念願のDEAD ENDを観てきました。四鬼夜行は11年ぶりとのこと。
ギタリストYOU(足立祐二)さんが2020年6月16日に亡くなってから6年。
MORRIEさんによるセルフカバー的なプロジェクトこそあったものの、DEAD ENDとしてのライブはその後はじめてだったのではないでしょうか。
・NIGHTMARE
MORRIEのDEAD ENDセルフカバーバンドThe Dead of Night CitYに参加している咲人さんのいるバンド。デスノートの主題歌も担当したことのあるメジャーなバンドです。
01.Reach for
02.ASSaulter
03.[N]
04.アルミナ
05.HATE
06.the WORLD
そこまでしっかり聴いてこなかったナイトメア。ライブを観るのもはじめてでしたがとても良かったです。前に出て煽るベースや役割分担のはっきりしたギターなど各メンバーの個性が初めて見る人間にとってもよくわかり、特に咲人さんのギタープレイはたいへん楽しく見ました。イントロやバッキングではタッピングを絡めたテクニカルなフレーズでフックを作りつつ、ギターソロでは長い音でしっかり響かせて注目を集めており、ギターヒーロー然としていました。
・The Legend Of Rose [Jill岡垣プロジェクト]
テラ・ローザのメンバーである岡垣正志さんと、過去在籍メンバーである三宅庸介さん、関勝美さん、堀江睦男さんに、荒木真為さんをヴォーカルに加えたバンド。テラ・ローザはYOUさんが過去在籍したこともあり、YOUさんの書いた曲も演奏されました。
01.One of Sections "Lap"
02.もの言わぬ顔
03.The Endless Basis
04.Vision of the Lake Bottom
テラ・ローザは聴いたことがなかったのですが、めちゃくちゃ当時の空気感のあるサウンドで、まさに様式美ハードロック。三宅さんの流麗なギターソロと岡垣さんの世界観のあるキーボードの上で伸びやかに歌う荒木さんのハイトーンが冴えていました。30分枠で10分の曲をやるの、攻めてますね。
曲の途中で地震があり一時中断もありました。が、状況確認後に再開。こういうこともあるんですね。
・cali≠gari
MORRIEのDEAD ENDセルフカバーバンドThe Dead of Night CitYに参加している村井研次郎さんのいるバンド。
01.淫美まるでカオスな
02.赤色矮星
03.東京亞詩吐暴威
04.颯爽たる未来圏
05.香る終焉に3のアーキタイプ
06.Blue Vices (DEAD END カバー)
07.東京アーバン夜光虫
08.一つのメルヘン
終活に向けて9月まで充電中のcali≠gariですが、誘ってくれたDEAD ENDに感謝ですね。
赤色矮星のようなメタリックな曲を入れつつ、最近のcali≠gariのかっこいいところが堪能できるセットリストでたいへん良かったと思います。音響がやや分離が悪く、ベースのテクニカルなフレーズが聞き取りづらめだったのは少し残念でしたが、気合の入ったステージでした。DEAD ENDのカバーもあり、リスペクトが感じられてとても楽しかったです。
・DEAD END
MORRIEさんと"CRAZY" COOL - JOEさんに加え、サポートで藤本泰司さん、菊地英二さん。菊池さんはイエローモンキーのメンバーですが、MORRIEのDEAD ENDセルフカバーバンドThe Dead of Night CitYにも参加しています。
01.Dress Burning
02.DANSE MACABRE
03.Good Morning Satellite
04.I Can Hear The Rain
05.Night Song
06.Phantom Nation
07.Frenzy
08.Sacrifice of The Vision
En,
09.Blind Boy Project (DEAD END + cali≠gari)
10.Embryo Burning (全体セッション)
初期曲が多めで、これぞという感じ。MORRIEさんの声は生で聴いてもやはり唯一無二で、振る舞いやビブラートのかけ方に後輩ミュージシャンたちへの影響も感じ、諸々のルーツとなった人なのだなという感慨が。藤本さんのギターも華麗でたいへん素晴らしく、クールジョーさんの華やかなステージングも印象的でした。DEAD ENDは2人体制になりましたが、今後はこの日に四鬼夜行をやっていきたい、来年は何か動きがあるかも、というようなアナウンスもありました。
アンコールは全体セッションと思いきや、cali≠gariとDEAD ENDの混合バンド。DEAD ENDのトリビュートでcali≠gariがカバーした曲を、まさか本家と一緒に実演するのを観る日が来るなんて。ビブラートのかけ方が似ている2人のハモリが大変素晴らしく、MORRIEさんがメインをとり、石井さんが高音でハモリを入れるところなどはこのまま音源化してほしいと思うほどでした。石井さんはこういうセッション系に出てくるのは大変珍しいため、本当にDEAD ENDさまさまです。
全体セッションもすばらしく、技巧派ギタリストたちのソロを順番に堪能したり、ベーシストたちの豪華な競演を観たりと忙しかったです。そしてみんなに見せ場をつくろうという動きが強く、やはりMORRIEさんは気遣いの人なのだなというのが振る舞いからもわかり良かったですね。
大変満足度の高い、濃密なイベントでした。
同時にcali≠gariのカウントダウンの開始をあらためて感じ、できるだけライブを観ておこうという気持ちに。次も楽しみです。
DEAD ENDの今後の動きにも期待。初期アルバムの再録とかがあったっていい(今の発声で聴きたい曲、たくさんありますよね)。




