17ツアーのファイナル公演に行ってきました!
■セットリスト
01.サタデーナイトスペシャル
02.反ッ吐
03.化ヶ楽ッ多
04.トカゲのロミオ
05.白い黒
06.恣
07.トゥナイトゥナイ ヤヤヤ
08.暗い空、雨音
09.香る終焉に3のアーキタイプ
10.そのまんま、KISS
11.隠されたもの
12.ダバダ
13.ミッドナイト! ミッドナイト! ミッドナイト!
14.ナイナイ!セブンティーン!
15.マッキーナ
16.乱調
17.東京アーバン夜光虫
18.月に吼えるまでもなく
19.沈む夕陽は誰かを照らす
En.
20.龍動輪舞曲
21.十七歳の地図
22.バカ!バカ!バカ!バカ!
23.クソバカゴミゲロ
アルバム「17」が各所で好評の中行われたツアー。その最中にも楽曲のアップデートが行われ、ツアーファイナルであったこの日には新曲を含む、パートの再録音などで更新された「17.5」も先行販売されました。他、野音でのライブを収録したブルーレイも発売され、物販もたいへん盛況でした。種類が多すぎたのか、なかなか列が進まず、2時間近く並ぶ羽目になりましたが…(コミケとかの物販みたいに、並んでいるうちに購入品を記載できる用紙とか、あれば助かるのですけど…)。
会場に入るとステージを広く使ったファイナルらしいセットが。中央のソファーと多数の照明が組まれ期待感を煽ります。開演するとさらにスモークの多用や降りてきた巨大な「17」看板が舞台を彩っていました。
セットリストはツアー中と基本は変わらず、17の楽曲群を軸に17.5の新曲を足したもの。ただしゲストのyukarieさん、秦野猛行さんが参加したことにより一層ゴージャスなサウンドとなっていました。いつもより会場が広めなこともあってか、音像はライブハウスよりもややボヤッとはしていましたが、ミドルテンポがおいしい曲の多い今回のアルバムには合っていたとも思います。
ツアー前半に複数回行っていたので楽曲の成長度合いを感じられたのも面白かったですね。「恣」「龍動輪舞曲」などはツアーを経て更に化けてきたと思います。新曲の「香る終焉に3のアーキタイプ」「ダバダ」もカッコよく、特にダバダは短いながらも多くの展開を見せて印象的でした。「東京アーバン夜光虫」も生のサックスとキーボードが加わるとぐっとエモーショナルになりますね。
中でもやはり印象的だったのは本編最後の2曲「月に吼えるまでもなく」「沈む夕陽は誰かを照らす」でしょう。前者はとにかく石井さんの歌が壮絶の一言でしたし、後者は秦野さんのピアノが広い会場に染み渡るように響いていました。そういえばこの日は青さんの髪が赤かったり、全体的な衣装や証明もなんとなくあの先輩バンドをリスペクトしている感がありましたね。
アンコール前には今後のライブ情報も発表され、中には活動休止前の作品を多分に匂わせるものも。アルバムツアーが終わったばかりですがまだまだいろいろ仕込みがあるようで、今後も楽しみですね。