第三回「艦これ」観艦式 @パシフィコ横浜 に行った話とか近況とか

8/7(日)は観艦式。去年に引き続き、今年も行ってきました。

物販が長引くのはわかっていたので、スポーツドリンク等準備して臨んだのですが、5時間程並ぶことになりガッツリ首に日焼けをしてしまいました。
1週間たちましたがまだヒリヒリしてます。なんてこった。

□セットリスト
01.加賀岬
02.Bright Shower Days
03.提督との絆
04.吹雪
05.恋の2-4-11
06.二羽鶴
En.提督との絆

内容は去年の内容を踏まえ、演出等を強化した印象でした。
ライブパートは特に新曲等はないものの、各曲での練度が歌手・客席ともに上がっており、素晴らしい歌唱と一体感のあるコールアンドレスポンスを楽しみました。

8/12(金)からはゲームのほうでもイベント期間に入っており、まだまだ楽しめていますよ。


最近、ブログ更新が滞りがちになってしまっていますが…。
ここのところの私は

ポケモンGOをやったり

楽曲提供した「毛並みん」の現場に行ったり

シン・ゴジラを3回見たり

久米田康治展に行ったりしていましたよ。

去年に比べ、夏を満喫できている感がありますね。
去年は仕事した覚えしかないもんな…。

今年は夏休みも取得予定。
8/22の週に休みをとり、ライブに行ったり演劇を見たり、艦これACに挑戦したりするつもりです!

siraph「siraph」

siraph

siraph

  • アーティスト:siraph
  • Victor Music Arts, Inc
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school food punishmentの蓮尾理之さん、ハイスイノナサの照井順政さんらによって結成されたバンドです。
歌ものではあるのですがプログレッシブな展開や技巧的なパッセージがからみあい、器楽的な面白さを強く感じます。

技巧的ではあるものの、その塩梅がすばらしくウマいことと、Annabelさんの歌唱により肩肘をはらずに楽しむことができました。
とても面白いバンドができたなという印象です。これはもっと聴いてみたいですね。

TWEEDEES「The Second Time Around」

TWEEDEESの2ndが出たぞ!
去年の1stは個人的に2015年ベストだったので、とても楽しみにしていました。

今作は10曲42分のコンパクトな内容で、何度でも聴き返したくなるアルバムに仕上がっています。
前作では沖井さんによる疾走感あふれる楽曲が多かった印象ですが、今回はバラエティ豊か。

Vo清浦さんが歌詞を書いた曲も多く、よりバンド感が増しているように感じます。
特に「バタード・ラム」や「ムーンライト・フラッパー」には驚かされました。
こういう歌も書くんだ!?って。

歌唱の表現力もすばらしく、細やかなニュアンス、表情付けでメロディがさらに多彩に聞こえます。
もちろん沖井さんのベースプレイもさすがの一言。

どの曲も好きですが「Baby, Baby」のサビのハンドクラップに完全に撃ちぬかれました。
これはライブにも行かねばいけませんね!

橘高文彦「デビュー30週年ライブBD」

ギタリスト橘高文彦さんのデビュー30週年を記念したBDが出ました。
活動してきた4バンドすべてで記念ライブを行い、すべてBD化。
つまり4枚です。グッバイ俺のお金…。

どのバンドも2時間を軽く越える長丁場のライブ。
しかも橘高さんによるメタル曲ばかりで構成されているため、どっぷり橘高さんの城を味わい尽くせます。

アルージュのライブはとにかく面白い!
ミュージシャンではなくなってしまったメンバーがいることもあり、特別感が強いためでしょうか。
Vo山田とGt橘高のやりとりはまさに抱腹絶倒。聴いていてほっこりとするかけあいです。

ユーフォリアはメンバーたちの個性がとてもいい形で表現されているライブでした。
あらためてtezyaさんをメタルに引きずり込んだ橘高さんのセンスには脱帽です。

X.Y.Z.→Aは安心してメタルに浸かることができます。
二井原さんのLOUDNESSとはまた違った叙情的なヴォーカルも絶品。
ここでは後輩としての橘高さんを観ることができます。

そして筋肉少女帯
言ってしまえば「いつもどおり」なのですが、筋少における橘高曲は激しい曲ばかり。
このセットリストでいつもどおり2時間は相当大変だったはず。
普段はやらない曲も含まれ、ファン心をくすぐられます。

全部観るのにかなり時間がかかりました。
ものすごい満足感です。

橘高さんはギタリストでもあると同時に、作曲家としての個性がものすごく強い人だと感じました。
色々な影響を取り込み、時にはイングヴェイであり時にはマイケルシェンカーであり
時にはブライアンメイであったりの要素を感じさせつつもすべて橘高スタイルの城として構築されているのが心地よいです。

30年といえどまだまだ足りないご様子。我々ファンもついていきますよ。

神聖かまってちゃん「夏、インストール」

拗らせたまま大人になってもいいんだ。

神聖かまってちゃんはデモ音源に一番エネルギーが凝縮されている楽曲が多いのですが、今回はかつて聴いていたデモ音源たちと同等の熱量を感じました。
きれいにレコーディングすることで削ぎ落とされてしまっていた痛さが、今作ではほとんどそのままパッケージングされているように思うのです。

