVoのダニのホイッスルボイスだと思いますが、この日も絶好調でホイッスルをかましまくってくれ、そのたびに大きな歓声が上がっていました。
音源ではかなりカッチリ演奏するバンドなのかな?と思っていましたが、実際にフル尺で見ると、かなり人間的というか勢い重視な面が多く感じられ、シャウトのロングトーンなどで調整しているような箇所もあったように思います。しかしそれはマイナスではなく、うねりのような邪悪さを醸し出すスパイスとして効いていたように思います。

 

惜しむらくは音響があまりよくなく、ギターやベースの細部が聴こえなかったこと。ドラム、ヴォーカル、コーラスは聴こえたのでしっかり曲は把握できたのですが、ソロパート以外でのバッキングなどが埋もれがちだったのが少し残念でした。

 

CoFはLoud Park以降に聴きはじめたのですが、最新作の中でも好きな曲「Heartbreak And Seance」はテンションが上がりました。「Nymphetamine(Fix)」も美しく印象的。最後に「From the Cradle to Enslave」をやったのもカッコよかったですね。

 

とにかくダニのシャウトがめちゃくちゃかっこよかった一時間半でした。また来日して欲しいし、また絶対に行きたいです。