2017年上半期私的ベストアルバム

早いもので、もう2017年も折り返し地点です。

 

今年もいろいろ聴きましたが、仕事がなかなかに激しさを増しており、聴き込みが全然たりてません。なのでその中でも第一印象が素晴らしかったもの、何度も聴いているものを。

 

10.Trouvère Quartet「Typsy Tune」 

Tipsy Tune

Tipsy Tune

 

 日本を代表するサクソフォン四重奏団の、この編成では最後となってしまったアルバム。
スタンダードな楽曲と遊びの楽曲がバランスよく配置され、メンバーの他界という悲しい出来事を忘れるような爽やかな音楽を聞かせてくれた。

 

09.Kreator「Gods Of Violence」

Gods of Violence

Gods of Violence

 

スラッシュメタルの大御所。このアルバムではじめて聴いたのだけど、これがめちゃくちゃカッコいい。旧作も聴いていきたいところ。

 

08.ドレスコーズ「平凡」 

平凡【TYPE-B(初回限定盤)】CD+DVD

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毎回まったく違う印象のアルバムを作るドレスコーズ。今回は随分とファンキーで、そう来たかという感じ。
とはいえクオリティは高く、しっかりカッコいいのである。

 

07.VersaillesLineage ~薔薇の末裔~」
武道館公演での配布ミニアルバム。
配布にしてしまうのが勿体無いくらいの勝負曲が揃っており、何度でも聴きたい名盤。

 

06.橋本絵莉子波多野裕文橋本絵莉子波多野裕文

橋本絵莉子波多野裕文

橋本絵莉子波多野裕文

 

People In The Boxチャットモンチーのメンバーによるコラボレーション。
作曲は波多野が担当し、Peopleでも聴ける素直なメロディと波多野による多彩な楽器サウンドが魅力。
歌詞は曲によって橋本、波多野両方が書いており、これもかなり秀逸。わかりそうでちょっとトんでるような。

 

05.Morgaua Quartet「Tributelogy」

Tributelogy

Tributelogy

 

プログレッシブ・ロックバンドEL&Pのカバー曲のみで構成されたアルバム。
モルゴーアの素晴らしいテクニックはもちろんのこと、原曲への愛をとても感じる仕上がりになっている。
中でも30分の「悪の教典#9」は圧巻。

 

04.けものフレンズ「Japari Cafe」 

けものフレンズは最高のアニメだった。
楽曲もいいんだコレが。
ボーカロイド界隈で名を馳せた作曲家を中心に、ポップでキャッチーな曲が並び、大満足の内容。

 

03.MR.BIG「Defying Gravity」 

デファイング・グラヴィティ

デファイング・グラヴィティ

 

 前作はテクニカル面が抑えられ、ビリーのベースもおとなしく正直物足りなかったのだが、今作ではビリーとポールのバトルやユニゾンが大々的に。
しかし見どころはそこだけでなく、アダルトな雰囲気のブルース由来フレーズ等の説得力。
何気ないフレーズを味わい深く聴かせる技はさらに磨きがかかっており、ライブでも聴いてみたい曲が多い良作。

 

02.Secret Sphere「The Nature Of Time」 

ザ・ネイチャー・オブ・タイム

ザ・ネイチャー・オブ・タイム

 

ここ数年は来日公演も行っているイタリアのメタルバンドの新作。
プログレッシブ・メタルの要素を多分に含みながらもやはりこのバンドのウリはクサいメロディとミケーレ・ルッピの歌唱。
前作はややパンチが弱いメロディが多いと感じたのに対し、今回はかなり即効性の高いメロディが詰まっており、好印象。
また来日してくれないかな。

 

01.cali≠gari「13」 

13(ジュウサン) 狂信盤(Blu-ray付)

13(ジュウサン) 狂信盤(Blu-ray付)

 

やはり好きなバンドが期待以上のものを出してくるとそればかり聴いてしまう。
13という不吉な数をイメージしたダークな印象の曲が多数収録されており、コンパクトながらどれも面白い。
奇形メルヘン音楽隊をやっていた頃を想起させる「トイレでGO!」やゲストを大々的に導入した「汚れた夜」。
ベースアレンジが耳を引く「トカゲのロミオ」や前衛的な「ゼロサムゲーム」、クセになる「ファニソン」など聴きどころばかり。
ツアーにも複数箇所通うので楽しみ。

