cali≠gari「25th Caliversary"1993-2019" TOUR 14 FINAL -I've come a long way since those old days- @ 中野サンプラザ」

カリガリのツアーファイナルに行ってきました!

 

■セットリスト
01.月白
02.動くな!死ね!甦れ!
03.カメラ オブスキュラ
04.ゼロサムゲーム
05.マシンガンララバイ
06.火葬遊戯
07.トカゲのロミオ
08.紅麗死異愛羅武勇
09.-踏-
10.群ら咲き
11.オーバーナイトハイキング
12.春の日
13.天国で待ってる
14.拝啓=BGM
15.ファニソン
16.淫美まるでカオスな
17.飛燕騒曲
18.-187-
19.マッキーナ
20.アレガ☆パラダイス
21.いつか花は咲くだろう

 

En1.
22.深夜、貨物ヤード裏の埠頭からコンビナートを眺めていた
23.死は眠りを散歩する

 

En2.
24.サイレン
25.クソバカゴミゲロ

 

狂信席を買っていたので前方での鑑賞。
まずはライブ初となる「月白」が開演に先立ち演奏され(メンバーが出てくる前に流れた感じでした)、アルバム「14」の曲を軸にライブが展開されていきました。

 

中野の舞台をうまく生かしてステージが立体的に見えるよう工夫されており、綺麗な空間が出来上がっていました。サポートはいつものyukarieさん、秦野さん、白石さん。

 

カメラ オブスキュラは手拍子などが楽しく、ツアーを経てかつてのエロトピアのような立ち位置の曲になりつつあるように感じました。火葬遊戯もどんどん最後の火葬部分の描写性が高まっているように感じます。

 

せっかく椅子があるのだから、と着席させて演奏されたのは春の日。原曲とアコースティック版の中間くらいの新たなアレンジになっていて、とてもよかったです。そしてMVが発表されたばかりの天国で待ってる。これはツアーで聴くうちに化けた曲のひとつですね。

 

ファニソン、淫美といったディスコパートのあとは飛燕騒曲からの-187-。スクリーンにカオスな映像が追加されており、これが非常に良かったです。ここだけ映像で観たいほどのハマりっぷりでした。

 

いつか花は咲くだろうはいつ聞いてもよい曲で、さわやかに本編終了。

 

アンコールでは13と14それぞれの最後を飾る重い曲。カリガリというと飛び道具的な曲をついつい連想しがちですが、こういったサウンドで押すタイプの曲も最近ライブがすごくいいんですよね。

 

告知を挟んで、サイレンからのクソバカで終演となりました。第一印象ではやや地味かと思われた14というアルバムでしたが、ツアーを通じて味わい深く、隅までじっくり堪能することができたと思います。

 

まだまだ楽しませてくれてうれしい限りです。