こいつは名盤だ。
「Lovely Taboos」で構築タイプの方向性の頂点を見、その後の「Citizen Soul」では即興的な楽曲を提示。
果たして次の一手は…と思っていたが、完全に予想の上を行ってくれた。
構築と即興の同居、という言い方はあまりにも在り来たりか。
一言であらわすなら、「プログレッシブ」。
サウンドの幅広さはさらに増し、演奏はさらにテクニカル。
それでいて、メロディと歌詞の求心力もたっぷり。
ピープルはいつも、「この人たちはいったいどこまで行くんだろう」とわくわくさせてくれる。
Rating:9.5/10.0