Judas Priest「FIREPOWER TOUR 2018 @ 武蔵野の森 総合スポーツプラザ」

Judas Priestを聴いてきました!!!

 

■セットリスト
01.Firepower
02.Running Wild
03.Grinder
04.Sinner
05.The Ripper
06.Lightning Strike
07.Desert Plains
08.No Surrender
09.Turbo Lover
10.The Green Manalishi (With the Two Pronged Crown)
11.Night Comes Down
12.Guardians
13.Rising From Ruins
14.Freewheel Burning
15.You've Got Another Thing Comin'
16.Hell Bent for Leather
17.Painkiller

 

En.
18.Metal Gods
19.Breaking The Law
20.Living After Midnight

 

まさに名曲のてんこ盛り。
新作のタイトル曲で幕を開けましたが、何より驚かされたのはロブのハイトーンの好調さ。Firepowerの楽曲はもちろん、Sinnerなど過去の楽曲群でもここぞという箇所のハイトーンをきっちり当ててくる様には痺れました。

 

演奏も素晴らしく、ギターのリッチー・フォークナーとアンディ・スニープの歯切れのよいサウンドがより楽曲のメリハリを引き立てていたように感じました。リッチーのソロでの弾きまくりやアンディの刻みのかっこよさはオリジナルに敬意をはらいつつも思う存分ぶちかましており、痛快でした。

 

ステージの後方スクリーンでは楽曲に合わせた映像が流れており、The Ripperでの殺人事件の演出や、No SurrenderでのFirepower(ジャケットの絵の機械)が一斉射撃をしたりと飽きさせませんでした。感じたのは「Firepowerの楽曲群がかなり過去曲になじんでいる」ということ。リリースツアーだけあり、要所でそれらの楽曲が披露されるのですが、今のPriestサウンドを見事に描き切り、ライブのクライマックスを演出していました。

 

Turbo LoverやFreewheel Burningなどではサビは観客にも歌わせつつ、ハイトーン部分はガッツリとシャウト。数年前のライブ盤よりさらに声が出ているように思えました。本編最後はPainkiller!ドラムのソロに導かれてのロブの歌唱はここでも絶好調で、最後はステージ前方に座り込みながらの絶叫シャウトを聞かせてくれました。

 

アンコールではグレンも登場し、曲中でのギターソロも披露。フレーズ的にはゆっくりしたソロでしたが、チョーキングと音色に積み上げてきたものがにじみ出ており、感動的な演奏でした。正直、今回で最後かもしれない…と思って観に行ったのですが、感じさせられたのは「まだまだ全然いけるじゃん!!」ということ。

 

ぜひまた来日してこのサウンドを浴びせてほしいものです…!