瑞雲祭りに行った話

相変わらず音楽は聴いていますが、いまいち書く気になれません。

この間の土曜日は、ブラウザゲーム艦隊これくしょん」が富士急ハイランドとコラボレーションするとのことで、行ってきました。

 

朝6時過ぎに出発し、電車を乗り継いで、到着したのは9時30分頃。

 

園内には既に瑞雲色(緑色)の法被を着用した提督たちがうろうろ。

物販はどうやらかなり並んでおり、そちらに行くと11時からの1/1瑞雲の除幕式に間に合わないと思われたため、まずはスタンプラリーの台紙を購入して除幕式へ。

 

実際に間近で観る瑞雲は迫力がすごく、とても興奮しました。

 

 パンフレットには「瑞雲ハイランド」と記載され、至る所に艦娘のパネルとスタンプラリーが設置されていました。

ここまで気合の入ったコラボだとは思っていませんでした。

結局この日、アトラクションには一つも乗らなかったのですが、園内を歩き回るだけで楽しく、満足しました。

 

スタンプラリーを堪能して、昼過ぎからはシアターでイベント。

このチケットをうっかり申し込んで、うっかり当選したためひとり富士急をすることになったのでした。

イベントの内容は観艦式より若干バラエティ寄りといった感じで、艦娘声優のトークやお絵かきゲーム、太鼓パフォーマンスや管楽アンサンブルといったものでした。

管楽アンサンブルはトランペット2本、トロンボーン、アルトサクソフォンという編成で、どういう経緯でこの編成になったのか気になりました。

 

日向の声優である大坪さんは相変わらずの自由っぷりで、ネタに溢れたトークを展開。さすがの面白さでした。タニベユミさんは艦娘音頭では白露型として歌唱を披露。ここでは白露がLive2Dで映し出され、素晴らしかったです。また、音頭レクチャーでも大活躍でした。

今回はイベント初登場の艦娘声優さんも多かったのですが、特に咲々木瞳さんの所作は見事ですっかりファンになりました。

 

イベント後は瑞雲の周りを囲んで踊る会。

かなりの数の提督が詰めかけ、手を伸ばす余裕もないほど。

いやー、あんなに熱い「瑞雲」コールが起きるなんて、かなりシュールでしたね。

 

ともあれ、すっかり楽しんで帰路についたのでした。

7月末まで瑞雲は展示してあるとのことなので、「あっ…瑞雲…」と思ったらまた行くかもしれません。

 

東京からだと片道は2500円くらい、入園料だけなら1600円くらい。

往復6時間かかることを除けば、わりと気軽に行けるということがわかりました。

 

 

 

 

cali≠gari「@ F.A.D.横浜」

ニュウアルヴァム「13」をリリースしたカリガリのツアー初日に行ってきました!

 

 

■セットリスト
01.ゼロサムゲーム
02.トカゲのロミオ
03.汚れた夜
04.蜃気楼とデジャヴ
05.-踏-
06.トイレでGO!
07.マグロ
08.ちぎられたロマンス
09.色悪
10.三文情死エキストラ
11.東京ロゼヲモンド倶楽部
12.オーバーナイトハイキング
13.紅麗死異愛羅武勇
14.一切を乱暴
15.淫美まるでカオスな
16.ファニソン
17.落花枝に帰らず破鏡再び照らさず

 

En.1
18.冷たい雨
19.深夜、貨物ヤード裏の埠頭からコンビナートを眺めていた

 

En.2
20.ギラギラ
21.クソバカゴミゲロ

セットリストは「13」の曲を順に演奏しつつ、合間に過去の楽曲を挟むスタイル。
ステージ上手にはパーカッションが設置されており、ゼロサムゲームなどで青さんが演奏していました。

