cali≠gari「cali≠gari 30th Caliversary”1993-2024″ cali≠gari TOUR 17 @ 小岩ライブシアターオルフェウス 2024/06/15 第1部」

ついにアルバム17のトゥワーが始まりました。まだ発売してないけど。
セトリも新アルバムの曲のみという大胆な構成!まだ発売してないけど。

 

■セットリスト
01. サタデーナイトスペシャ
02. 龍動輪舞曲
03. バカ!バカ!バカ!バカ!
04. 乱調
05. 化ヶ楽ッ多
06. 暗い空、雨音
07. ナイナイ!セブンティーン!
08. 恣
09. 東京アーバン夜光虫
10. 月に吼えるまでもなく
11. 沈む夕陽は誰かを照らす
En.
12.恣
13.バカ!バカ!バカ!バカ!

 

アルバム曲順に全曲演奏してアンコールでそのうちの2曲を再度という流れなので、実質完全再現ライブということになりますね。まだ発売してないけど。

 

この日はFC限定かつ「盗聴許可」とのことで、個人的に楽しむ範囲内で自由に録音してよいとのこと。私もスマホでやりましたが、レベルをミスって音割れMAX音源が生成されました。また、ベース村井研次郎の生誕祭公演でもあり、昼夜2部制かつ夜の後はMV撮影が行われたとのこと。私は昼のみ参加しました。

 

ほぼすべての楽曲がはじめて聴くことになったわけですが、全体を通して感じたのはエモーショナルな歌メロが多くて聴きやすく、かつベースプレイなどは新機軸も見られて刺激的なアルバムに仕上がっていそうだということでした。

 

既にライブ映像が発表されている「龍動輪舞曲」に代表されるように、ここ数作でのビートロックの遺伝子を強く受け継いだ系列の楽曲を軸に、「バカ!バカ!バカ!バカ!」のようなネタ的な曲、「乱調」のようなジャズ的雰囲気を漂わせた曲、「東京アーバン夜光虫」のような都会的な楽曲など今までのカリガリの語法がバランスよく混ぜ合わされた感触があり、ある意味で「16を経てからの集大成」感すら感じるかなと思いました。

 

青さん的には歌詞にも注目してほしいとのことで、石井さんの書く歌詞がさらにぶっとんできているもよう。最近はわかりやすい歌詞の方向性になってきていたと思っていましたが、聴いた感じだとそのわかりやすい方向性で培った伝え方を踏まえたうえでまた言葉遊び的なものが大々的に戻ってきているのかなとも思いました。はやく歌詞カードを見たいですね。

 

曲数も少な目でしたが、初演という特別感もありとても満足度の高いライブでした。これは来週の柏も行って、アルバムフラゲしちゃおうかな…。