Electric Wizard「@ 吉祥寺Club SEATA 」

定時退社してドゥームメタルを聴いてきました。
開演から少し遅れるとChurch of Miseryが演奏中。
重さと乗れる感じが同居したかっこいいライブでした。
そしていよいよElectric Wizarid。

 

■セットリスト
01.Witchcult Today
02.Black Mass
03.Return Trip
04.See You in Hell
05.Incense for the Damned
06.Satanic Rites of Drugula
07.Dopethrone
08.The Chosen Few
09.Funeralopolis

 

会場はステージが低く、天井も低いもののディスプレイが2台配置されていました。
Church of Miseryでは演奏風景が映されていたのですが、Electric Wizardではステージ後方に映された画像と同じものが流され続けていました。
内容は邪教の儀式や鞭打たれる裸の女性、やたらチカチカする模様の組み合わせやロールシャッハのような無意味に見える色、模様の組み合わせといったもので、それらがまったく脈絡なく映し出されることによって別世界に紛れ込んだような感覚を演出していました。

 

演奏もとにかく轟音で重くて遅い。期待していた通りにヘヴィな音像でした。音源ではリフがシンプルなこともありわりとさらっと聞けてしまうのですが、ライブで爆音で聴くとこれがものすごい圧力で酩酊感を誘ってきました。
あまりの心地よさに仕事疲れも相まって、正直眠ってしまいそうでした。

 

最新作からのSee You in Hellもライブでは轟音と静寂の波状攻撃が心地よく、名曲DopethroneやFuneralopolisなど、本当に意識が飛びそうになっていました。

 

LOUD PARKでWith The Deadを聴いたときはもっとヘヴィというかメタリックな印象だったのですが、Electric Wizardはまさにトリップという表現がしっくりきそうなサウンド。ドゥームというくくりのなかでもここまで違いがあるのかという感じでした。

 

聴いたというより体験した、浴びたという趣で、とてもおもしろいライブでした。

Sold outもしてたことだし、また来日してほしいですね!

People In The Box「『Kodomo Rengou』 release tour @ F.A.D.横浜」

People In The Boxが今年1月に発表した傑作「Kodomo Rengou」、そのリリースツアーがついに開始しました。

 

 

■セットリスト
01.報いの一日
02.無限会社
03.夜戦
04.町A
05.ニムロッド
06.旧市街
07.泥棒
08.眼球都市
09.動物になりたい
10.土曜日 / 待合室
11.あのひとのいうことには
12.セラミック・ユース
13.世界陸上
14.デヴィルズ&モンキーズ
15.逆光
16.木洩れ陽、果物、機関車
17.かみさま
18.ぼくは正気

 

En.
19.翻訳機
20.聖者たち

 

アルバム冒頭の2曲で幕開け。ギターのフレーズがなかなか難しそうですがあの音色はライブでも健在。もう少し広い会場で手元まで見たいですね。無限会社はもう慣れたもの。目まぐるしく変わる演奏とコーラスは中毒性があります。

ギターソロが素敵な「夜戦」のあとは「町A」。キーボードの存在感が大きい曲ですがここではすべてギターで演奏。ソロパートもサウンド重視のギターソロに置き換わっていました。

 

ニムロッドと旧市街はどちらもかつてのリードトラック。特に旧市街にはかつてない縦ノリを感じ、驚かされました。会場の音響によるところもあるかもしれませんが、個の日の演奏は全体的にリズム隊がゴリゴリと力強く、心地よかったです。

 

泥棒、眼球都市、動物になりたいといったミドルテンポの楽曲が並び、音源以上の包まれるようなサウンドが展開されます。眼球都市のコーラスの浮遊感や動物になりたいの温かさは特筆で、あまりの心地よさに立ったまま眠りたくなったほど。

 

流れはそのままに土曜日、あのひとのいうことにはを演奏した後には楔のようにセラミックユース。そしてキーボードと変拍子が印象的な世界陸上へ。世界陸上は本当に演奏が難しそうな曲ですがバッチリ。そのあとのMCではさすがに胃に穴が開きそう、と冗談をこぼしていました。

 

For Sale.のコーラスが癖になるデヴィルズ&モンキーズはややミスもあったものの安心の出来で、続く逆光と木洩れ陽、果物、機関車では荒々しい勢いのある演奏。特に木漏れ日はこんなに勢いをつけた演奏は珍しかったのでは。

 

まるでドゥームメタルのような重さが癖になるかみさまのあとはアルバムの終曲であるぼくは正気で本編終了となりました。この2曲でのエンディングはすばらしく、まさに神々しいといった印象。

 

アンコールでは翻訳機と聖者たちという懐かしい組み合わせ。翻訳機はピープルのポップな面を。聖者たちはハードな面を表しているように思え、やはりいい曲だなと。

 

