Destrageの解散ツアーを観てきました。
2ndの頃に知ったバンドですが、ライブを観るのは初めて。
ジブリのメタルカバーアルバム「Princess Ghibli」でポニョを担当したことでも有名です。
Nimbus, Heart Of A Cowardの熱いパフォーマンスの後に2時間のロングセットでDestrageの演奏となりました。
■セットリスト
01.Twice the Price
02.Silent Consent
03.Symphony of the Ego
04.Back Door Epoque
05.Art for Free
06.Rimashi
07.Neverending Mary
08.Destroy Create Transform Sublimate
09.Purania
10.My Green Neighbour
11.Hosts, Rifles & Coke
12.G.O.D.
13.Where the Things Have No Colour
14.Waterpark Bachelorette
15.Before, After and All Around
16.- (Obedience)
17.Are You Kidding Me? No.
18.Breakdown Medley
Everything Sucks and I Think I'm a Big Part of It
Wayout
Smell You Later Fishy Bitch
Home Made Chili Delicious Italian Beef
To Be Tolerated
Hey, Stranger!
Trash for Sale
The Flight
19.Italian Boi
20.Panda vs. Koala
21.Jade's Place
中盤に3rd「Are You Kidding Me? No.」の再現パート(08~17)を挟み、全アルバムからも少しずつ取り上げた大満足セットリスト。人気のある2ndからも多めに選曲されていたのも嬉しいところでした。
どの曲でも彼らの魅力であるハチャメチャな展開とテクニック、そしてキャッチーなメロディが詰め込まれており、フロアの盛り上がりも半端ではなかったです。会場も満員で、特に後半は明らかに酸素が足りない感じになっていてなかなかの環境でした。
サウンドバランスはドラムが大き目で(安定したテクニックを堪能できたのでそれはそれでよくはあるのですが)ギターはやや小さめ。ただその中でもソロでのスウィープなどは飛び抜けて聞こえてきたりとツボはつかめる感じで楽しく聴けました。また、たまに配置されるアコースティックギターの音色もよいアクセントとして機能していてメリハリがついていました。
しかしやはり最高だったのは3rd再現パート。個人的にこのバンドで1,2を争う好きな曲「My Green Neighbour」も含まれ、終始ハイテンションで楽曲が並べられていく様は圧巻。演奏のタイトさ、ギターソロの見事さも期待以上で、まさに見たかったものが見られたという感動がありました。
ブレイクダウンメドレーでは曲を圧縮してたくさん詰め込んだとのこと。ほとんど1つの音(開放弦)だけで演奏できると言っていたように思いますが、確かにその通りで笑いました。
最後は2ndの大人気曲「Panda vs. Koala」「Jade's Place」で終演。
特にJade's Placeでは大合唱の渦で、物凄い一体感が生まれていました。
これで解散になってしまうのは正直惜しいですが、とてもよい体験をさせてもらいました。感謝です。