CDに頼るのを諦めてspotifyにコンニチハした話

高校時代からコツコツとCDを集めてきましたが、そろそろ限界を感じていました。

増え続ける好きなバンド、肥大化する部屋内のCD領域。なんだこれは、CDの部屋に俺が住ませてもらってるんじゃないのか?

 

私の音楽環境はPCではiTunes、外出時はiPod Classicに頼り切っていましたが、iPod Classicがいつ壊れるかに怯えながら暮らしていました。

なんとかしなければ…。

 

きっかけは携帯会社のセールでした。ZTEのM Z-01K(見開き2画面スマホ)が700円弱。2画面スマホ電子書籍ユーザーとしても気になっていたところ。これをサブ機にして音楽再生・ゲーム・電子書籍専用端末に仕立てればよいのでは…?

 

結果としては大成功。この1週間、iPod Classicは一回も起動していません。

ではspotifyに移行した内容と良かった点を書いていきますね。

 

・音楽の移行

spotify+iSyncr+poweramp

 

まず、サブスクリプションに登録されている楽曲群はspotifyに頼ることにしました。幸い通信量はだいぶ余らせるような使い方をしていたので、通信量については心配ありません。私の主食は洋楽メタルなのですが、かなりの数が取り揃えられているのもポイントが高かったです。つい最近悩みに悩んで買ったSoiilworkとか、中古を探しまくって集めたCradle of Filthとかが探したらヒョイっと出てきたのにはショックを感じましたね。

 

それでも、やはりサブスクリプションに登録されていない楽曲はかなり存在します。邦楽に多いのですが、バンプオブチキンカリガリの旧作、インディーズバンドやボーカロイド同人音楽などはどうしてもそうなってしまいます。

 

そこで、サブスクリプション外の音源は今までの資産であるiTunesを活用することにしました。iSyncrというソフトを使用してAndroidiTunesを同期させ、powerampで再生するという作戦です。コピーだけならソフトなどいらないのでは?とも思われますが、i

SyncrはiTunesのプレイリスト単位でファイルを転送することができ、iPodの同期と非常に似た使い心地なんですね。poweramp側もプレイリスト形式を読み込むことができるため、これでほぼiPodと同じ使い勝手を確保することができました。

 

・移行してよかったこと

なんといっても「ちょっと気になる」レベルの楽曲を即時、フルで聴けるというのが非常に大きいです。今のところ特に効果を発揮しているのはライブの予習・復習のときで、メタルバンドAが来日する時にサポートでメタルバンドBが来日する、というような場合。目当てがAだけでBはあまり楽曲を知らない、となった時にサクッと聴いてみることができるのはとても助かります。私はsetlist.fmも併用して直近のライブのセットリストを確認しそのプレイリストを作成することで、当日やりそうな曲を確認するという使い方をしています。さらには終演後にセットリスト通りのプレイリストを作ることで楽曲のおさらいもできますし、本当に便利ですね。

 

また、Shazamとの連携も侮れません。Shazamは道端でかかっている曲をスマホに聞かせることで曲名を教えてくれるアプリですが、spotify連携機能もあるので、タワレコやライブ会場でかかっている曲にビビッときたらその場でShazam検索→spotifyプレイリスト入りのコンボができるんですね。これは強い。いつもだったら帰宅したらビビッとしたことなんて忘れているんですが、この方式なら出かけるたびにプレイリストに曲が増えていきます。

 

友人とのおすすめ交換にも役立ちます。音楽をすすめ合うとき、今まではCDを貸し借りするとか買ってみるとかしか出来なかったんですが、spotifyのおかげで「あとで聞いてみる」という言葉の確実性が増します。おすすめされても借りたCDだと急いで聴いてしまったりとか、そのうち買おうと思っていてもなかなか余裕がとれなくて忘れてしまったりするのですが、もうそんな言い訳は通用しません。その場でプレイリスト登録、あとは聴くだけです。

 

・さようならCD

以上の理由から、私の音楽環境は完全にspotifyとbandcampに移行しそうです。もちろん邦楽中心にCDはまだ買うと思われますが、洋楽はよっぽど物理で手元に置きたいと思わない限り買わない気がしますね…。少しさびしい気もしますが、これも時代の流れでしょう。

 

しかし1点だけ不満が…

洋楽のアーティスト名をカタカナで表示させてくるのだけは見つけづらいから勘弁してほしいですね。。