Generation Axe「Generation Axe @ ZEPP TOKYO二日目」

ターレジェンド達を観てきました!
※セトリは間違っているかも

 

01.Foreplay(Boston)
 :Tosin Abasi
  Nuno Bettencourt
  Zakk Wylde
  Steve Vai
  Yngwie Malmsteen

まずは全員で1曲。ソロパートを各々が順番に担当し、短めながらもこのライブの魅力を凝縮したようなオープニングでした。

 

01.Tempting Time(Animals As Leaders)
02.Air Chrysalis(Animals As Leaders)
03.The Woven Web(Animals As Leaders)
 :Tosin Abasi
04.Physical Education(Animals As Leaders)
 :Tosin Abasi
  Nuno Bettencourt

まずはAnimals As Leadersのトシン・アバシのステージ。
最新作は聴いたことがありましたがこの日は3rd「The Joy of Motion」からの曲が中心。
奇数拍子など、一聴するだけでは把握しきれないような難解さを持ちつつもオシャレで心地よく聴かせるプレイはライブでもバッチリ。
他の4人に比べるとアクションが少なく淡々と演奏しているような印象も受けましたが、パーカッシブなピッキングなど音のインパクトが強かったのであまり気になりませんでした。
最後はヌーノを迎えてPhysical Education。トシンも流石ですが、ヌーノの対応力にも驚かされました。

 

01.Get the Funk Out(Extreme)
02.Midnight Express(Extreme)
03.Extreme medley(Extreme)
 :Nuno Bettencourt
04.Sideways(Citizen Cope)
 :Nuno Bettencourt
  Zakk Wylde

Extremeは今まであまり聴いていなかったのですが、ヌーノ、めちゃくちゃ良かったです。
名盤「Pornograffitti」からのGet the Funk Outで一気に会場の熱量を上げたあとはテクニカルなMidnight ExpressやFlight of the Wounded Bumblebeeを披露。
弾きまくりがテーマのイベントながらも弾きまくりすぎないセンスのよさが光っていました。
ヌーノによるヴォーカルも絶品で、この日一番エンターテインメントしていたような気がします。
最後はザックとの共演。

 

01.N.I.B.(Black Sabbath)
02.Little Wing(Jimi Hendrix)
03.Whipping Post(The Allman Brothers Band)
 :Zakk Wylde

ザックはサバスやジミヘンなど、定番曲を使ってギターソロで弾きまくりを披露。
ペンタトニックとハーモニクスを駆使して弾きまくる姿は非常に豪快でした。
ソロを弾きながら客席に降りたり、戻ったり、縦横無尽に動き回っていました。
しかしザックがギターを構えた姿はカッコいいですね。

 

01.Bad Housie(Steve Vai)
02.Racing The World(Steve Vai)
03.Tender Surrender(Steve Vai)
04.Gravity Storm(Steve Vai)
 :Steve Vai

今回の仕掛け人、スティーブ・ヴァイ
ヘヴィな曲、疾走感のある曲、泣きのギター、最新作からの曲とバランスのよい選曲でした。
どの曲でも感じたのはその自由自在さ。アーミングや音づかいが非常にうまく、まさにギターで喋っているかのようでした。。
表情を含めアクションもとても派手で、これぞパフォーマーというステージングでした。
個人的には最新作のGravity Stormで使っているテクニック(チョーキングした状態でピッキングして、チョークダウンすることにより擬似アームダウンする)が生で観られたのが嬉しかったです。

 

01.Spellbound(Yngwie Malmsteen)
02.Into Valhalla(Yngwie Malmsteen)
03.Overture(Yngwie Malmsteen)
04.From a Thousand Cuts(Yngwie Malmsteen)
05.Arpeggios from Hell(Yngwie Malmsteen)
06.Concerto #4(Yngwie Malmsteen)
07.Adagio(Yngwie Malmsteen)
08.Far Beyond the Sun(Yngwie Malmsteen)
09.Trilogy Suite Op: 5(Yngwie Malmsteen)
10.Fugue(Yngwie Malmsteen)
11.Echo Etude(Yngwie Malmsteen)
12.Acoustic Paraphrase(Yngwie Malmsteen)
 :Yngwie Malmsteen
13.Black Star(Yngwie Malmsteen)
 :Yngwie Malmsteen
  Steve Vai

最後はイングヴェイ
最近のライブ盤にも収録されていたような定番曲を固めたセットリスト。
曲数的には多く見えますが実際は1分強くらいの曲も多く、時間的には他の人よりも少し長い程度だったと思います。
他の4人はバックバンドの演奏に乗って自由に泳いでいたイメージですが、イングヴェイは逆。
すべてのテンポ、揺れがイングヴェイ基準。まるで「お前らが合わせろ」とでも言うかのごとく突っ走っていく様は王者そのものでした。
Far Beyond the Sunでの盛り上がりも凄まじく、感動しました…。
そしてヴァイとの共演では名曲「Black Star」!
あのメインメロディを二人がハモリはじめたときは興奮が止まらなかったです。
イングヴェイが音量を上げたせいでヴァイが聴こえづらくバランスがちょっと崩れてましたが…。

 

En.
01.Frankenstein(Edgar Winter)

 :Tosin Abasi
  Nuno Bettencourt
  Zakk Wylde
  Steve Vai
02.Highway Star(Deep Purple) 
 :Tosin Abasi
  Nuno Bettencourt
  Zakk Wylde
  Steve Vai
  Yngwie Malmsteen

アンコールは全員が登場。
どちらの曲でも当然ソロ回し。
一人ひとりのステージを楽しんだあとだと余計にそれぞれの個性がよく見えて面白かったです。
ここでもヌーノは大活躍。ギターだけでなくティンバレスを叩いてドラムとバトルしたりしていました。
ハイウェイスターではソロ回しの後に全員でリッチーのフレーズをなぞっていたのが面白かったですね。
演奏者もみんな楽しそうで、よいライブでした。
観終わった後はギターが弾きたくなりましたね。