coaltar fo the deepers「NARASAKI BIRTHDAY BASH @ 渋谷 CLUB QUATTRO」

ディーパーズみてきました!

 

■セットリスト
現行メンバー
01.hyper velocity
02.the systems made of greed
03.cell
04.SUMMER GAZER'92
05.SUBLIMATION(feat. HOT TOASTERS)
06.C/O/T/D
07.Aquerian Age
08.Recieve Assimilation

 

初期メンバー
09.Sarah's Living For A Moment
10.Thrash Up Disturbace #4
11.Charming Sister, Kiss Me Dead!!
12.The Lightbed
13.My Speedy Sarah
14.Ametyst
15.Deepers're Scheming

 

En.
16.Blink
17.Killing an Arab

 

現行メンバーと初期メンバー両方のラインナップが楽しめるという「ぼくのかんがえたディーパーズのおいしいところ全部乗せ」みたいな最高の一日でした。

 

HOT TOASTERSによるOAで適度に温まったなか、鳴り響く「ツァラトゥストラはかく語りき」。現れるケムール人とフラッグ。場内は歓声と笑い声に包まれました。

続いて現行メンバーが登場し、いきなりのhyper velocity!攻撃性とポップさを併せ持つディーパーズ屈指のキラーチューンのひとつで、早くもテンションは最高潮になりました。

 

ヘヴィなthe systems made of greed、cellと畳みかけたあとはHOT TOASTERSのサックス奏者を迎えてのSUMMER GAZER '92。サウンドの中でとろけるような心地よさを感じたあとは出たばかりの新曲SUBLIMATIONをHOT TOASTERSと共演。メリハリのついたサウンドが印象的でライブでもかっこよかったです。なお、この日はこの曲が収録されたCDが来場者に配布され、NARASAKIさんを祝いに来たつもりがこちらがプレゼントを受け取ってしまうという素敵なサプライズになりました。

 

これまた必殺のC/O/T/DからのAquerian Ageを経て、どこまでも深く沈みゆくような大曲Recieve Assimilationで第1部終了となりました。ベース村井さんは楽曲に寄り添いつつ暴れるときは暴れるベースで非常にかっこよかったですね。

 

第2部は初期メンバー。現行メンバーと比べると肉体的というかアグレッシブな印象のサウンドになっていましたね。演奏されたのはもちろん初期の楽曲群で、ギターによる刻みと動き回るベースが心地よかったです。しかしこちらのメンバーは喋る喋る。曲が終わるたびになにか言わないと気が済まないといった感じで、話を振られたNARASAKIが「俺とKANNOはそういう感じではやってきてないから…」と困惑する場面も。

 

My Speedy Sarahを生で聴けたのはとてもうれしかったですね。サビの裏メロでは合唱が巻き起こっていました。本編最後はなんとDeepers're Scheming!これも生で聴いてみたかった曲ですので非常に興奮しました。轟音からの静寂、そして刻みのかっこよさ。やはりディーパーズ最高だな、という感想を抱き続けたライブでした。

 

NARASAKIへのハッピーバースデーのあとはアンコール。青春が終わらないようにとさわやかなBlink、そしてラストはNARASAKIのトランペットからのKilling An Arabで締めとなりました。

 

6月には1stアルバム再現ライブも決定したらしいディーパーズ。もしかして活動本格化でしょうか、と期待してしまいますね。

 

cali≠gari「25th Caliversary"1993-2019" TOUR 14 FINAL -I've come a long way since those old days- @ 中野サンプラザ」

カリガリのツアーファイナルに行ってきました!

 

■セットリスト
01.月白
02.動くな!死ね!甦れ!
03.カメラ オブスキュラ
04.ゼロサムゲーム
05.マシンガンララバイ
06.火葬遊戯
07.トカゲのロミオ
08.紅麗死異愛羅武勇
09.-踏-
10.群ら咲き
11.オーバーナイトハイキング
12.春の日
13.天国で待ってる
14.拝啓=BGM
15.ファニソン
16.淫美まるでカオスな
17.飛燕騒曲
18.-187-
19.マッキーナ
20.アレガ☆パラダイス
21.いつか花は咲くだろう

 

En1.
22.深夜、貨物ヤード裏の埠頭からコンビナートを眺めていた
23.死は眠りを散歩する

 

En2.
24.サイレン
25.クソバカゴミゲロ

 

狂信席を買っていたので前方での鑑賞。
まずはライブ初となる「月白」が開演に先立ち演奏され(メンバーが出てくる前に流れた感じでした)、アルバム「14」の曲を軸にライブが展開されていきました。

