ANAAL NATHRAKH「ANAAL NATHRAKH JAPAN TOUR 2016 @代官山UNIT」

行ってきましたよANAAL NATHRAKH!

ANの前にはたっぷり4バンド。ブラックメタルフェスみたいな感じになっていましたね。

□Crucem(日本)
気合の入ったコープスペイントが印象的だったCrucem。
MCも一切なくひたすらに楽曲を演奏するストイックなスタイルがかっこよかったです。
終盤のオルガンによる荘厳な雰囲気からの轟音が心地よかったですね。


□暴君(台湾)
民族楽器を含んだ編成の暴君。
激しいサウンドながらも民族楽器によるメロディが際立っており、聴きやすいバンドでした。
お茶目なMCでうまく空気をつかんでいったなという感じ。


□Dark Mirror ov Tragedy(韓国)
クオリティの高いサウンドを聴かせてくれたDMOT。
キーボードが特に印象的で、ピアノの音色を効果的に入れていました。
轟音とピアノの組み合わせは個人的にツボです。終演後に物販でアルバム買いました。


Ethereal Sin(日本)
サウンドチェックから演奏力の高さが際立っていたEthereal Sin。
Wackenにも出場したということですが、さすがの安定感でした。
ギターのキレも良かったし、ドラムのタイトさにも感動しました。


□ANNAL NATHRAKH(イングランド)

01.Acheronta Movebimus
02.Unleash
03.Bellum Omnium Contra Omnes
04.Forging Towards the Sunset
05.Idol
06.The Joystream
07.Depravity Favours the Bold
08.In the Constellation of the Black Widow
09.When the Lion Devours Both Dragon and Child
10.Monstrum in Animo
11.The Lucifer Effect
12.Do Not Speak

En
13.More of Fire Than Blood

サウンドチェック時点から客席を撮ったりと会場を沸かせたAN。
観客のほうも待ちに待ったというテンションの高さで、最初から最後まで最高潮の盛り上がりでした。
サークルモッシュも大きいのができていましたし、メンバーもそれを見て嬉しそうでしたね。
音響面は多少残念で、特にギターは頑張らないと何をひいているのか聞き取れない程でした。
とは言え、生で聴く「Forging Towards the Sunset」や「In the Constellation of the Black Widow」はやはり筆舌に尽くしがたいものがありました。
このバンドの魅力は狂ったようなシャウトとクリーンによる感動的なメロディの対比、そしてドラムマシンによる無慈悲なビート。
ライブでどれだけ再現できるのか…と思っていましたが、ヴォーカルのシャウトはパフォーマンスの良さも相まってかなりのもの。
ベースのコーラスとの掛け合い等、なかなかアツかったですね。
けっこう曲数をやったはずなのですが、あっという間に感じました。
バンド側も好感触を得てくれたように思いますし、是非また来日して欲しいです!