Cryptopsy「Japan Tour 2019 @ 代官山UNIT」

クリプトプシー来日!
私が初めてハマったデスメタルバンドが来日したので観に行きました!

 

■セットリスト
01.Crown of Horns
02.Detritus (The One They Kept)
03.Slit Your Guts
04.Cold Hate, Warm Blood
05.Two-Pound Torch
06.Graves of the Fathers
07.Fear His Displeasure
08.Benedictine Convulsions
09.Phobophile

 

En.
10.Sire of Sin
11.Orgiastic Disembowelment

 

名盤2ndの曲が多かったですね。
前に演奏したほかのバンドもドラムは相当の激しさだったのですが、フロ・モーニエのドラムでまず感じたのはバスドラムが「敷き詰められている」ということ。連打というよりはカーペットのように常にそこにあるという感じでサウンドを支配しており、5曲目くらいでやっと耳がなじんで聴き分けられるようになってきました。

 

名盤None So Vileの楽曲はやはり盛り上がりもすごく、いきなりCrown of Horns、新曲をはさんでのSlit Your Gutsの流れは圧倒されました。ギター1人の4人編成ですがサウンドの薄さは全くなく、邪悪なリフと流麗なソロが存分に堪能できました。この日は全体を通して音響も結構よかったと思います。各パートしっかり聞こえました。

 

Cold Hate, Warm Bloodはやはり最高。Voのマット・マギャキーは例のクリーンボイス入りアルバムをどうしても思い出しますが、実際見ると様々な声色を使い分け各時代の楽曲を歌いこなしており素晴らしかったです。
特に高音域を使った声はかなり邪悪度が高かったですね。

 

Phobophileはやはり皆思い入れが強いようで、ピアノが聞こえたと同時に大歓声。途中の決めフレーズで早くなるところなど、生演奏で聴くことができて悶絶ものでした。

 

アンコールは2曲でOrgiastic Disembowelmentで締め。やはりテクニカルな部分にばかり目が行きますが、このバンドのすごさはプログレッシブな曲展開とアレンジの幅の広さだなと再認識させられました。これだけ複雑な曲をピタっと合わせながら爆走していくのはもう笑いがでるほどでしたね。

 

11曲たっぷり演奏してくれましたが本音を言えばもっともっと聴きたい!2nd以外の曲も最近の曲ももっと聴きたい!ぜひまた来日してほしいですね。Book Of~の3部作が完結したら来てくれるかな…?

 

 この日の全バンド分のセトリのプレイリストつくりました。

ほんと便利な時代になりましたね…。