ゼロサムゲームはまだまだ化ける余地がありそう。楽曲の空気感も相まって、ダークな雰囲気へのイントロダクションとして機能していました。
ベースのイントロを抜き出した速弾きに導かれての「トカゲのロミオ」は納得の盛り上がり。続く「汚れた夜」はライブで聴くと、復活後の曲にはあまりなかったひねくれた味が感じられて面白かったです。
「蜃気楼とデジャヴ」はやはりライブで聴くサビが最高にテンション上がります。サビのベースが高音域なのもあってか重心が高く夏っぽいサウンド。
「トイレでGO!」は凄まじい盛り上がり。コール・アンド・レスポンス、トイレでGO!の大合唱は既に完成されており、ライブを重ねることでどこまで成長するか楽しみです。
「マグロ」につづいては珍しく「ちぎられたロマンス」。かなり初期の曲ですが、今作の世界観にもマッチしていました。
「色悪」ではサビでの合唱がもっとうまくいければ…という感も。青さんのマイクがヘッドセットになっていたのですが、若干口との距離感があり、たまに音量が小さかったりしました。そこらへんもツアー中に改善されるのかな。

 

「三文情死エキストラ」「東京ロゼヲモンド倶楽部」のジャズ風楽曲は最高に良かったです。特にロゼヲモンドでは石井さんが珍しく張った歌い方をしており、それが凄くハマっていたんですよね。
「オーバーナイトハイキング」では物販のすごくひかるみっしつさんが大量に掲げられ、幻想的さは皆無になってしまい代わりに宗教感が出てしまってました。これは今ツアーは仕方ないかな。
「紅麗死異愛羅武勇」など、石井さんはちょいちょい入りをミスっており、完全な本調子ではないように見えましたが、それが初日らしい勢いにもつながり、全体的にはよいパフォーマンスになっていたと思います。
機材トラブルからの「一切を乱暴に」はライブで化けるだろうなと思っていた曲。想像通りの激しさで、これもツアー後半で聴くのが楽しみです。

「ファニソン」では青さんが全編でパーカッションを使用。個人的にはSOFT BALLETあたりのニューウェイヴ的な影響も感じました。
「落花枝に帰らず破鏡再び照らさず」で本編は終了。

 

いつもどおりまったりしたMCからのアンコールは「冷たい雨」「深夜、貨物ヤード裏の埠頭からコンビナートを眺めていた」。
ギターソロもバッチリ決まり、アルバムの世界観がしっかり表現されていたように感じました。

ダブルアンコールで「ギラギラ」「クソバカゴミゲロ」。
全体的に初日らしい初々しさと荒さの味がよい塩梅で、とても楽しいライブでした。
私は9月の東名阪のチケットも既に取っているので、その頃にどんな風に楽曲たちが成長しているか、今から楽しみです。

cali≠gari「13」

カリガリのフルアルバムが出ました!
 
13(ジュウサン) 狂信盤(Blu-ray付)

13(ジュウサン) 狂信盤(Blu-ray付)

 

 

フラゲ日に初回版・通常版ともに購入し、聴きまくっています。
第8期の音源はどれも大なり小なりコンセプトがありますが、今作も例に漏れず。
タイトルが「13」ということもあり、不吉さ、暗さを押し出した曲が多くなっています。
サウンドもよりまとまりを増し、この3人+ゲストミュージシャンという編成が完成形に達したように思いました。
 
青さん作の「ゼロサムゲーム」は三拍子と四拍子が共存し、ゲストミュージシャンの即興的なプレイが印象的です。1トラック目の環境音の流れから考えても明らかに社会的メッセージを内包しているのですが、主張でなくあくまで皮肉にとどめるバランス感がこのバンドらしさ。
 
続く「トカゲのロミオ」はキラーチューン。一人だけでもストーリーを持っていってしまうような村井さんの変幻自在のベースプレイや青さんのキレのあるカッティングといった演奏面も素晴らしいのですが、石井さんの曲と歌詞がとても好きです。言葉遊びを交えつつも切ない後味を残す名曲。
 
「汚れた夜」は配信版とは変わってゲストミュージシャンが大量に参加。サクソフォンティンパニがアクセントとなり、配信版よりも明るい雰囲気に仕上がっています。こちらのほうはなんとなく新宿っぽさを感じますね。
 
