cali≠gari「TOUR Re:15 -ジュウゴじゃない(^-^)- @ HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3 第1部 2022/05/05」

前回ライブハウスに行ったのは2021年6月の「死刑台のメロディ」だったようです。
2部制の昼の部だとやはり行きやすいですね。

 

開演前には森田童子の「みんな夢でありました」などが流れておりました。

セトリは覚えきれてないのですがおそらく以下をやったはず…

 

嗚呼劇的
一つのメルヘン
裂け目の眼
ミッドナイト! ミッドナイト! ミッドナイト!
四畳半漂流記
腐った檸檬
薫風、都会、行き行きて
ニンフォマニアック
鐘鳴器
100年の終わりかけ
さかしま
スクールゾーン
ハイ!
ケセ
コズミック然れど空騒ぎ
マッキーナ
光と影 -His Master's Voice-
この雨に撃たれて

 

会場は1m弱くらいの感覚で足跡マークが配置してあり、そこに立つ方式。
MCの度にドアを開放するなど、1年前から対策の進化も感じました。

 

直前の川崎公演でGt桜井青さんが体調不良になっていたこともあり、本日は大事をとって椅子に座っての演奏でした(「復活ライブ」とのこと)。
途中のMCでも石井さん、村井さんから「ちゃんと説明したほうがよい」という振りがあり、検査の概要などについて軽く触れ、ひとまず緊急性はないようで一安心。上手側で座ってギターを弾くというとロバート・フリップを思い出しちゃいますね。

 

本日のDrは眞屋善彬さんで、アルバム15では「一つのメルヘン」「ケセ」「鐘鳴器」を担当。
ライブで観るのは初めてだったと思いますが、その技術と楽しそうに演奏する様はマルコ・ミンネマンも想起させるほどでした。

 

「15」発売してからのライブは初めて観たので(配信ライブも部分的にしかなかったはず)、どの曲もとても新鮮でしたね。
特に「一つのメルヘン」には圧倒されました。ベースソロのタッピングの仕組みであったりとか、各パートの絡み合いなど、音源だけでは想像しきれない箇所が多数あり、やはりライブだと受け取ることのできる情報量がけた違いに多いなと再認識させられました。

 

ライブで驚いた曲としては「ニンフォマニアック」も素晴らしかったですね。アルバムではクロマニヨンズ・元ガーゴイル桐田勝治さんが叩いていたものですが、細かいフィルやさらっと入る超絶ツーバスが生で聴くとこんなに映えるとは(そして、ここまで自分のものとして叩けるとは)と痺れました。

 

「鐘鳴器」のような重い曲もライブを重ねて表現力と一体感が増しているように感じられ、全体的に大きなストーリーを描くようなスケール感ある演奏になっていてこれも心地よく聴きました。初めて聴いた「コズミック然れど空騒ぎ」はどこか懐かしいフィーリングの楽曲ながら、「淫美」に次ぐ定番曲になりそうな雰囲気も感じました。

 

会場物販では渋谷公会堂でのライブDVDなども入手できたのでしばらくはこれでカリガリ成分を補給できそうです。とはいえ現地の楽しさも再確認できたことですし、チャンスがあればまた行きたいですね。

 

あとは…賛美歌(バンド)、聴こうかな…