ツアー初日ということで演奏的にはまだこなれきっていないと感じられる箇所もありましたが、ツアーを経てどのように成長を遂げるか、楽しみです。

瑞雲祭りに行った話2018

 

去年に引き続き、今年も瑞雲祭りに行ってきました。

 

↓去年の記事

tobecontinued.hatenablog.jp

 

去年は富士急ハイランドでしたが今年はよみうりランド、ただしステージのチケットは後段作戦のもの1回分しか確保できなかったので、ゆるーく行ってきました。

 

初日の4/27は始発で出発。

6時半ごろから並んで物販を購入し、そののちスタンプラリーに参加していました。

 

 

5/27は昼のステージのチケットを確保していたので間に合うように移動。 

 

 ステージでは声優さんのトークコーナーやお絵かきコーナー。弦楽四重奏や和太鼓による艦これBGM演奏も楽しむことができました。

 

ステージでは伊勢改二と黒潮改二の発表をはじめ、由良と夕張の絡みやウォースパイトの流暢な英語など、いろいろと楽しむことができました。

 

艦これはよくわからないコンセプトの謎な祭りをやってくれるので飽きませんね。願わくば私が参加できるようなタイミングでまた佐世保をやってほしいものですが。。

CRADLE OF FILTH「Cryptoriana World Tour 2018 in Japan @ LIQUIDROOM」

LOUD PARK 2017で強烈なインパクトを受けたCoFを観てきました。

 

□セットリスト
01.Gilded Cunt
02.Beneath The Howling Stars
03.Blackest Magick In Practice
04.Heartbreak And Seance
05.Bathory Aria
06.Dusk And Her Embrace
07.The Death Of Love
08.You Will Know The Lion By His Claw

 

En.
09.The Promise Of Fever
10.Nymphetamine (Fix)
11.Her Ghost In The Fog
12.Born In A Burial Gown
13.From The Cradle To Enslave

 

ツアータイトルは最新作からとられていますが、セットリストは新旧まんべんなく。個人的にはもっと最新作が多くても良かったかと思いました。というかもっともっと聴きたかったです。

 

後半はアンコール扱いではありますが実質2部構成に近い感じで、それぞれの前後にはAve Sataniなど雰囲気を盛り上げるSEが流され、だれることのないあっという間のステージでした。

 

このバンドのウリはやはりVoのダニのホイッスルボイスだと思いますが、この日も絶好調でホイッスルをかましまくってくれ、そのたびに大きな歓声が上がっていました。
音源ではかなりカッチリ演奏するバンドなのかな?と思っていましたが、実際にフル尺で見ると、かなり人間的というか勢い重視な面が多く感じられ、シャウトのロングトーンなどで調整しているような箇所もあったように思います。しかしそれはマイナスではなく、うねりのような邪悪さを醸し出すスパイスとして効いていたように思います。

 

惜しむらくは音響があまりよくなく、ギターやベースの細部が聴こえなかったこと。ドラム、ヴォーカル、コーラスは聴こえたのでしっかり曲は把握できたのですが、ソロパート以外でのバッキングなどが埋もれがちだったのが少し残念でした。

 

CoFはLoud Park以降に聴きはじめたのですが、最新作の中でも好きな曲「Heartbreak And Seance」はテンションが上がりました。「Nymphetamine(Fix)」も美しく印象的。最後に「From the Cradle to Enslave」をやったのもカッコよかったですね。

 

とにかくダニのシャウトがめちゃくちゃかっこよかった一時間半でした。また来日して欲しいし、また絶対に行きたいです。

 

 

cali≠gari「△15th Caliversary 2018 LAST GIGS『オヤスミナサイ----。』 @ ディファ有明」

カリガリの活動休憩前最後のライブに行ってきました。

 

■セットリスト

 

第一部
01.とある仮想と
02.ママが僕をすててパパが僕をおかした日
03.トカゲのロミオ
04.キル
05.キセキニイル
06.君と僕
07.色悪
08.空も笑ってる
09.春の日
10.腐った魚
11.わずらい
12.マグロ
13.トイレでGO!
14.紅麗死異愛羅武勇

 

第二部
15.コバルト
16.マッキーナ
17.ファニソン
18.淫美まるでカオスな
19.アレガ☆パラダイス
20.セックスと嘘
21.ラストダンス

 

En.
22.オヤスミナサイ


仕事終わりに急いで向かったのですが、物販列がかなり並んでおり断念。CDは終演後に購入できたのですが、パンフレットは売り切れていたのでした…。

 

ディファ有明は指定席で、私はかなり前の方の席で楽しむことができました。
幕がかかったまま「とある仮想と」からスタートし、ビームのような照明が幻想的な楽曲の世界を際立たせたかと思うとまさかの「ママが僕をすててパパが僕をおかした日」。第6実験室の中でも人気の高い楽曲ですが、最近はあまり演奏される機会が無かったため嬉しかったですね。


