名取さな「さなのばくたん。 -王国からの招待状- Powered by mouse @ 川崎チネチッタ 2024/03/07」

Vtuber、名取さなのイベントについに現地参加してきました。

普通にネタバレ書くので、これからアーカイブ視聴の方はご注意を…。

 

 

「名取さな」はいわゆる個人勢のVtuberで、今年で6周年を迎え、7年目に入ります。
私はVtuber四天王あたりが流行ってた頃に界隈を見始めて、名取さんを見始めたのは…この動画の頃だった気がします。インターネット上での振る舞いのライン引き…というか許容範囲が私のそれとかなり合致していたのでずっと心地よく継続視聴しています。当時はデビルマンMADとかも流行ってましたね。懐かしい(さすがに古参アピになっちゃうか…?)

 

 

2020年3月7日には初のライブイベントも企画されていたのですが、コロナ蔓延により直前で中止となってしまい(もう4年前か…)、翌2021年からは毎年川崎チネチッタでライブイベントを開催しています。


ライブイベント本編だけでなく川崎ラ・チッタデッラの各飲食店とのコラボも合わせて実施されているのが特徴で、当日だけでなく前後しばらくの間、コラボメニューなどを楽しむことができてとても施設に根付いたコラボになっているなと毎回感じます。かくいう私もグルメポップコーン「ヒルバレー」をコラボきっかけで食べ始め、コラボ期間以外でもたまに買いに行くリピーターになってしまいました。

 

誕生日のイベントでは川崎チネチッタ(映画館)のスクリーンを使って開催され、今年はなんと全スクリーンを貸し切りでの大型開催となりました。自身のオリジナル曲も毎年リリースしており、それに加えて各回のテーマに沿ったカバー曲も披露されるライブパートと、アンケートやコメントとの交流を取り入れた催し、トークパートにより構成されるイベントで、前回までは声出しNGだったのでサイリウムの色により観客が感情表現をするという文化が根付いていました(赤は怒り、青は哀しみ、緑は草など)。

 

私も毎年イベント自体は配信で見ていたのですが、しばらくはコロナもあったし、なによりここ数年は仕事がマジでキツい感じだったので、現地でイベント参加できるのは今回が初でした(飲食コラボは今までも行ってました)。やはり現地は良いですね、没入感が違います。残業しながら片目で見た去年(けっきょく去年は途中で感情がぐちゃぐちゃになったので仕事どころではなくなりましたが…)とは大違いです。

 

私の場合はわりと現地に行きやすいこともあり、当日は有休とっていたもののコラボ飲食は後日…として、ラゾーナをうろうろしたあとにチネチッタに移動しました。(有休を最大限に使いたかったので映画「ボーはおそれている」を見ました。何で?こんな3時間もある映画を前菜として見てしまったの…?)

 

現地入りすると入場が開始しており、どこを見ても名取グッズを持った者たち。なれ合いは禁止なので会話はほとんど聞こえてきませんが、謎の一体感を感じました。私は前から数列目の真ん中あたりというかなり良い位置取りで、後ろからの観衆の声もバッチリ聞こえつつ楽しませてもらいました。

 

■セットリスト
01.エッビーナースデイ
02.メチャ・ハッピー・ショー
03.PINK,ALL,PINK!
04.ナゾトキ処方箋(てにをは カバー)
05.デビルの証明(新曲)
06.いっかい書いてさようなら(新曲)
07.さなのおうた。

 

イベントが開始するとまずは王による前説(およびコール&レスポンス練習)。
初期からの楽曲でコール&レスポンス要素が多いものが連続で3曲取り上げられており、なるほど当初は声出しNGになる世界なんて想像できなかったものな…という感慨もありつつ。前回の爆誕イベントがいわゆる「名取さな 第1期」を締めくくるようなシリアスめの内容だったこともあり、今回は新しいタームの始まりという感じで、本来あるべき姿でのコール&レスポンスで各楽曲の印象をアップデートしていく感覚が味わえました。これは現地勢でよかったと強く思いましたね。

 

トークパートは前回までの登場名取たちを踏まえて複数名取が同一世界線上に存在している表現で、画面の見栄えとしても豪華でしたし毎年演出のレベルアップを感じて楽しいですね。これまでも複数うさちゃんせんせえダンスなど、複数の生命が動いている状態は見ていましたが、これだけ同時存在名取が一気に摂取できるのは新鮮な体験でした。

 

声出しを確認するようにレスポンスを煽る名取と「うおおお」で応えるオタクたちの構図、配信だとあまり歓声大きくは聞こえませんんが現地はかなりウケる感じでした。アンケートは最初こそ電波がなかなか入らず、待って!待って!という声があちこちから飛んでいましたが、実際のアンケートメインコーナーでは大丈夫そうだった印象です。あとハウリングの質感高すぎてびっくりしちゃったよね(マジのやつじゃんという聞こえ方でした)。

 

今回の新衣装である探偵名取も短パンとみつあみがかなり良くて、アクスタ買っておけばよかった…とめちゃくちゃ思いました。当日は売り切れていたので、通販で確保します(ああ、「ボーはおそれている」を見に行ったばっかりに…)。カバー曲の「ナゾトキ処方箋」もとても良くて感動しました。名取さんは声質が抜けてきやすいのもありますが、感情を声に乗せる、演技的な歌い方がとても上手で、どんな曲でも自分の表現にできているのが本当にすごいと思います。

 

謎ときパートも面白かったです(詳細はぜひアーカイブ配信をご覧いただきたい)。名取のリアクションもさることながら、私のいたスクリーンでは4桁の数字を当てるところで「0001!」「0002!」「0003!」(それぞれ別方向から)という総当たりが始まっていてさすがに超ウケてしまいました。たけのこニョッキか?

帰宅後、配信で見るとどうやら8スクリーンではちゃんと名取の問いかけに答えていたっぽいのですが、弊スクリーンでは1000の位まで「わかんなーい」が最大勢力だったので、そのへんの違いを楽しめるのも現地ならではですね。

 

新曲2曲もたいへん素晴らしかったです。今までの楽曲はあえて分類するなら「名取さなという存在を語るための歌」が多かったと思いますが、今回は一歩外側に出て、「こういうイベントを表現するために必要」という発想での楽曲群だったように思います(そういう意味では、去年の「ゆびきりをつたえて」から始まる「おしりぷり音頭」含む楽曲群からがそのモードであるともいえそうですが)。

 

制服名取パートは少しだけ前回を引き継いだメッセージ性のパート。モードがブルアカ配信のシュロをやっていたときを彷彿とさせていて少しニヤッとしてしまいました(というか、全編マスクのしたでオタク・スマイルしながらサイリウム振っていたのですが…)。名取さんは自分の表現物を作ることで自分の成果物に自分の生き方をアップデートさせていっている感があり、そういう意味では表現の発信者でもあり受信者でもあるという位置取りなのでさなちゃんねる民との一体感や共感も生まれているのだなとあらためて感じました。

 

本編終了後、スクリーンにタイトルロゴが出たあとにしばらくの沈黙があり、どこからともなく「あ、アンコールかあ!!」という声からアンコールが始まったのもさなちゃんねる民の空気という感じでとても楽しかったです。終演後はEX THEATER ROPPONGIでのライブが秋に開催されることが発表に。今までの生誕祭もライブではあると思うのですが、わざわざ1st Liveと銘打つからにはより音楽にフォーカスした内容にしてくるのではと期待が高まります。会場自体は筋肉少女帯のライブなどで行ったことがありますが、かなり広かった記憶があるので、あそこがピンクに染まるのがいまから楽しみです。