艦隊これくしょん「佐世保鎮守府開庁130周年記念『ちんじゅふ。』2019 in 佐世保鎮守府 Special Opening Live @ アルカス佐世保」

艦これのイベントのために佐世保遠征してきました!

 

主軸としては記事タイトルのライブ(9/13~14)と太鼓演奏(9/15~16)なのですが、他にも佐世保をめぐるスタンプラリーや約30店舗の飲食店とのコラボなど、かなり大規模なイベントでした。

 

私は前半のライブチケットがとれたのでその日程を主軸に2泊3日してきました。まずは全体の感想を。ライブ感想はまとめて最後に。

 

□9/13

 まずは陸路で佐世保入り。博多まで新幹線で行った後に高速バスで福岡から佐世保まで。13時過ぎに佐世保市民ホール(旧佐世保鎮守府凱旋記念館)に着きました。その時点でそこそこ人は並んでおり、まずはたい焼き屋で1時間弱。焼きあがるのにそこそこ時間がかかるため、列の長さの見た目以上に時間がかかっていました。クロワッサン風のサクサク生地を使ったたい焼きで、私はカスタード味を食べましたがとてもおいしかったです。たい焼きの周りの四角い枠まで含めて食べることができ、満足感もありました。

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 そのあとは物販列へ。この日はかなり天気がよかったこともあって日差しがめちゃくちゃキツかったです。合計3時間くらいは並んだと思いますが欲しかったものはおおむね購入でき満足でした。ここでスタンプラリー台紙も入手。本当ならここで佐世保バーガーでも行きたかったところですが、もうライブまで時間が迫っていたためスタンプラリーを優先して6か所ほど回った後にアルカス佐世保に向かいました。終演後は長崎に宿をとっていたので高速バスで長崎まで。移動で疲れ切っていたのでココイチでサクッと食べて就寝。

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□9/14

 長崎⇒佐世保の始発の高速バスに乗って佐世保へ。この日の目当ては島瀬公園のコラボバス貯金箱。8時半くらいに公演に着いたときにはすでに公園内でぐるっと待機列ができていました。運営の方からの「販売開始を1時間前倒し、限数も1つに設定」とのアナウンスがあり拍手。実際に9時過ぎから物販が始まりましたが、ものが1種類しかないこともあってものすごい速さで物販列が溶けていっていました。物販後は公園内で西海学園高校吹奏楽部の演奏を聴きました。小編成ながらトランペット、アルトサックス、パーカッションの子たちをはじめいい演奏でした。艦これの海色も演奏。

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 物販はこの時点でやり切ったので、スタンプラリーの続きをしに行きました。楽しみにしていた鯨瀬埠頭はとても眺めもよく、また来たいなと思いましたね。

 

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 スタンプラリーを無事に終えてからは海上自衛隊佐世保資料館(セイルタワー)へ。ここはとても面白かったです。7階建てで、まずは一番上にのぼってから降りてくるに従い、昔⇒現在の歴史を振り返ることができる構成になっていました。各展示もとても詳しく充実しており、これだけでも数日ないと見切れないな、という感じ。ここも是非また来たいですね。セイルタワーの後はライブの昼公演へ。

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 昼公演の後は少し時間があったのでご飯に。イタリアンレストランのレガーレというお店でレモンステーキをいただきました。薄いステーキにレモン風味のソースをかけていただく料理で、レモンのさわやかさがとても心地よくおいしかったです。アーケード内のBigmanさんで佐世保バーガーもいただきました。

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 夜公演のあとは港まわりをうろうろしながら遠征音頭大会に参加。多用途支援艦あまくさが泊まっていました。遠征音頭後は長崎に戻ってらーめん柊の本店で担々麺をいただきました。

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 以上が今回の佐世保遠征のあらましでした。ここからはライブ内容について。3回とも見ましたがまとめて書きます。

 

■特別映像上映
01.アニメ予告映像
02.アーケード予告映像
03.シズメシズメ(龍玄とし)
04.提督との絆(龍玄とし)

 

まずは特別映像。アニメ新作の予告とアーケード予告も面白かったですがやはり武道館ライブの録画2曲がよかったですね。ちょうど仕事のヤマが年始にあったので行けなかったため、こうして映像で見ることができたのはとても嬉しかったです。ToshIの持ち味である澄んだ高音が生きていたのはやはり「提督との絆」で、アレンジも相まってEndless Rainっぽさがありましたね。

 