「トイレでGO!」はマグロや君が咲く山に通じる猟奇ソング。スラップを織り交ぜた明るい狂気が奇形メルヘン音楽隊だったころの彼らを思い起こさせますが、温度感はあくまで現在形。やはり第三者的な皮肉的視線を感じます。
 
「色悪」はある意味、驚きでした。サビがコーラスだけというのもありますが、まるでジャケットのアスタロトを描いたような歌詞の描写力、そしてこんなに描写的な詩を石井さんが出してきたという新鮮さ。耽美的なサウンドでクセになります。
 
「三文情死エキストラ」は村井さんと青さんによるジャズ風の楽曲。アルバムの中では比較的日常風景に近い曲で、歌詞もどこかポジティブ。以前の曲ではこういった別ジャンルへのアプローチにどこか歪さが漂っていてそれも魅力だったのですが、ここではカリガリとして完成された上での表現を感じます。
 
「一切を乱暴に」は直接的で攻撃的。猿シリーズにつながるような言葉遊びもあり、明らかにコールアンドレスポンスを想定したパートもありで、ライブで映えそうです。
 
「ファニソン」は少し落ち着いた雰囲気。一定の温度感とスラップベースの上を「ファニーソング」が綴られていきます。求めないで、こんなファニソンとバッサリする歌詞も印象的ですね。
 
「落花枝に帰らず破鏡再び照らさず」はお洒落なピアノが印象的で、快速なテンポの上でゆったりしたフレーズが流れます。何かの喪失を思わせる切ないような焦るようなサウンド、ライブでどう化けるか楽しみです。
 
 
「深夜、貨物ヤードの裏の埠頭からコンビナートを眺めていた」は青さんによるしっとりした曲。まさに深夜を思わせるような音像や月の照り返しのようなリバーブ、特殊効果が心地よいです。ダークで切れのある曲が多い中、この曲はエンドロールのような役割を果たしているように思えました。
 
合計40分弱というコンパクトさの中に様々なチャレンジや実験が含まれていて、集中したままスルッと聴けます。
音源として完成しているので、これらの楽曲がライブでどのように化けるかも今から楽しみですね。
  

東京佼成ウインドオーケストラ「第133回定期演奏会」

 

 

01.オリエント急行(P.スパーク)
02.ピアノと吹奏楽のための協奏曲(長生淳
03.交響詩「海」(C.ドビュッシー / 木村政巳)
04.バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲(M.ラヴェル / 仲田守)

 

TKWOの定期演奏会に行ってきました。
指揮は秋山和慶さん。音源では沢山聴いている指揮者ですが、実演で聴くのは初めてでした。

 

まずは親しみやすい人気曲「オリエント急行」。
こういったキャッチーな曲はともすれば軽くなってしまいがちだと思うのですが、
堅実な表現や、中域もしっかり作り込んだサウンドで極上の響きを楽しむことができました。

 

世界初演のピアノ協奏曲は独奏が金子三勇士さん。曲は長生淳さんによる新作。
メシアンやピアノ協奏曲の名曲を意識しつつもいつもの長生さんらしく格好いい曲でした。
吹奏楽とピアノが交互に掛け合いをしたり、ピアノの旋律から響きを吹奏楽が受け継いだりと、
単なる伴奏でない有機的な絡み合いが楽しい楽曲で、掛け合いでの細かいパッセージなどは音源としても聴いてみたくなりました。
金子さんのピアノもパワフルで切れ味鋭く、アクションも派手で面白く聴くことができました。
同様の編成ではガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」等が編曲されて取り上げられることが多いですが、
この曲は吹奏楽とピアノという編成に新しい選択肢をもたらしてくれたのではないでしょうか。

 

休憩を挟んで、ドビュッシーの「海」。
コンクール等でよく聞く曲ですが今回は原曲のイメージに沿った新しい編曲とのこと。
TKWOの美しい弱奏がよく活きるような編曲で、響きのうつろいや水墨画のような色彩感を楽しみました。

 