「友達を殺してまで。」から6年。
以外なほどゆっくりと少しずつあるいてきた音は、我々を置いて行ったりはしなかった。

2016年上半期のお気に入り楽曲

気付いたらもう6月も終盤ですね。
今年はどちらかというとCDよりもライブから多くの刺激を受けている気がします。

音源として聴いた中で特に気に入った10曲は以下のとおり。
アルバムは年末にまとめようと思います。
※最近、ランキング形式にあまり意味を感じなくなってきているのでやらないかもしれませんが。

01.特撮「音の中へ」

02.cali≠gari「ギラギラ」

03.MEGADETH「The Threat Is Real」

04.聖飢魔II荒涼たる新世界

05.クラムボン「季節」

06.人間椅子「恐怖の大王」

07.中恵光城「レイル・ロマネスク」

08.ABBATH「Ashes of the Damned

09.amazarashi「吐きそうだ」

10.Moe and ghosts x 空間現代「不通」

あとは宇多田ヒカルの「真夏の通り雨」、siraphの「カーテンフォール」、筋肉少女帯の「週替わりの奇跡の神話」やBUMP OF CHICKENの「孤独の合唱」も良かったです。

また、吹奏楽で非常に素晴らしいアルバムがリリースされました。

これらは吹奏楽に関わる人すべてにオススメしたい出来です。

下半期も楽しみです。

cali≠gari「TOUR2016 "憧憬、睡蓮と向日葵" at EX THEATER ROPPONGI」

いつものツアーファイナルだと思っていたら最上級のショーをブチかまされました。

□セットリスト
01.ギラギラ
02.マネキン
03.-踏-
04.トレーションデモンス
05.蜃気楼とデジャヴ
06.陽だまり炎
07.薫風、都会、行き行きて
08.颯爽たる未来圏
09.コック ア ドゥードゥル
10.オーバーナイトハイキング
11.冷たい雨
12.夏の日
13.嘔吐
14.紅麗死異愛羅武勇
15.マッキーナ
16.淫美まるでカオスな
17.アレガ☆パラダイス
18.セックスと嘘
19.ENGAGING UNIVERSE(SOFT BALLETカヴァー)
花結い、セッション
20.憧憬、睡蓮と向日葵

En.
21.みんなのはっきょう
22.混沌の猿
23.ギラギラ
24.クソバカゲミゲロ

3時間弱の濃密なライブ。
最新ミニアルバム「憧憬、睡蓮と向日葵」の楽曲を中心に、夏っぽい曲で固められたセットリストでした。

いつもどおりメンバー達の衣装もかっこよかったのですが、特にGt桜井青さんの気合の入りようが半端ではありませんでした。
青さんは昔の楽曲でいつも奇抜な動き(操り人形のような)をしながらギターを弾くパフォーマンスをするのですが、今日はかなりエレガント成分多め。
「蜃気楼とデジャヴ」のイントロでのステップなどは森岡賢さんが見えるようでした。

会場の幕やスクリーンを十二分に活用して映像を流しながらの演奏は非常に効果的で、描写的な楽曲がかきたてるイメージを視覚が補強するような構成。
以前からある楽曲群も本日用に大規模なアレンジが施されており、新鮮に聴くことができました。
Keyの秦野猛之さんとSaxのyukarieさんという布陣はカリガリにおいてもはや鉄板ですね。
「嘔吐」などはかなり久しぶりに聴いた気がします。Ba村井さんのスラップは最高にかっこ良かったです。

ライブ終盤ではまさかのSOFT BALLETカバー。
これは少し前に亡くなった森岡賢さんに捧げる演奏だったのでしょうか。
SOFT BALLETも好きな私としては非常に嬉しく、感動的で、同時に彼らの演奏の中に森岡さんの影を見出して寂しくなりました。

おそらく休憩を兼ねた花結い(モデルさんとVo石井さんの髪に花束から切り出した花で装飾を施していく)の後は、「憧憬、睡蓮と向日葵」でしっとりと本編終了となりました。
スクリーンには「アンコールは5分後」の文字…。

5分後、スクリーンから文字が消えたと思ったらこの日発売予定だった会場販売CDの延期についての映像が流されました。
テレビ番組風に仕立てあげられた、この人を喰ったような演出…ボビイズムの復活を感じました。この転んでもただでは起きない感じ、好きです。

続けざまにアンコール。
出てきた桜井はなんとウェディングドレス姿(ジューンブライドだから)。
暴れ曲を続けざまに演奏し、ライブは終了となりました(ギラギラは本日2回目)。

カリガリの色々な面を楽しむことが出来た、素晴らしいライブだったと思います。
ステージも花道が四角に構成され、メンバー達を間近に観ることが出来たのも嬉しかったです。

今年は9月にまたツアー(といいつつ東京で連続だったりしますが)をやるようなので、また行きたいですね。