「トカゲのロミオ」「キル」とベースがかっこいい2曲を続けざまに演奏し、これまたレアな「キセキニイル」。FC特典の楽曲で、いい曲なんですが実演を聴けたのははじめてです。

 

じわじわと盛り上げる「色悪」「空も笑ってる」の後は観客を着席させてのアコースティックコーナー。ドラムからカホンに持ち替えての「春の日」や、ギターが心地よい「腐った魚」、Jazz風にアレンジされた「わずらい」と、円熟の演奏を楽しむことができました。この日は全員、演奏の調子がよく、サウンドもいつもより綺麗にまとまっていたように思います。とっ散らかっても楽しさを優先する普段のスタイルも好きですが、このようにキッチリした構成でのカリガリもまたよいものですね。

 

「マグロ」から流れるようなつなぎで「トイレでGO!」を演奏した後は、「紅麗死異愛羅武勇」で一旦メンバーがはけ、第一部終了として休憩タイムに入りました。
休憩ではGt青さんのアナウンス。
「ジユリセンヲ ヨウイシテ フルヘテマテ」

 

その予告の通り、第二部はディスコナンバーで固められていました。もともとこの会場ディファ有明はMZA有明という名でバブリーなディスコだったようで、照明や空気感もバッチリといった感じ。カリガリ自体もニューウェーヴ等を由来とした縦ノリサウンドは得意とするバンドなので、素晴らしい一体感がうまれていました。

 

一気に駆け抜けて本編最後はなんと新曲。「ラストダンス」という意味深な曲名ですが内容は暖かくハッピー。ゆったりと休憩を待とうという気持ちにさせてくれました。

アンコールは「オヤスミナサイ」でさわやかに活動休止に。

 

休憩は少し寂しいですが、各メンバー、ほかのプロジェクトでは活動が入っている模様。休憩とは…?ちゃんと体調にも気を遣ってね…?とは思いますが、休憩期間も含めて楽しみたいと思います。

Helloween「Pumpkins United @ ZEPP TOKYO」

Helloweenの来日公演に行ってきました!

 

■セットリスト
01.Halloween
02.Dr. Stein
03.March of Time
04.If I Could Fly
05.Are You Metal?
06.Kids of the Century
07.Perfect Gentleman
08.Starlight
09.Ride the Sky
10.Judas
11.Heavy Metal (Is the Law)
12.A Tale That Wasn't Right
13.I'm Alive
14.Pumpkins United
15.Drum Solo
16.Livin' Ain't No Crime / A Little Time
17.Why?
18.Power
19.How Many Tears

 

En1.
20.Eagle Fly Free
21.Keeper of the Seven Keys

 

En2.
22.Future World
23.I Want Out

 

現在のHelloweenに初期を支えたマイケル・キスクカイ・ハンセンが合流した7人編成でのライブ。企画が発表された時から楽しみにしていました。

 

幕開けは「Halloween」。アンディとキスクがパートごとに歌ったり、あるいはハモったりと非常に贅沢。ツインリードのパートは音源通り、カイとヴァイキーがリードをとり、サシャがリズムを受け持っていました。映像もかっこよく、ハロウィンの雰囲気をよく表現していたと思います。続く「Dr.Stein」でもアンディとキスクによる歌唱。これが非常によかったです。この曲、音源だとちょっとポップすぎるかなと思っていたのですが、生でキスクの声で聴くとなぜか泣けてきて驚きました。

 

そして必殺の「March of Time」!このハイトーンが聴きたかった。キスクの喉も好調で、高いところも音程バッチリでした。続いてアンディの「If I Could Fly」と「Are You Metal?」。特に後者の盛り上がりは凄まじく、観客との掛け合いの部分はとても楽しかったです。Helloweenはメンバーチェンジ後も初期に劣らぬ名曲を数多く産み出してくれており、個人的にここ数年の3作もかなり好きです。なのでアンディらしい歌唱が聴けてとてもうれしかったですね。アンディは北海道では体調を崩し気味だったとのことですが、今日は絶好調に見え、高い音もガッツリ当てに行っていました。

 

中盤のヤマは08~11曲目。曲数は多いですがカットされてメドレー形式になり、カイ・ハンセンがギターボーカルをとりました。カイの歌唱はVo2人に比べれば荒っぽいところはあるものの、シャウトのキレはよく、かなり調子よかったと思われます。「Starlight」のサビを合唱させたりと一体感を感じるステージングでした。

 

キスクの曲を挟んで新曲「Pumpkins United」。これもとても良かったですね。現在の編成に合わせて書かれただけあって、すべてのメンバーに見せ所があるのがライブだとよくわかります。ギターのハーモニーの組み合わせがヴァイキー/カイだったりサシャ/カイだったり、アンディがサビを歌う裏でキスクがロングトーンしたりと、熱い演奏でした。

