今年も選びました。悩むので直感で。
10.Tempalay「from JAPAN 2」
最近のバンド。いろんな要素をごちゃまぜにぶっこんでくるのが心地よく、なおかつかっこよさを保っているという面白いバンド。
09.Morgaua Quartet「Tributelogy」
EL&P関連の曲で固められた弦楽四重奏アルバム。アレンジも演奏もモルゴーアらしく素晴らしく、特にカーン・イービルは圧倒的な演奏。EL&Pのへの愛と楽曲の持つパワーを感じさせられました。
そのまんまな名前のユニット。お互いの個性がぶつかり合ってとんがりつつもふわふわなポップが完成しています。PITBファンとしては波多野さんの音楽が女性ボーカルで歌われるというのが新鮮でした。トークトークのロングトーンギターソロなど、一筋縄ではいかない内容。
07.森下唯「アルカン ピアノ・コレクション3《風のように》」
アルカンのアルバムもついに3作目。「イソップの饗宴」は今まで聴いた中でも特に共感度の高い名演で、技巧だけでなく音楽のもつ仕掛け、メロディの魅力を存分に活かしきった録音になっていると思います。
06.米津玄師「BOOTLEG」
外からのインプットを活かしつつも米津玄師イズムが注入された作品。映画の主題歌など、より聴きやすさを求められるシーンに適応してか楽曲も全体的にとてもキャッチー。彼の持つ癖になるメロディはよりキレをましているように感じられ、前作よりも好印象でした。
05.Phew「Voice Hardcore」
元アーント・サリーのPhewさんの新作。前作は電子楽器をふんだんに使った作品でしたが、今作は声のみで構成されたもの。声だけとは思えない表現力の豊かなサウンドは必聴です。ここまで「聴いていて怖くなる」ものもなかなかないのでは。
04.ASKA「Too many people」
音楽以外のいろいろのせいで、色眼鏡で見ていたところがあるのですが、聴いてみるとどの楽曲も極上のポップ。優しく暖かい楽曲群は心地よく、かつ退屈することがありません。
03.With The Dead「Love From With The Dead」
リー・ドリアンによるドゥームメタルの2作目。1stも素晴らしかったのですが今作はさらに素晴らしい。這いずるような遅く邪悪なリフにリーの絶望感の乗った歌唱が加わり、これでもかというヘヴィさが発生しています。
02.筋肉少女帯「Future!」
前作からまたプログレ色を強め始めた筋少。今回も全体的に内田色が強く、プログレやニューウェイヴからのサウンドが聴かれます。大槻ケンヂの歌詞もかなりの切れ味で、「サイコキラーズ・ラブ」や「告白」など、こんな尖ったことを書くなんて、まだまだいけるな!と感じさせられました。
01.cali≠gari「13」
13という不吉な数字を意識したダークなアルバム。どの曲もメンバーそれぞれの美味しいところがたっぷり詰まっており、あっという間に聴き通せてしまいます。リリースに伴うツアー、その後の東名阪とライブ回数も多く、ライブで楽曲が育っていく様も楽しめました。これだけ聴けばそりゃ1位にしちゃいますよ。
10.Tempalay「from JAPAN 2」
09.Morgaua Quartet「Tributelogy」
08.橋本絵莉子波多野裕文「橋本絵莉子波多野裕文」
07.森下唯「アルカン ピアノ・コレクション3《風のように》」
06.米津玄師「BOOTLEG」
05.Phew「Voice Hardcore」
04.ASKA「Too many people」
03.With The Dead「Love From With The Dead」
02.筋肉少女帯「Future!」
01.cali≠gari「13」