氷祭りに行った話2018

艦隊これくしょんの「氷祭り」に行ってきました。

 

「秋刀魚祭り」、「瑞雲祭り」に続く現実での艦これイベントの3種類目です。

会場が幕張メッセということもあり、物販は長蛇の列が想像されました。ただし、今回はパンフレットが手に入ればいいやということで8時前につくように出発。

 

8時くらいに並びはじめて、レジについたのは12時過ぎでしたので、やはり4時間くらいは並んでいたようです。艦これファンはもう慣れっこなのでいいのですが、今回はスケートファンもいらっしゃったと思うので気の毒でしたね。

 

13時からは氷祭りのステージ。

氷祭りとは?というところですが、幕張メッセのイベントホールにスケートリンクがはってあり、20数名のスケーターによる艦これモチーフのアイスショー、という内容でした。

 

ゲストは伊藤みどりさん、無良崇人さん、澤山璃奈さん。

随所で声優さんも参加しセリフをあてるシーンもあったものの、基本は音楽のみでストーリーが進行していきました。

 

ステージがはじまるとリンクに波が映し出され、まるで海面のよう。スケートをチョイスした理由がここでやっと理解できました。

 

まずは澤山さんによるソロ。深海側の役ですが、もがくような不穏な演技で一気に世界観にひきこまれました。

 

次は鎮守府の日常パート。各艦娘の紹介にはじまり、陣形変化をしつつリンクを縦横無尽に駆け巡りました。赤城・加賀ペアの安定感のある滑りや金剛四姉妹の華やかさ、時雨・夕立・満潮・響という駆逐艦たちのかわいらしい動きなど、ほっこりしました。特に響の登場時のポーズがキマっていてよかったですね。

 

場面が深海側に移ると伊藤みどりさんが登場し、段違いのキレのある動きと完全に役に入った演技には圧倒されました。完全に場内の空気をもっていくさまはある種、痛快ですらありました。

 

鎮守府に戻ると今度は無良さんのソロ。これが非常にかっこよかった!一人だけ男性ということもあり、パワフルさがより際立っていたこともあるかと思いますが、その所作の美しさや力強さはひとときも目を離せませんでした。

 

演技のBGMは基本は音源だったのですが、随所で弦楽八重奏や和太鼓による生演奏が入り、情報量の多いステージでした。今までの観艦式ではそれぞれがメインステージをはっていたコンテンツが同時展開されるのですから、面白くないわけがありません。

 

提督パートのあとは艦娘同士での演習パート。ときに同航戦、ときに反航戦で滑りながら戦うさまはかっこよかったですね。勝った側の満潮が相手側の時雨に駆け寄るようなシーンもあり、とても良かったです。

 

海防艦の演技に続いて深海側との戦いを行い、前半は終了。深海棲艦との戦いではリンク上に砲撃、雷撃のエフェクトが映し出され、艦これアーケードのような世界観が眼前で繰り広げられる様には感動を禁じえませんでした。

 

休憩を挟んで海防艦の演技から、艦娘音頭、月夜海といった歌唱パートに。ここではスケーターさんは滑ったり踊ったりしつつ、ステージ上では声優さんが歌うというもので、これもどちらもメイン級の内容のため目が足りない!という状態に。分身してどっちもじっくり見たかった…。

 

戦闘パートに戻って伊藤みどりさんVS艦娘たちという最終決戦。ここでも伊藤さんの存在感は圧倒的で、滑りや所作でここまで強さや不穏さを表現できるとは、と驚きっぱなしでした。撃破後の退場ではリンクからはけるときも倒れながらの体制ではけていて、凄みを感じました。

 

休憩含め二時間のステージでしたが、本当にあっという間でした。もっと見たい、また見たい、ととても強く感じました。

これまでのイベントの中でも特に艦これの世界観を表現できていたフォーマットだと思いますし、ぜひぜひ今後も続けていってほしいです。