新作の「ウインカー」がそれはもう良かったので、これは聴かなければ!と急いでチケットを確保し、行ってきました。
□セットリスト
01.5年後の世界(50歳の世界)
02.オム・ライズ
03.文豪ボースカ
04.ヌイグルマー
05.シネマタイズ(映画化)
06.音の中へ
07.愛のプリズン
08.林檎もぎれビーム!
09.ヤンガリー(Inst)
10.ハザード
11.荒井田メルの上昇
12.ピアノ・デス・ピアノ(特撮筋肉少女帯)
13.カーネーション・リインカネーション(特撮筋肉少女帯)
14.アベルカイン(特撮筋肉少女帯)
15.テレパシー(特撮筋肉少女帯)
En
16.7人の妖
17.バーバレラ
18.綿いっぱいの愛を
19.ケテルビー(特撮筋肉少女帯)
素晴らしいライブでした!
大槻の50歳記念ライブということで、5年後の世界を50歳の世界と読み替えてライブ開始。
「50歳になってちょっとブルーになっているオーケンに、50歳も悪くないと思わせるために、MCで何もいっていなくてもワーワー盛り上げてください!」とライブの趣旨が説明され、名曲が連続で披露されていきました。
「音の中へ」はつい先日発売された新作からの楽曲。「さーうんど!さーうんど!」のコール・アンド・レスポンスがとても楽しく、個人的にはライブ前半のハイライトとなりました。
「ヤンガリー」ではまさかの大槻が休憩するために一度退場。
最初の歌詞を「休憩するからやっててねー」「どうぞ、どうぞ」にしていたのも笑いましたが、インストなのにNARASAKIやRIKIJIはキッチリとコーラスを入れていて非常にシュールでした。もともとヘヴィな楽曲だったので演奏を存分に堪能。
続けてこちらもオーケンなしでの新作からの楽曲「ハザード」。まるでサイレントヒルのような世界を彷彿とさせる壮大で映画音楽的な楽曲ですが、サウンドの広がりがライブならではといったところ。クラシックの現代音楽などでも感じるのですが、こういった音響的な作品はやはり生演奏でなくては。
ゲストとして筋肉少女帯が登場。
特撮+筋肉少女帯の超豪華バンドで初期特撮の楽曲が演奏されました。
「ピアノ・デス・ピアノ」ではNARASAKIと本城がサビのボーカルをとって掛け合い。
「カーネーション・リインカネーション」や「アベルカイン」のようなコーラスの掛け合いがある曲ではメンバー総出でコーラスを行い、超野太いコーラスが響き渡っていました。
「テレパシー」は感動的で、橘高の築城ギターソロとNARASAKIのザクザク刻みが同時に聴ける嬉しさをひしひしと感じました。
アンコールは特撮でアップテンポな曲を畳み掛けたと思えば三柴がピアノ・ソロで「ハッピーバースデー」を演奏、筋肉少女帯メンバーがケーキを持って入場。
最後はまた特撮筋肉少女帯。「ケテルビー」での締めとなりました。
50歳記念ということでお祭り感あふれる終始ハッピーな雰囲気のライブでした。
特撮は見に行くたびに刺激をバシバシもらうので、また行きたいですね。