tk_saxoの場合 〜楽器自伝② 〜

大学に入ってから、いわゆるポップスというやつを真面目に聴いてみようと思った。

なにをすればいいかわからなかったので、Mステを観るところから始めた。

ある日かかったクロマニヨンズ「紙飛行機」、そして吉井和哉の「シュレッダー」。
ロックの衝動を与えてくれたのはこの2曲だった。
そして…メタルに目覚めるきっかけとなったX JAPAN復活。
テレビで見た。ART OF LIFEに圧倒された。
ギターがやりたいと思った瞬間だった。

ロックやメタルを聴き漁るかたわら、吹奏楽も続けていた。
高校のOBバンドに入り、コンクールにも出た。この活動については、音楽的なことはほとんど覚えていない。
高校の焼き直しにしか思えなかったし、人間関係の悪さ(後にこのときの派閥が分裂して新しい団ができた)に疲れ切っていた。吹奏楽は好きだけど、もうやらなくていいやと思ってしまった。

吹奏楽がいやになった後に向かったのは大学の管弦楽同好会だった。
そこでしばらくチェロをやったが、たいして上達することもなく、やめてしまった。

そして、高校時代の友人が入っていたサクソフォンオーケストラに参加することにしたのだった。
とても居心地の良い団で、今もお世話になっている。

それから先は、就職が決まった勢いでギターを買ったりベースを買ったり、といった感じで節操なくいろいろ手を出した。

そろそろギターかベースで本番に乗ってみたいものだ。なんて。