最後に演奏されたのは「ダフニスとクロエ」。
これもよく演奏される曲で、アマチュアによる演奏はかなりの回数を聴いた覚えがあります。
「夜明け」は技術的な難しさを全く感じさせない美しい弱奏から日の出までのグラデーションが絶品。
フルートをはじめとした各木管楽器のソロも素晴らしく、心地よい時間を過ごしました。
「全員の踊り」では高いテンションながらも常に制御された余裕のあるサウンド。
この曲の良さを再認識させてくれる好演だったと思います。

 

今回もとてもいい演奏会でした。
チラシにて来期の定期演奏会の曲目が発表されていましたが、
フーサ、フェラン、グルダなど興味深い曲ばかりで興奮しました。
来期は全公演、行ける限り行きたいですね。楽しみです。

COALTAR OF THE DEEPERS / GOATBED「@ キネマ倶楽部」

念願のDEEPERSのライブに行ってきました!

 

GOATBED
01.MUSK CAT
02.COSMOCALL FIELD
03.BELLA-DONNA
04.de SLASH
05.1205
06.Hard Liminal
07.OPENING CEREMONY
08.DEAD ZEPP
09.SLIP ON THE PUMPS
10.T-B-P-T
11.DAMNED THING IN THE RAIN
12.ROSE & GUN
13.Only finally there is free END
14.My Speedy Sarah

 

カリガリのVoである石井秀仁の別プロジェクト、GOATBED
エレクトリックなサウンドを基調に、生Vocalがいい味を出していました。
この日は全曲でドラムに北野愛子さんが参加。音源よりバンドっぽいサウンドになっていました。

 

BELLA-DONNAなどアップテンポな曲でのドラムはカリガリでの「淫美まるでカオスな」などを思わせる展開の激しさで、テンポのとり方を変えることで疾走感からヘヴィまで色々なグルーヴを楽しむことができました。
おそらくHard Liminalだったと思いますが、SOFT BALLETのBODY TO BODYからのサンプリングもあり、遠藤さんの声が流れてきたときはさすがに興奮しました。
物販でシンセスピアンズも売っていたので少し期待したのですが選曲はすべて最近のもの。
特にFANDEATH(一般流通なし、私は配信で買いました)からの曲が多く、現在進行系の強みを感じさせるいいセットリストでした。

 

「DEEPERSのワンマンが観たいでしょう。俺も観たいです。でも今回誘わなかったらDEEPERSがライブするのは2年後とかになってたかもしれないとNARASAKIさんに言われて…これMCで言っていいよって言われて…なので、俺に感謝してもいいんですよ。」と照れ隠ししつつもDEEPERSへの愛が感じられるMCにほっこりしつつ「Only Finally There Is Free END」で終了。


と思いきや、「DEEPERSのトリビュートがあったら絶対参加したいと思って、作ってきました。いや、俺ははけますけど…」と言って再生ボタンを押してはけた後に流れたのはGOATBED版「My Speedy Sarah」!
DEEPERS初期の名曲で、ギターの刻みがめちゃくちゃカッコいい曲ですが、GOATBED版は原曲の疾走感やメロディ感をいかしつつもGOATBEDサウンドという絶妙な仕上がり。最高でした。

 


COALTAR OF THE DEEPERS
01.How Smooth
02.Zoei
03.WIPEOUT
04.DEAR FUTURE
05.Swimmers
06.dl++ (delatetel)
07.receive Assilation
08.Submerge
09.C/O/T/D
10.Aquerian Age

 

En.
11.DEAD BY DAWN
12.HYPER VELOCITY
13.Silver World

 

En.2
14.Killing An Arab(The Cure)

 

転換のSEは「雷雨の音」。もうこの時点でかっこよさがヤバい。
DEEPERSはギターボーカルのNARASAKIさん、ドラムのKANNOさんを中心に、現在はギターにPlastic Treeナカヤマアキラさん、COCOBATのKojiさん、ベースにカリガリの村井研次郎さんという盤石の布陣。
ステージには7弦ギターと5弦ベースが準備され、5弦の村井さんが観れるんだ!とこの時点でワクワクしました。

 

