cali≠gari「TOUR 16 -銀河鉄道の夜- @ HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3 2023/07/08」

■セットリスト
01.銀河鉄道の夜
02.リンチ
03.禁断の高鳴り
04.ケセ
05.狂う鐫る芥
06.赤色矮星
07.裂け目の眼
08.ギラギラ
09.紫陽花の午後
10.100年の終わりかけ
11.四畳半漂流記
12.都市人
13.ハイ!
14.マッキーナ
15.コズミック然れど空騒ぎ
16.淫美まるでカオスな
17.燃えろよ燃えろ
18.Engaging Universe

En.
19.切腹 -Life is Beautiful-
20.脱兎さん
21.混沌の猿
22.クソバカゴミゲロ

 

カリガリのツアー2日目にも行ってきました。
今回のツアーでは2回ごとに配布音源CDがもらえるので、あともう1か所で2枚目が入手できます。被らないでくれ~…。

 

セットリストは初日とほぼ同じ構成で、ベースはじまりの4曲目と中間部の7曲目~11曲目が入れ替わっていました。LOFTでは柱をはさんで横のほうで聴いたのでちょっとバランス的に偏りがある状態だったのですが、今回はしっかり全体のサウンドも聴くことができてよかったです。

 

SEとして星めぐりの歌が流れてからの銀河鉄道~リンチの流れはやはり美しく、いきなり世界観をアルバム16の世界に持っていくという意味でもかなり良いですね。序盤で村井さんのあおりパートを持ってきてベースリフではじめるという構成もブースト力があっていいなと思いました。ここの曲、日替わりだとしたら楽しみですね。

 

今回特に印象的だったのは初披露となった「紫陽花の午後」。カリガリは雨のSEから入る曲が複数あるのでどれが来るか予想できなくて楽しいです。繰り返すベースフレーズの上でゆったり流れるサウンドはライブで聴いても印象的でしたし、後半の5弦ベースを活用した低音から広がりのある立体的なサウンドも良かったです。ほかの曲をやるときにも5弦の影響が出ていたように思いますし、どんどんブラッシュアップされていきそうで楽しみですね。

 

アルバム15からの曲も多く、100年の終わりかけ~四畳半漂流記あたりは15ツアーにあまり行けなかった身としても嬉しいところでした。「Y! O! JOU! HAN!!Let’s GO!」はコールさせたがってましたが、けっこう事前に覚えようとしてないと難しいですよねこれ。

 

本編後半のマッキーナ~淫美の膝破壊ゾーンから燃えろよ燃えろ、Engaging Universeへつながる流れはやはり鉄板だなと思いましたし、石井さんの声もかなり復調していたように感じました。特にEngaging~は高音パートがないこともあり毎回超クオリティ。

 

MCでは自分たちのことを「おもしろおじさん」なんて言っていましたが、「カリガリにはまだ何かあるとおもっているからやっている」というような発言もあり、カリガリへのメンバーたちの意欲を感じさせられてこちらも嬉しくなりましたね。

 

アンコールはハイテンションな曲を連発して終わり。
コール&レスポンス曲が連発される様を見ると確かに前はこうだったな…という感じがします。
私は次回は柏での回に行く予定。各地を回って楽曲がどう成長していくかが楽しみですね。