Satyricon「JAPAN TOUR 2018 @ 代官山UNIT」

Satyriconを見てきました!

 

□セットリスト
01.Midnight Serpent
02.Our World, It Rumbles Tonight
03.Black Crow on a Tombstone
04.Deep Calleth Upon Deep
05.Walker Upon the Wind
06.Repined Bastard Nation
07.Commando
08.Now, Diabolical
09.To Your Brethren in the Dark
10.Black Wings and Withering Gloom
11.Walk The Path Of Sorrow
12.Transcendental Requiem of Slaves
13.Mother North

 

En.
14.The Pentagram Burns
15.To the Mountains
16.Fuel for Hatred
17.K.I.N.G.

 

仕事終わりに行ったのでギリギリに到着、柱の後ろでまったりと見ました。雰囲気通りの陰鬱な照明の中スタートしまず思ったのはFrostのドラムの面白さ。音源ではその超絶技巧ぶりに目が行っていましたが、実際に聴くとそれよりもむしろ人間らしいダイナミクスとかストーリー付けの部分の説得力に凄みを感じました。曲の進行に合わせたパワーやスピード感で楽曲に同期し、増幅させるさまはまさにバッテリーというイメージがぴったりでした。

 

Satyrは前半はVoに専念し、頭を振りつつ邪悪な歌唱を聴かせてくれました。ところどころで観客に歌わせる場面もあり、想像していた以上にコールアンドレスポンスのバンドなんだなという印象。楽器隊もすばらしく、基本は定位置から動かないものの一糸乱れぬ演奏、ヘッドバンギングには惚れ惚れしました。

 

セットリストは最近の曲も多めでしたが、私は最近のミドルテンポ路線も大好きなので非常に楽しめました。初期の曲が挟まれることでライブ全体としてメリハリがついた内容になっていたように思います。

 

中でも印象的だったのは最新作のタイトルトラック「Deep Calleth Upon Deep」での楽曲のよさや、「Commando」での超絶ドラミング、圧巻の「Mother North」あたりでしょうか。それにしてもどの楽曲も本当にリフが邪悪でかっこいいので、全く飽きることがありませんね。

 

アンコールの最後ではFrostが一旦前に出てきたかと思えばステージをダン!ダン!と踏み鳴らして手拍子を煽り、「K.I.N.G」に突入する場面も。この演出めちゃくちゃかっこよかったですね。

 

100分くらいのライブだったかと思いますがあっという間でした。もっと聴いていたかった。願わくばまた来日してほしいですね。何回でも聴きたい最高のサウンドでした。

 


Satyricon - Deep calleth upon Deep - Lyric video