cali≠gari「プライベート♥エロチカ2020 10月25日大阪バナナホール公演」

大阪公演も「自称関係者席」配信で観ました。

 

■セットリスト

01.エロトピア

02.ミルクセヰキ

03.トカゲのロミオ

04.トレーションデモンス

05.淫美まるでカオスな

06.ポラロイド遊戯

07.わずらい

08.僕は子宮

09.デリヘルボーイズ!デリヘルガールズ!

10.スクールゾーン

11.真空回廊

12.原色エレガント

13.さかしま

14.青春狂騒曲

15.ブルーフィルム

16.Sex on the beach

 

カリガリの東名阪ツアーもついに2日目。と言っても2回まわしをしているのでステージとしては4回目になるだろうか。新アレンジや新曲もだいぶ馴染んできた感がある。

 

名古屋と同様に「エロトピア」からスタート。「ミルクセヰキ」はバンドアンサンブルがさらにタイトになり飛び道具的な曲にとどまらない攻撃力を持ち始めているように思えた。「トカゲのロミオ」「トレーションデモンス」は名古屋では演奏されなかった曲。しかしカリガリのライブはいわゆる“定番”になりうるポテンシャルをもつ曲が非常に多いことを思い知らされる。定番曲だけでも数回分のセットリストが組めそうだ。

 

MCでは「僕は子宮」で着席してはどうか?と村井が発案し、イントロに合わせて座るリハーサルを行うという場面も。こういうのを打ち合わせするようなバンドではないのでおそらく本当に全部アドリブでやっているのだと思われるが、近年の彼らのライブの中でもひときわ印象的なMCとなった。続く「ポラロイド遊戯」ではギターソロにちょっとしたアクシデントがあったが、持ちなおしとそこからのテンションの持っていき具合に気合を見た。

 

この日の白眉は「さかしま」。アルバムではギターとボーカルの二重奏だったが、今回はドラムとベースがだんだんと重なり、スケールの大きなクレッシェンドが形成されていてたいへん感動的だった。「青春狂騒曲」「ブルーフィルム」といった人気曲の後に今回も「Sex on the beach」で終演。

 

今回も充実した内容だった。次回はいよいよ東京でのツアーファイナルだ。