XA-VAT「LUST TOUR 2020「VAT-END-乱」 @ harevutai」

XA-VAT観てきました!

 

■セットリスト
01.座-芸夢too無礼
02.VAT-COMMUNICATION
03.VANG! VANG!
04.BLACK RUNWAY OF DEVILS
05.E-Z
06.VAT-DANCE
07.Body To Body
08.EPOC TRACE
09.What You Get
10.Mr.VITAL
11.THE 艶℃ BABY
12.洒落た頭を垂れる髑髏
13.真眼SOUL
14.Mecca
15.NUMANS-Roxette
16.ZEROTICA
17.XA-VEST
18.Nursery Rhymes Baby

 

En.
19.VIDEO GAYTION
20.XANADOoM

 

XA-VATはあまりライブの回数のあるバンドではなく、ワンマンとして観るのははじめて。前回はヘクトウとの対バンでした。

 

各タームで1枚作品を出しては数本ライブをやって退散、という活動スタイルをとっている彼らですが今回は多分3回目のターム(1:艶℃、2:K-I-S、3:芸夢)。曲数がそこまで多くないこともあり、ほぼ全楽曲を網羅したセットリストになっていました。

 

新作「芸夢」の楽曲群はどれもアップテンポで即効性が高く、オープニングから凄い盛り上がり。艶℃からも攻撃力の高い「E-Z」や「VAT-DANCE」の後はSOFT BALLETカバーの「Body to Body」。サビなどにリハモが施されつつも原曲のEBMの香りは継承した素晴らしいカバーでした。K-I-Sからの"シュラシュシュシュ"という歌詞が印象的な「What You Get」。「真眼SOUL」もそうですが、K-I-Sの楽曲群はジワジワ良さが沁みてきますね。

 

「洒落た頭を垂れる髑髏」ではアッパーなドラムが印象的。打ち込みに完全にシンクロしつつ(音色もそれっぽい)人間的なフィルをたたき込む様は非常にかっこよく、ライブならではのパワーが加味されていたように感じました。メロディアスな「Mecca」「NUMANS-Roxette」に続きXA-VATといえばこれ!という「ZEROTICA」でクライマックスへ。Voの石井さんのパフォーマンスも最高でしたがSadieさん、Koziさんのギターとコーラスもとても素敵でしたね。「Nursery Rhymes Baby」で本編終了。

 

アンコールはまずSadieさんとKoziさんが出てきての「VIDEO GAYTION」、続いて「XANADOoM」。この日の衣装は歌舞伎風(ハイパー肩パッド有)で、肩を上下させる謎の肉体言語が飛び交う空間でした。ライブを見るたびにかっこよくなっていっているのは爽快ですし、本人たちも好感触を得ていたようでした。今回はこれにて退散になってしまいましたが、また是非集結していただきたいものです。