・BLACK EARTH シークレットアクトがあると発表されたとき、BLACK EARTHでは?という期待の声が飛び交ったものですが、タイムテーブルで朝イチだとわかった時にその期待は半ば諦めに変わっていました。しかし、もしこれでBLACK EARTHだったら一生後悔するな、と思って間に合うように会場入り、アリーナ後方で待機することにしたのでした。 そして期待は現実となり、私はBLACK EARTHを観ることができたのでした。 「BLACK EARTH」のイントロと共にステージにバンドロゴが掲げられていく光景は忘れられません。 セットリストも「Bury Me An Angel」から始まって「Silverwing」、「Diva Satanica」や「Fields of desolation」まで聴きたい曲はすべて聴くことができました。 Voヨハンの声も出ており、Silverwingで空を飛ぶポーズもバッチリ。Fields of desolationではアウトロのアモット兄弟のツインリードに悶絶の涙を流したのでした。ライブ後は緊急サイン会が実施。LOUDNESSを断念し、そちらに参加してきたのでした。
・CRADLE OF FILTH はじめて聴きました。ジャンル的にはシンフォブラック辺りとのことで、そういうサウンドを想像していたのですが、いきなりのホイッスルボイスに度肝を抜かれました。演奏自体もとても良かったのですが、そのホイッスルに完全に持っていかれました。あんなに高頻度で出しているのに1時間のライブの最後までホイッスルが衰えないのは驚異的です。ちょっとワンマンも観てみたいですね。とりあえず新作のCDを買いました。
2楽章の「Tragedy of Destruction」はまさに圧巻。人間の蛮行によって地球が破壊されていくという衝撃的な描写がなされる楽章ですが、ここでの打楽器群による行為はまさに「破壊的」。TKWOでこのような強烈なエッジの音を聴いたのははじめてです。合奏体がまさに一体化したかの如くの音圧、そして一糸乱れぬ音形からは並々ならぬ気迫を感じました。そしてこれが長いこと!このテンションを10分近くも保ってしまうのはもはや驚異的です。聴いているだけで消耗するくらいですから、演奏にあたっても相当、消耗されたことでしょう。