 

中野の舞台をうまく生かしてステージが立体的に見えるよう工夫されており、綺麗な空間が出来上がっていました。サポートはいつものyukarieさん、秦野さん、白石さん。

 

カメラ オブスキュラは手拍子などが楽しく、ツアーを経てかつてのエロトピアのような立ち位置の曲になりつつあるように感じました。火葬遊戯もどんどん最後の火葬部分の描写性が高まっているように感じます。

 

せっかく椅子があるのだから、と着席させて演奏されたのは春の日。原曲とアコースティック版の中間くらいの新たなアレンジになっていて、とてもよかったです。そしてMVが発表されたばかりの天国で待ってる。これはツアーで聴くうちに化けた曲のひとつですね。

 

ファニソン、淫美といったディスコパートのあとは飛燕騒曲からの-187-。スクリーンにカオスな映像が追加されており、これが非常に良かったです。ここだけ映像で観たいほどのハマりっぷりでした。

 

いつか花は咲くだろうはいつ聞いてもよい曲で、さわやかに本編終了。

 

アンコールでは13と14それぞれの最後を飾る重い曲。カリガリというと飛び道具的な曲をついつい連想しがちですが、こういったサウンドで押すタイプの曲も最近ライブがすごくいいんですよね。

 

告知を挟んで、サイレンからのクソバカで終演となりました。第一印象ではやや地味かと思われた14というアルバムでしたが、ツアーを通じて味わい深く、隅までじっくり堪能することができたと思います。

 

まだまだ楽しませてくれてうれしい限りです。

 

「Download Festival Japan 2019 @ 幕張メッセ」

行ってきました!
去年はLOUD PARKがなかったこともあり、メタルフェス欲を解消してきましたよ。

ちょっと寝坊したので見られたのはAMARANTHEから。

 

■AMARANTHE
トリプルボーカルが印象的なバンド。
ボーカルスタイルの違いをうまくメリハリにしながら会場を盛り上げていた印象でした。
場内をどんな感じかな~とうろうろしながら聴いていたので後でセトリ復習しようかなと思いました。

 

MAN WITH A MISSION
この日唯一の日本出身バンド。
いわゆるメタルとは少し違うのでややアウェーなのかな?と思っていましたが、しっかりフロアも盛り上がっており楽しくみることができました。目が黄色く光る演出とかも面白かったですね。

 

■HALESTORM
ロックないでたちの女性ヴォーカルのバンド。
冒頭のBlack Vulturesの入りから一気に空気をわしづかんでいきましたね。純粋にかっこよかったです。ドラムソロでは箸のような細いスティックから極太スティックまで持ち替えて見た目でも楽しませてくれました。

 

ARCH ENEMY
Black Earthの公演を控えているからか、アンジェラ期以降で固められたセトリでした。中でもBlood on Your Handsは初めて生で聴けたので感無量でしたね。”Remember”のコール&レスポンスも気持ちよかったです。マイケル・アモットとジェフ・ルーミスのツインギターはやはり息ピッタリで心地よく聴きました。フロアではサークルができたりとなかなかの暴れっぷりでした。

 

ANTHRAX
この辺にくると体力的に一回目のしんどさが襲ってきており、フードを少しいただいて座って休憩しながら聴いていました。Madhouseなどはやはり流し聴きしていても名曲ですよね。

 

■GHOST
今回最も期待していたバンドかもしれません。音源ではさらっと聴いていたものの、これは実際に見てみないとなんとも言えないかな…と思っていたバンドでした。本当に観てよかった!最初から最後まで圧倒されっぱなしの最高のステージでした。コピア枢機卿の紳士っぽいわざとらしいふるまいは怪しさをよくあらわしていましたし、楽曲のスケールの大きさも広い会場で聴くと説得力が段違い。なによりステージセットのおかげで聖堂のような雰囲気がなんともいえない面白さを醸し出していました。これは是非ワンマンでフルサイズ観たいですね。でも広いステージで観るにはやはりフェスに出てもらうのがいいのかも…。

 

SUM41
ちょっと聞いたことあるかも、程度だったんですが、これがまたカッコいいこと。パンクでエネルギッシュなドラムも印象的でしたし、随所にParanoidなどのカバーを一瞬挟んでくるなどメタル方面への配慮もうれしかったです。We Will Rock Youのカバーは大盛り上がり。一気に駆け抜けるようなすがすがしいステージでした。

 