 

ドラムソロでは映像で初期ドラマーのインゴのパフォーマンスが流され、それにダニが応答のようにフレーズを重ねていくというスタイルで、感動的でした。
本編後半の最大の盛り上がりはアンディの「Power」。この曲のイントロでの観客の大合唱には感動しました。初期の名曲「How Many Tears」で本編は終了。

 

アンコールではイントロからの「Eagle Fly Free」!これを聴きに来たという人も多かったのではないでしょうか。キスクの歌唱は期待通りのもので、多少高音がつらそうに聴こえる瞬間はあったものの圧倒的な「本物」感を味わうことができました。続いては「Keeper of the Seven Keys」。長さを感じさせない起伏に富んだ演奏で、やはりこのバンドの武器はメロディだなあと思いました。

 

ダブルアンコールではカイの「禿山の一夜」ソロに続いて「Future World」!これもキスクの声で是非とも聴きたかった曲。最後は「I Want Out」でライブ終了となりました。

 

全体を通して曲間にはカボチャのマスコットを使ったアニメーションが流れ、転換の間を感じさせないよい演出でした。MCではアンディが日本語をできるだけ使おうとしてくれていたのが嬉しかったですね。「ありがとう」だけでなく、キスクとの「みんな昨日も来て知ってるんだろ?」みたいなやり取りの時に「なんだよ。。」と日本語で言っていたのがとてもウケていましたね。

 

アンディもキスクも好きなヴォーカリストなので、彼らのハイトーンでのハモリは感無量でした。アンディが高い方を歌う場面もあったのは興味深かったですね。ギター3人も音源に沿ったツインリードをしたりそうでない組み合わせでツインリードをしたりと色々な組み合わせでのサウンドが楽しめました。

 

とても楽しい企画でした。私がHelloweenを知ったときにはすでに現在のラインナップになっており、まさかカイとキスクがいる状態でこの名曲群を聴ける日が来ようとは想像だにしませんでした。生きててよかったです。

 

cali≠gari「セルフカヴァーミニアルバム 「3」発売記念GIG第2部 @ 新宿LOFT」

カリガリのセルフカバーアルバム発売ライブに行ってきました!

 

■セットリスト
01.破れた電報
02.空も笑ってる
03.キル
04.マネキン
05.ハイカラ・殺伐・ハイソ・絶賛
06.コバルト
07.腐った魚
08.君と僕
09.新宿ヱレキテル
10.クソバカゴミゲロ

 

平日夜に2回公演という意味不明なタイムスケジュール。
1部の18時からはさすがに会社勤めには参戦不可能なので、20時からの2部に行きました。

 

会場はかなり埋まっていて後方には仲間と思しきスーツのサラリーマンもちらほら。この日発売のアルバムと、公式ブトーレグDVD(LOFTと本八幡でしか売らない)も物販で無事入手。

 

開演予定を10分くらい押した所で客電が消え、開演。まずは幕がかかったままでの演奏になったのですが、幕の隙間からSEに合わせて踊る青さんを私は見逃しませんでした。

 

まずはギターとVoでしっとりと始まる「破れた電報」。音源ではノイジーなエフェクトがかかっていますが、ライブだとクリーンな状態で声を堪能できました。続いて「空も笑ってる」。原曲では青さんが叫ぶように歌っていてそれもカッコよかったのですが、石井さんのなめらかなVoで歌われるとまた違った味わいが。

 

FC会員の更新特典音源のキル。これは昨年末も披露されましたが、さらに練度が上がった印象でした。ベースがとにかく暴れまくり、冒頭のタッピングの嵐は最高にかっこよかったです。なんとなく社会へのメッセージなマネキンと久しぶりなハイカラで客席のテンションもどんどん上がりました。

 

コバルトは原曲とはまったく異なるアレンジ。打ち込みに乗せて縦ノリが強い感じになっており、ファニソンと並んで膝を壊す曲になりそう。腐った魚は全員が着席して演奏。整頓された演奏になることでよりいっそう楽曲としての良さが際立っていたように思います。

 

君と僕も大幅にアレンジ変更。もともとは浮遊感のあるサウンドや登っていくベースラインが印象的でしたが、これも最近のカリガリの方向性に合わせて縦ノリ感に。新宿ヱレキテルは石井さんのビブラートがもうこれでもかと。ラストはいつものクソバカで〆となりました。

 

とてもいい雰囲気で、楽しいライブでした。
ひとまず4月のライブで一区切りして活動休憩(おもに体調面のメンテナンス期間)とのことですが、ゆっくり体調を整えてまた長く活動して欲しいものです。