Watain & Anaal Nathrakh「Japan Tour 2019 @ duo Music Exchange」

Anaal Nathrakhの来日に行ってきました!!
開演時間は17:30。私の終業時間は17:30。
そんなん間に合うわけないだろ!!

 

というわけで会場に着いた頃には2バンド目のエセリアルシンがもうあと数曲という状態。
Yamaさんの渾身のシャウトを聴きつつ、ANに向けて呼吸を整えるなどしました。

 

■Anaal Nathrakh
01.The Road To...
02.Obscene as Cancer
03.Monstrum in Animo
04.Depravity Favours the Bold
05.Hold Your Children Close and Pray for Oblivion
06.Forward!
07.Bellum Omnium Contra Omnes
08.In the Constellation of the Black Widow
09.Forging Towards the Sunset
10.More of Fire Than Blood
11.Between Shit and Piss We Are Born
12.Do Not Speak
13.Idol
14.The Joystream

 

Anaalは初来日のときも見に行ったんですが、とにかく音がぐちゃぐちゃで全然細部が判別できないな…というちょっとした残念な記憶がありました。
が、この日のAnaalはとにかく音がよかった!各パートちゃんと聴こえるのでそこまで聴き込んでない身でも曲がちゃんとわかってとても楽しかったです。

 

新作もとてもよかったので期待していきましたが、期待通りの最高のライブでした。前作の肝だった「Depravity Favours the Bold」もテンションあがりましたし名曲のBlack WidowやSunsetなどもよかった。

 

声もかなり出ていましたが、アクションをつけながら歌うのでマイクが離れると少し聴きとりづらくなる局面もありました。しかしMCのゆるさも含めとても楽しい空間でした。

 

それにしても新作の中でもForward!のインパクトときたら。先行トラックとして発表された当初は少し単調かな?と思っていたのですが、妙に頭にこびりつくんですよね、このリフ。
この曲の前に「次は新作から…」というMCがあったのですが、ものすごい声援にバンド側も心底嬉しそうでした。

 

■Watain
01.Storm of the Antichrist
02.Nuclear Alchemy
03.The Child Must Die
04.Puzzles ov Flesh
05.Furor Diabolicus
06.Sacred Damnation
07.Underneath the Cenotaph
08.Malfeitor
09.Towards the Sanctuary
10.Sworn to the Dark
11.The Return of Darkness and Evil
12.The Serpent's Chalice

 

ゆるいAnaalに比べWatainは儀式という感じ。
あまり予習はせずに臨んだのですが、出音の一発目からわかる演奏力とクオリティにはぶっ飛ばされました。

 

ブラックメタルといいつつスラッシュにも通じそうな攻撃力の高いリフを張り巡らせ疾走するスタイルは見た目より数段とっつきやすく、音の洪水にトリップ感をおぼえました。


このバンドは衣装に動物の血液をしみこませることがあるらしく、この日もそうだったのかは定かではありませんがライブ中はほのかに漂う異臭が会場全体を包んでいました。勘違いかと思ったんですがみんな感じていたようだったので…。

 

ともあれ楽しいライブでした!メタルはやっぱりいいぞ。