■SLAYER
Repentlessからスタートしたこの日のスレイヤーはまさに鬼気迫るという表現がふさわしいような容赦ない演奏を披露。地獄の業火を思わせるような豪快なパイロの使い方。やはり唯一無二だなあと思わせられるステージでした。
最後のSouth of Heaven,Raining Blood,Chemical Warfareと畳みかけてからのAngel of Deathでの締めはこれ以上ないような締めくくり方でした。Angel of Deathでのトム・アラヤの叫びは今までで一番涙腺に来ましたね。
演奏後、名残惜しそうに会場を眺めていたトムが日本語でこれが日本での最後のショウであったことを告げ、ライブは終了となりました。いつもはオヤスミナサイとニコっと去っていく彼がとても悲しい、いつかまたねと言うものですからこちらも泣きそうになってしまいましたね。

 

JUDAS PRIEST
そんな余韻を吹き飛ばすかのようにトリはPRIEST。
昨年末にも来日したためか、その時には演奏されなかったレア曲を多めに取り入れたセットリストになっていたように思います。単独、Downloadどちらも見た私としては大満足でした。中でもSaints in Hellが聴けたのは個人的にうれしかったですね。
この日もロブは絶好調で、Sinnerもバッチリ出ていましたし、後半のPainkillerでも最高のシャウトを聴かせてくれました。単独より近くで見ることができたんですが、リッチーとアンディのギター隊はやはりいいコンビネーションで、特にソロもとりつつも常にバンドを最優先に動くアンディの貢献っぷりはさすがと思いました。

 

個人的な趣味でいうならもう少しエクストリーム成分も欲しかったかなと思いましたが、全体的にとても満足できるフェスでした。来年もやってくれそうな雰囲気なので、期待してますね。

 

 

Watain & Anaal Nathrakh「Japan Tour 2019 @ duo Music Exchange」

Anaal Nathrakhの来日に行ってきました!!
開演時間は17:30。私の終業時間は17:30。
そんなん間に合うわけないだろ!!

 

というわけで会場に着いた頃には2バンド目のエセリアルシンがもうあと数曲という状態。
Yamaさんの渾身のシャウトを聴きつつ、ANに向けて呼吸を整えるなどしました。

 

■Anaal Nathrakh
01.The Road To...
02.Obscene as Cancer
03.Monstrum in Animo
04.Depravity Favours the Bold
05.Hold Your Children Close and Pray for Oblivion
06.Forward!
07.Bellum Omnium Contra Omnes
08.In the Constellation of the Black Widow
09.Forging Towards the Sunset
10.More of Fire Than Blood
11.Between Shit and Piss We Are Born
12.Do Not Speak
13.Idol
14.The Joystream

 

Anaalは初来日のときも見に行ったんですが、とにかく音がぐちゃぐちゃで全然細部が判別できないな…というちょっとした残念な記憶がありました。
が、この日のAnaalはとにかく音がよかった!各パートちゃんと聴こえるのでそこまで聴き込んでない身でも曲がちゃんとわかってとても楽しかったです。

 

新作もとてもよかったので期待していきましたが、期待通りの最高のライブでした。前作の肝だった「Depravity Favours the Bold」もテンションあがりましたし名曲のBlack WidowやSunsetなどもよかった。

 

声もかなり出ていましたが、アクションをつけながら歌うのでマイクが離れると少し聴きとりづらくなる局面もありました。しかしMCのゆるさも含めとても楽しい空間でした。

 

それにしても新作の中でもForward!のインパクトときたら。先行トラックとして発表された当初は少し単調かな?と思っていたのですが、妙に頭にこびりつくんですよね、このリフ。
この曲の前に「次は新作から…」というMCがあったのですが、ものすごい声援にバンド側も心底嬉しそうでした。

 

■Watain
01.Storm of the Antichrist
02.Nuclear Alchemy
03.The Child Must Die
04.Puzzles ov Flesh
05.Furor Diabolicus
06.Sacred Damnation
07.Underneath the Cenotaph
08.Malfeitor
09.Towards the Sanctuary
10.Sworn to the Dark
11.The Return of Darkness and Evil
12.The Serpent's Chalice

 

ゆるいAnaalに比べWatainは儀式という感じ。
あまり予習はせずに臨んだのですが、出音の一発目からわかる演奏力とクオリティにはぶっ飛ばされました。

 

ブラックメタルといいつつスラッシュにも通じそうな攻撃力の高いリフを張り巡らせ疾走するスタイルは見た目より数段とっつきやすく、音の洪水にトリップ感をおぼえました。


このバンドは衣装に動物の血液をしみこませることがあるらしく、この日もそうだったのかは定かではありませんがライブ中はほのかに漂う異臭が会場全体を包んでいました。勘違いかと思ったんですがみんな感じていたようだったので…。