■セットリスト(1MYB)
01.ロマンスの神様(広瀬香美)
02.Groovy!(広瀬香美)
03.モドレナイノ(広瀬香美)
04.渚を越えて(広瀬香美)
05.強襲!空母機動部隊(Instrumental)
06.華の二水戦(山田悠季)
07.鎮守府の朝(宮川若菜タニベユミ)
08.佐世保の時雨(タニベユミ)
09.秋の鎮守府(Instrumental)
10.泡沫のシャングリア(Instrumental)
11.ゲレンデがとけるほど恋したい(広瀬香美)
12.提督との絆(広瀬香美)

 

En.
13.月夜海(広瀬香美)

 

 冒頭から広瀬香美さんが登場して「ロマンスの神様」。これは最高のスタートでしたね。1日目からコーラス部分での観客の反応も最高で、広瀬さんも想定外のウェルカムムードに嬉しそうでしたね。(この後、3回目にはもうコールアンドレスポンスが完成に至ってました)
 広瀬さんもノッてきたようで、2日目は「冬の深海からやってきました、冬の女王こと広瀬香美でございます!」とニコニコの自己紹介になってました。


 広瀬さんの歌を生で聴くのは初めてでしたが(むしろ私にはヒウィッヒヒー時代の記憶が強い)、高音でのハリやメロディの崩しかたのおしゃれさなど、とても楽しく聴くことができました。艦これ楽曲もバンドアレンジされておりかなりハードロック色が強い方向でしたが、ハードな演奏の上に乗る広瀬さんの歌のかっこいいこと。広瀬さんメタル歌っても最高そうだな…と思わされました。特に3回目の「渚を越えて」は筆舌に尽くしがたいほど素晴らしい出来でしたね。

 

 バンド1MYB(第一音楽遊撃部隊)も素晴らしかったですね。キレのいいカッティングからメタリックな速弾きまでこなすギター、ボトムを支えつつステージングで全体を盛り上げ、スラップでキメもつくるベース、多彩な楽曲の雰囲気付けに貢献するキーボード、抜けの良い音のパワフルなプレイから繊細な味付けまでこなすドラムと期待していた以上のゴリゴリのサウンドで興奮しました。インストでの「強襲!空母機動部隊」でドラムのタム回しからの疾走フレーズが最高。

 

 華の二水戦では山田さんによる歌唱。1回目、3回目は矢矧、2回目は阿賀野でした。歌も伸びがあってとてもよかったですし、ダンサーさんの阿賀野姉妹とも息があった振り付けでキレイでした。鎮守府の朝は宮川さんとタニベさんによる歌唱。朝潮と時雨コンビですが曲中の掛け合いでは「朝潮→白露→大潮→時雨」(一番艦同士、二番艦同士絡み)、「朝潮村雨→荒潮→時雨」「朝潮→夕立→満潮→時雨」という濃さ。メインは宮川さんでタニベさんはコーラスをしていましたが、回を重ねるごとにハモリがどんどんうまくなっていっていたのもよかったです。

 

 まさかの新曲「佐世保の時雨」ではタニベさん歌唱。疾走感のあるロックな曲で、哀しみを受け入れつつも未来に向かってしっかりとした覚悟を持って踏み出す時雨が表現されており、素晴らしかったです。艦娘想歌とかで発売してくれるのかな…?

 

 阿賀野型、金剛型のダンサーによるシンクロした踊りを堪能できた「秋の鎮守府」(霧島さんがキビキビした動き、榛名さんがやわらかい動きになっていたの、完全に解釈一致でよかったです)の後はバンドのみで「泡沫のシャングリア」。ギターの速弾きがある非常にメタル的楽曲ですが見事な演奏で、こちらも回数を重ねるごとにメンバー間でのやりとりが増えていて楽しかったですね。ギターソロ部分でギターとベースが背中合わせに弾く様子などは綺麗でした。

 

 最後は広瀬さんパートで、「提督との絆」で本編終了。アンコールは「月夜海」でした。これらのしっとりした楽曲では広瀬さんの歌唱力が存分に発揮され、細やかな表情づけや盛り上げかたなど、とてもきれいで感動的でした。

 

全体を通してとても楽しいイベントでした。特にライブは本当に良かったのでソフト化を期待してしまいます。バンドのみなさんも魅せるプレイで素晴らしかったので今後もこのメンバーでの活動をしてほしいなと思ってしまいますね…!呉鎮守府も130周年とのことでこんどはそちらでもコラボがありそうなにおわせがありましたが、佐世保もまた来たいので是非定期的にやってほしいですね!