静かなサウンドからシューゲイザー音響の「How Smooth」で音の海に投げ出され、続く「Zoei」で一気にメタル面へ。
三味線の音が聴こえて「WIPEOUT」は歓声も大きく、盛り上がりましたね。
「DEAR FUTURE」は比較的最近の曲…といっても2011年だから6年前ですね。
NARASAKIさんのクリーンボイスは音程的にはあやしい場面も多々あるのですが、なんといってもその声質が唯一無二。
中性的でまっすぐな声が轟音の中から浮かび上がってくるこのサウンドはちょっと他では聴けません。


浮かぶようなシューゲイザーの「Swimmers」で幻想的な世界に浸ったあとは名盤「SUBMERGE」から3連発!
楽器隊の高い技量がいかんなく発揮され、「SUBMERGE」での「ここに来るわ」での盛り上がりも最高。
そして必殺の「COTD」!これは絶対に聴きたかったのでものすごく興奮しました。
「Aquerian Age」で本編は終了し、少し時間をおいてアンコールへ。

 

「今日はシューゲイザーが多くて…デトックス…みなさん、デトックスして明日からがんばってください。」
「春といえばつくしんぼう…つくしんぼう?春といえばゾンビ!あのMV悪魔のいけにえっぽいよね!」
とまったりしつつも面白いMCからの「DEAD BY DAWN」!これも聴きたかった曲でした。
インダストリアルなビート、ヘヴィなガテラル、かと思えば気の抜けるようなクリーンボイスのサビと面白さにあふれた曲です。
さらに続いてキラーチューンの「HYPER VELOCITY」!これも最高でした…。「1!2!1,2,3,4!」のコールからのパートはヘッドバンギング不可避でしたね。
セッション風なSilver Worldでサラッと終了…かと思いきや、キーボードがArabのフレーズをゆっくりと引き続け…。

 

まさかのダブルアンコール。
一回、舞台袖で腕でバッテンつくってるのが見えたので、本当に予定になかったのではと思います。
「それを弾かれたら出てくるしかないよ、それを弾かれたらね、黙っちゃいないよ!」となんだか大槻ケンヂみたいな言い回し。
「最後はカバーで!」と「Killing An Arab」を演奏して本当に終演となりました。

 

私がDEEPERSを知ったのは10年くらい前だったと思うのですが、その頃には既にあまりライブをしなくなっており、今回ようやくライブを観ることができて感無量でした!
ありがとうGOATBED!ありがとう石井秀仁!
またよろしくお願いします!音源も待ってます!

 

Generation Axe「Generation Axe @ ZEPP TOKYO二日目」

ギターレジェンド達を観てきました!
※セトリは間違っているかも

 

01.Foreplay(Boston)
 :Tosin Abasi
  Nuno Bettencourt
  Zakk Wylde
  Steve Vai
  Yngwie Malmsteen

まずは全員で1曲。ソロパートを各々が順番に担当し、短めながらもこのライブの魅力を凝縮したようなオープニングでした。

 

01.Tempting Time(Animals As Leaders)
02.Air Chrysalis(Animals As Leaders)
03.The Woven Web(Animals As Leaders)
 :Tosin Abasi
04.Physical Education(Animals As Leaders)
 :Tosin Abasi
  Nuno Bettencourt

まずはAnimals As Leadersのトシン・アバシのステージ。
最新作は聴いたことがありましたがこの日は3rd「The Joy of Motion」からの曲が中心。
奇数拍子など、一聴するだけでは把握しきれないような難解さを持ちつつもオシャレで心地よく聴かせるプレイはライブでもバッチリ。
他の4人に比べるとアクションが少なく淡々と演奏しているような印象も受けましたが、パーカッシブなピッキングなど音のインパクトが強かったのであまり気になりませんでした。
最後はヌーノを迎えてPhysical Education。トシンも流石ですが、ヌーノの対応力にも驚かされました。

 

01.Get the Funk Out(Extreme)
02.Midnight Express(Extreme)
03.Extreme medley(Extreme)
 :Nuno Bettencourt
04.Sideways(Citizen Cope)
 :Nuno Bettencourt
  Zakk Wylde