 

ともあれ楽しいライブでした!メタルはやっぱりいいぞ。

 

cali≠gari「25th Caliversary”1993-2019″ TOUR 14 -The time is out of joint-  @ F.A.D YOKOHAMA」

カリガリの14ツアー、2回目行ってきました。

 

■セットリスト
01.動くな!死ね!甦れ!
02.マシンガンララバイ
03.ゼロサムゲーム
04.火葬遊戯
05.トカゲのロミオ
06.汚れた夜
07.-踏-
08.オーバーナイトハイキング
09.「依存」という名の病気を治療する病院
10.カメラ オブスキュラ
11.天国で待ってる
12.拝啓=BGM
13.セックスと嘘
14.ファニソン
15.淫美まるでカオスな
16.マッキーナ
17.飛燕騒曲
18.-187-
19.いつか花は咲くだろう

 

En.
20.深夜、貨物ヤード裏の埠頭からコンビナートを眺めていた
21.死は眠りを散歩する
22.エロトピア
23.クソバカゴミゲロ

 

この日は全体的にMC少な目でシリアスな雰囲気でした。
トカゲのロミオ冒頭のフレーズがちょっと変化してきてたの面白かったですね。

 

「依存」「エロトピア」とレアな曲も多く、お得感のある内容でした。MCタイムでは使い捨てカメラをメンバーたちが使いまくるという実験的な内容。こういうときにいろいろやりたがるのが石井さんというのも面白いですよね。

 

アンコールの貨物ヤードから死は眠りを~への重い楽曲の畳みかけは素晴らしく、余韻に浸っていたらまさかのエロトピアで歓喜しましたね。随分フリも廃れてきた気がするなあ…。

 

「いつか花は咲くだろう」最高な曲がさらにどんどん最高になってきているので、ファイナルも楽しみですね。

「Italian Melodic Fest 2019 @ Duo Music Exchange」

イタリアンメタルに浸かってきました。

 

■Allegiance Reign


日本のバンド。初めて見ましたが確かな演奏力にYAMA-Bさんタイプの勇壮なハイトーンボイス、そして武士メタルという面白さも相まってとても楽しいステージでした。

 

TRICK OR TREAT
01. What’s my destiny Dragonball
02. Jeeg robot d’acciaio
03. Loser Song
04. The Great Escape
05. Evil Needs Candy Too
06. Daitarn 3
07. Pegasus Fantasy
08. United

 

Secret Sphereと一緒に来日したときにも観たので2回目。バンド名からもわかるようにHelloween直系のハッピーメタルですが、今回は去年リリースされたアニメソングカバーアルバムからの曲が多め。カバーアルバムではイタリア版の曲のカバーが多く、日本人には馴染みが薄かったですが、鋼鉄ジーグなどは日本と同じ楽曲で盛り上がりましたね。トワイライトフォースに加入したアレッサンドロ・コンティの歌唱は相変わらず素晴らしく、軽やかにハイトーンを出す様にはほれぼれしました。

 

■ELVENKING
01. Invoking the Woodland Spirit
02. Draugen’s Maelstrom
03. The Wanderer
04. Pagan Revolution
05. The One We Shall Follow
06. Elvenlegions
07. The Divided Heart
08. Neverending Nights

En.
09. The Loser

 

初めて聞きましたが、パワーメタルにフォーク・ペイガン要素を詰めた風の音楽性。特にペイガンメタル部分での踊らせ方がすばらしく、特に「The Wanderer」は最高でした。珍しい形のエレキヴァイオリン(フィドル?)もよいアクセントになっており、より民族音楽らしさを強調していましたね。すっかりファンになりました。

 

■LABYRINTH
01. Moonlight
02. New Horizons
03. The Night of Dreams
04. Lady Lost in Time
05. State of Grace
06. Heaven Denied
07. Thunder
08. Feel
09. Time After Time
10. Falling Rain
11. Die For Freedom

En.
12. In the Shade

 

Rhapsodyには知名度こそ負けるものの、クサメロ度合いでは肩を並べるイタリアンメタルバンド。名盤の名高い2ndの完全再現ライブでした。特に冒頭のMoonlightの高揚感はすばらしく、ブレイクの「Moonlight」の合唱もキマリましたね。演奏は正直粗めで、勢いで押し切る感はありましたが、それでもロベルト・ティランティのハイトーンボイスは圧巻。少し後ろノリのタイム感で引き上げるように出す超高音はライブでも健在で、とても興奮させられました。Secret Sphereのミケーレ・ルッピといい、イタリアのハイトーンシンガーはライブで音源よりも上の音にアレンジしてくるのですごいですね。

 

すべてのバンドで最高のクサメロを堪能できる素晴らしいイベントでした。満足です。

CDに頼るのを諦めてspotifyにコンニチハした話

高校時代からコツコツとCDを集めてきましたが、そろそろ限界を感じていました。

増え続ける好きなバンド、肥大化する部屋内のCD領域。なんだこれは、CDの部屋に俺が住ませてもらってるんじゃないのか?

