C2機関「鎮守府新春New Year Special Live! 2020」

艦これの新春ライブを観てきました。


XのToshlとLOUDNESS高崎晃がゲスト。

 

■セットリスト
01.一月一日
02.迎春の鎮守府
03.君くれハート
04.泡沫のシャングリア
05.波濤を越えて
06.鎮守府の朝
07.マスカレイド(feat. 龍玄とし)
08.鉄底夜歌(feat. 龍玄とし)
09.艦娘音頭
10.八駆の迎撃
11.渚を越えて
12.敵艦隊、見ゆ!(feat. 高崎晃
13.強襲!空母機動部隊(feat. 高崎晃
14.二羽鶴
15.佐世保の時雨
16.艦隊突入!上陸船団を討て
17.モドレナイノ(feat. 龍玄とし)

 

En.
18.艦隊決戦(feat. 高崎晃
19.月夜海

 

基本的には第一音楽遊撃部隊(1MYB)の演奏を軸に各ボーカルやゲストが追加されるという構成。告知されていたゲスト2人のほか、篠笛や太鼓、呉氏といった面々も参加し、ダンサー陣も加わって非常に祝祭感のある公演になっていたと思います。

 

ステージ中央に階段が配置され、それを挟むようにKeyどDrが配置。さらに両翼にギターとベースという編成で、基本的には全員その位置での演奏となっていました。演奏自体は佐世保で聴いたときと同等、パワフルでよかったと思いますが、広いこともあり音響がすこしぼやけて聴き取りづらかったのは多少残念でした。「泡沫のシャングリア」は定番のキラーチューンになりつつありますね。ギターの速いパッセージが見せどころとして強いです。

 

ゲストのToshlさんはオリジナルの「マスカレイド」と艦これの新曲を披露。声も絶好調で体の芯まで響いてくるようでした。やはり自作のマスカレイドが特によかったですね。あたたかい中音域と透き通った高音域がきれいに出ていて素晴らしかったです。艦これ曲のほうでは珍しくデスボイス風のシャウトをする場面もあり驚きました。そしてXでおなじみの体育会系煽りも。やはりシンプルながらもToshlさんの煽りは最高に血が踊りますね。

 

すっかりおなじみの瑞…「艦娘音頭」ではボクカワウソやキリン改二、ダンサーさんたちに加えなんと無良さんが登場し、最終的には一緒に音頭を踊るという非常にカオスな宴が催されました。キレキレでしたね…。

 

サーカスでのオペラ歌手の方の歌唱が印象深い「渚を越えて」は今回は野水さんとタニベさんが担当。タニベさんはトランペットも担当していました。野水さんの歌唱は素晴らしく、楽曲の緊張感を十二分に引き立てていたと思います。タニベさんが後半からハモリで入ってきたのも素晴らしかったですね。

 

高崎晃さんは艦これ戦闘曲で2曲ギターパートを担当。基本的にはパワーコードのバッキングで、サビ部分ではメロディを担当するといった内容でした。ギターパートとしての自由度はほぼなかったといってよいと思いますが、持ち前の音の切れ味と歌心で強烈な印象を残してくれました。バッキングを刻みながら観客を見回すしぐさはやはりカッコいいですね。個人的にはもっと弾きまくるタッカンが見たかったという気持ちはありますが、渋くて素晴らしいプレイでした。曲間で名曲「LOUDNESS」の冒頭部分のようなプレイも聴けてよかったです。

 

佐世保の時雨」ではここキーどうなってるんだ…?とか伴奏…?という箇所もありましたがタニベさんの熱い歌唱を聴くことができました。(物販、7時半から並んだのに目の前でCDが売り切れてしまったので一般発売したら聴き込みたいですね…)

 

Toshlさんが再登場し「モドレナイノ」で本編終了。最後のヴォカリーズ部分はやはり最高にきれいでしたね。音源化してほしい…。

 

アンコールでは高崎晃さんが再登場し「艦隊決戦」。この楽曲はギターがリフを刻んでいることもあり、この日いちばん高崎晃っぽさが聴けた瞬間になっていたかと思います。ギターメロディ部分もスイッチを切り替えて一気に歌い上げる(というよりは”畳みかける”といった感じでしょうか)演奏で素晴らしかったです。

 

最後はキャスト陣で月夜海を合唱して終演となりました。
様々な要素が入り乱れた非常に大規模なライブでしたが、楽しく仕上がっていたと思います。今年はZEPPツアーを行うことが発表されましたが、倍率すごそうですね…。

 

なお、私は終演後「速弾きをするタッカンが聴きたい症候群」に罹患してしまったため、現在めちゃくちゃラウドネス聴きまくっています。