今年のライブ納めはカリガリでした。
ライブおさめなのだ pic.twitter.com/yioLqCTUa5
— tk (@tk_saxo) 2017年12月26日
01.-踏-
02.トカゲのロミオ
03.トレーションデモンス
04.クソバカゴミゲロ
05.キル
06.さよなら、スターダスト
07.色悪
08.ポラロイド遊戯
09.陽だまり炎
10.トゥナイトゥナイ ヤヤヤ
11.紅麗死異愛羅武勇
12.マッキーナ
13.ファニソン
14.混沌の猿
15.アレガ☆パラダイス
16.淫美まるでカオスな
En.1
17.電気睡蓮
18.冬の日
19.東京、40時29分59秒
En.2
20.ゼロサムゲーム
21.トイレでGO!
22.一切を乱暴に
23.サイレン
リキッドルームは客席にも高低差があり、おもしろい風景でした。
ギターをかき鳴らす青さんからいきなりの踏でスタートし、トカゲのロミオ、トレーションデモンス、クソバカゴミゲロとテンションの高い曲を畳み掛けて演奏。青さんのギターステップはさらにキレを増し、とてもかっこよく感じました。石井さんのVoもとても良い状態で、この日は歌詞に合わせた所作をしたりアレンジを入れたりとノリノリの様子でした。個人的にはロミオの最後の「左腕で」の部分で左腕を上げてアピールしていたりといった動きがツボでしたね。
まさかの「キル」には驚きました。ライブでやるとは思っていなかったので。最後の「切る、言わせる」の決めは想像以上に心地よく、またライブでやって欲しいですね。色悪でのダークな世界観やポラロイド遊戯での青さんのギターソロなど、あっという間に見どころが過ぎ行き、久しぶりの「トゥナイトゥナイ ヤヤヤ」にも感動。これは青さんがカリガリの第九とまでいった楽曲。年末ならではといったところでしょうか。
マイク故障から復帰してからの「紅麗死異愛羅武勇」は大盛り上がり。曲のタイトルをコールするときに「勇」で胸の前にハートマークを作った青さんを見て、確実に観客の数割が昇天していました。
マッキーナでの客席のジュリ扇率の高さ。ファニソンでのSoft Balletのようなリズミカルさに心地よく浸り、混沌の猿ではなんと青さんが自分で脚立を持って登場。客席横に脚立を立て、そこからバナナを投げていました。淫美まるでカオスなで本編終了。
奇跡の「無音アンコール」。いつもなら5分か10分くらい待ってからアンコールを行うカリガリですが、この日は客席が空気を読み合い、結局青さんが出て来るまで1回も(!)アンコールが行われないという事態に。「こんなに耳がこわれるほどのアンコールありがとうございます!!なんなの!?!?!?」と怒る青さんに会場からは暖かい笑い声があふれました。つづけて演奏された電気睡蓮、冬の日、東京40時はいずれも名演で、冬の日の後半でハモリパートをあえて歌うVoアレンジや東京40時最後でのコーラスとのハモリにいつまでも聴いていたいと思わされました。
2回目のアンコールは即座に開始。今度は青さんはタイマーを持って登場、「なんなのよ!」とタイマーを置いて退場。5分後のタイマーを皮切りに起こったアンコールは大きく暖かいものとなりました。
13ツアーの中で育ってきた激しい楽曲を続けざまに演奏した後、最後はサイレン!テンションが上がりきった状態でのサイレンはまさに音で塗りつぶされるようで、非常にヘヴィなサウンドを堪能しました。
とても楽しい、いいライブだったと思います。
今年もカリガリには沢山楽しい思いをさせてもらいました。
来年の春のライブ、音源も楽しみです。