 

私の音楽環境はPCではiTunes、外出時はiPod Classicに頼り切っていましたが、iPod Classicがいつ壊れるかに怯えながら暮らしていました。

なんとかしなければ…。

 

きっかけは携帯会社のセールでした。ZTEのM Z-01K(見開き2画面スマホ)が700円弱。2画面スマホ電子書籍ユーザーとしても気になっていたところ。これをサブ機にして音楽再生・ゲーム・電子書籍専用端末に仕立てればよいのでは…?

 

結果としては大成功。この1週間、iPod Classicは一回も起動していません。

ではspotifyに移行した内容と良かった点を書いていきますね。

 

・音楽の移行

spotify+iSyncr+poweramp

 

まず、サブスクリプションに登録されている楽曲群はspotifyに頼ることにしました。幸い通信量はだいぶ余らせるような使い方をしていたので、通信量については心配ありません。私の主食は洋楽メタルなのですが、かなりの数が取り揃えられているのもポイントが高かったです。つい最近悩みに悩んで買ったSoiilworkとか、中古を探しまくって集めたCradle of Filthとかが探したらヒョイっと出てきたのにはショックを感じましたね。

 

それでも、やはりサブスクリプションに登録されていない楽曲はかなり存在します。邦楽に多いのですが、バンプオブチキンカリガリの旧作、インディーズバンドやボーカロイド同人音楽などはどうしてもそうなってしまいます。

 

そこで、サブスクリプション外の音源は今までの資産であるiTunesを活用することにしました。iSyncrというソフトを使用してAndroidiTunesを同期させ、powerampで再生するという作戦です。コピーだけならソフトなどいらないのでは?とも思われますが、i

SyncrはiTunesのプレイリスト単位でファイルを転送することができ、iPodの同期と非常に似た使い心地なんですね。poweramp側もプレイリスト形式を読み込むことができるため、これでほぼiPodと同じ使い勝手を確保することができました。

 

・移行してよかったこと

なんといっても「ちょっと気になる」レベルの楽曲を即時、フルで聴けるというのが非常に大きいです。今のところ特に効果を発揮しているのはライブの予習・復習のときで、メタルバンドAが来日する時にサポートでメタルバンドBが来日する、というような場合。目当てがAだけでBはあまり楽曲を知らない、となった時にサクッと聴いてみることができるのはとても助かります。私はsetlist.fmも併用して直近のライブのセットリストを確認しそのプレイリストを作成することで、当日やりそうな曲を確認するという使い方をしています。さらには終演後にセットリスト通りのプレイリストを作ることで楽曲のおさらいもできますし、本当に便利ですね。

 

また、Shazamとの連携も侮れません。Shazamは道端でかかっている曲をスマホに聞かせることで曲名を教えてくれるアプリですが、spotify連携機能もあるので、タワレコやライブ会場でかかっている曲にビビッときたらその場でShazam検索→spotifyプレイリスト入りのコンボができるんですね。これは強い。いつもだったら帰宅したらビビッとしたことなんて忘れているんですが、この方式なら出かけるたびにプレイリストに曲が増えていきます。

 

友人とのおすすめ交換にも役立ちます。音楽をすすめ合うとき、今まではCDを貸し借りするとか買ってみるとかしか出来なかったんですが、spotifyのおかげで「あとで聞いてみる」という言葉の確実性が増します。おすすめされても借りたCDだと急いで聴いてしまったりとか、そのうち買おうと思っていてもなかなか余裕がとれなくて忘れてしまったりするのですが、もうそんな言い訳は通用しません。その場でプレイリスト登録、あとは聴くだけです。

 

・さようならCD

以上の理由から、私の音楽環境は完全にspotifyとbandcampに移行しそうです。もちろん邦楽中心にCDはまだ買うと思われますが、洋楽はよっぽど物理で手元に置きたいと思わない限り買わない気がしますね…。少しさびしい気もしますが、これも時代の流れでしょう。

 

しかし1点だけ不満が…

洋楽のアーティスト名をカタカナで表示させてくるのだけは見つけづらいから勘弁してほしいですね。。