Extremeは今まであまり聴いていなかったのですが、ヌーノ、めちゃくちゃ良かったです。
名盤「Pornograffitti」からのGet the Funk Outで一気に会場の熱量を上げたあとはテクニカルなMidnight ExpressやFlight of the Wounded Bumblebeeを披露。
弾きまくりがテーマのイベントながらも弾きまくりすぎないセンスのよさが光っていました。
ヌーノによるヴォーカルも絶品で、この日一番エンターテインメントしていたような気がします。
最後はザックとの共演。

 

01.N.I.B.(Black Sabbath)
02.Little Wing(Jimi Hendrix)
03.Whipping Post(The Allman Brothers Band)
 :Zakk Wylde

ザックはサバスやジミヘンなど、定番曲を使ってギターソロで弾きまくりを披露。
ペンタトニックとハーモニクスを駆使して弾きまくる姿は非常に豪快でした。
ソロを弾きながら客席に降りたり、戻ったり、縦横無尽に動き回っていました。
しかしザックがギターを構えた姿はカッコいいですね。

 

01.Bad Housie(Steve Vai)
02.Racing The World(Steve Vai)
03.Tender Surrender(Steve Vai)
04.Gravity Storm(Steve Vai)
 :Steve Vai

今回の仕掛け人、スティーブ・ヴァイ
ヘヴィな曲、疾走感のある曲、泣きのギター、最新作からの曲とバランスのよい選曲でした。
どの曲でも感じたのはその自由自在さ。アーミングや音づかいが非常にうまく、まさにギターで喋っているかのようでした。。
表情を含めアクションもとても派手で、これぞパフォーマーというステージングでした。
個人的には最新作のGravity Stormで使っているテクニック(チョーキングした状態でピッキングして、チョークダウンすることにより擬似アームダウンする)が生で観られたのが嬉しかったです。

 

01.Spellbound(Yngwie Malmsteen)
02.Into Valhalla(Yngwie Malmsteen)
03.Overture(Yngwie Malmsteen)
04.From a Thousand Cuts(Yngwie Malmsteen)
05.Arpeggios from Hell(Yngwie Malmsteen)
06.Concerto #4(Yngwie Malmsteen)
07.Adagio(Yngwie Malmsteen)
08.Far Beyond the Sun(Yngwie Malmsteen)
09.Trilogy Suite Op: 5(Yngwie Malmsteen)
10.Fugue(Yngwie Malmsteen)
11.Echo Etude(Yngwie Malmsteen)
12.Acoustic Paraphrase(Yngwie Malmsteen)
 :Yngwie Malmsteen
13.Black Star(Yngwie Malmsteen)
 :Yngwie Malmsteen
  Steve Vai

最後はイングヴェイ
最近のライブ盤にも収録されていたような定番曲を固めたセットリスト。
曲数的には多く見えますが実際は1分強くらいの曲も多く、時間的には他の人よりも少し長い程度だったと思います。
他の4人はバックバンドの演奏に乗って自由に泳いでいたイメージですが、イングヴェイは逆。
すべてのテンポ、揺れがイングヴェイ基準。まるで「お前らが合わせろ」とでも言うかのごとく突っ走っていく様は王者そのものでした。
Far Beyond the Sunでの盛り上がりも凄まじく、感動しました…。
そしてヴァイとの共演では名曲「Black Star」!
あのメインメロディを二人がハモリはじめたときは興奮が止まらなかったです。
イングヴェイが音量を上げたせいでヴァイが聴こえづらくバランスがちょっと崩れてましたが…。

 

En.
01.Frankenstein(Edgar Winter)

 :Tosin Abasi
  Nuno Bettencourt
  Zakk Wylde
  Steve Vai
02.Highway Star(Deep Purple) 
 :Tosin Abasi
  Nuno Bettencourt
  Zakk Wylde
  Steve Vai
  Yngwie Malmsteen

アンコールは全員が登場。
どちらの曲でも当然ソロ回し。
一人ひとりのステージを楽しんだあとだと余計にそれぞれの個性がよく見えて面白かったです。
ここでもヌーノは大活躍。ギターだけでなくティンバレスを叩いてドラムとバトルしたりしていました。
ハイウェイスターではソロ回しの後に全員でリッチーのフレーズをなぞっていたのが面白かったですね。
演奏者もみんな楽しそうで、よいライブでした。
観終わった後はギターが弾きたくなりましたね。