01.-踏-
02.トカゲのロミオ
03.トレーションデモンス
04.暗中浪漫
05.色悪
06.そして誰もいなくなった
07.エロトピア
08.鐘鳴器
09.淫美まるでカオスな
10.マッキーナ
01.lunch box
02.溺れる魚
03.受刑者の日記
04.盲目の羽根と星を手に
05.Follow The Night Light
06.体温
07.Family
08.alice
09.quo vadis
10.re:make
■セッション
01.死刑台のメロディ
観てきました。
もとは2020年に「死刑台のエレベーター」公演が予定されていたのですが、去年は公演日程を縮小しての開催になっていました。今回はその振替も兼ねた第2弾となっており、その期間を利用してさらにコラボレーション楽曲も1曲追加されました。
まずはカリガリ。この1年ほどの間でも止まらずにブルーフィルムのリバイバル盤であったり15予告版をリリースしてきた彼らですが、エロトピアで古くからのファンへの目くばせも忘れず、メインは復活後の楽曲というセットリストでした。「10」「13」からそれぞれ2曲ずつ選曲されていましたが、とくに13からのトカゲのロミオと色悪は近年のカリガリのカッコよさが高純度で出た楽曲なのでよかったですね。石井さんの楽曲が多かったこともあり、全体としてオシャレな印象が強く出ていたと感じました。MCでは石井さんが「青さんにどんな面白いMCをするんですかって言われたから青さんが満足するようにdeadmanのファンに嫌われたくない話をすることにした」という話をしており大変面白かったです。
デッドマンは初めて見ました。去年の「死刑台のエレベーター」配信で楽曲を知り、蟻塚のパフォーマンスにぶっ飛ばされたくちなので、ライブを観ることができて感無量。グッときたのはサウンドの生々しさと切れ味。ヴィジュアル系らしい激しいビートにザクザクと切り込むギターが心地よく、その上を自由に浮遊するボーカルラインも面白いですね。Follow The Night Lightでの手を伸ばすしぐさや体温で柵に座ってバンドを見ながら歌うなど、印象的なシーンも多数ありました。実演だと数倍楽しかったaliceの後はこれでもかという攻撃力のquo vadisとre:makeで締め。特にquo vadisの最後のキメはもう圧倒されますね。1部では蟻塚は見られなかったのは少し残念。DVDで楽しむことにします…。
セッションでは新曲「死刑台のメロディ」。前作「死刑台のエレベーター」はわりと素直にコラボした感じでしたが、今回は展開がかなりプログレッシブ。Aメロは誰、Bメロは誰…のような境界がはっきりしたコラボレーションではなく、より細かくフレーズ単位で各メンバーの音が混ざり合っており、よりバンド感のある曲になっていたように思います。
全体を通してとても満足感のある公演でした。最高の組み合わせなのでまたやってほしいな…。