OPETH「In Cauda Venenum Tour in Japan 2019 @ ZEPP TOKYO」

OPETHの来日を観てきました。

 

■セットリスト
01.Livets trädgård
02.Svekets prins
03.The Leper Affinity
04.Hjärtat vet vad handen gör
05.Reverie/Harlequin Forest
06.Nepenthe
07.Moon Above, Sun Below
08.Hope Leaves
09.The Lotus Eater
10.Allting tar slut

 

En.
11.Sorceress
12.Deliverance

 

デス色が弱まり、プログレ色が強かった近年のOPETH作品の中でも、最新作はよりダークな世界観を演出し、デスに頼ることないヘヴィさが極まってきていた印象のOPETH。ライブもその最新作からの曲を多めに含みつつ、中期以降のアルバムから1曲ずつ選曲されたセットリストでした。

 

LOUD PARKで見た時も感じましたが、OPETHのライブはどの曲がいいとかではなく最初から最後までずっと心地よいというのが面白いところです。激しいパートや穏やかなパートが楽曲内でも移り変わるのですが、これが潮の満ち引きを観ているような心地よさを演出します。

 

Reverie/Harlequin ForestやDeliveranceの終盤のキメにつぐキメのリズムの連続は特にライブで映えており、Hope Leavesでのしっとりとした空気からの荒々しいThe Lotus Eaterも非常にかっこよかったです。執拗なほどのリフの反復にもかかわらず、飽きさせず楽しませてしまう演奏力と構築力は凄すぎましたね。照明も天井や壁を照らしたり、灯りのように見せてみたりと見せ方も巧みでした。

 

まだまだライブで聴いてみたい曲は沢山あるので、また来日してほしいですね!